元クラフト展(イエツァオグループによる)の参加作家で亡くなったセツ子さんの作品に向かって話をしているときふと”椅子作ってあげるね”と言ったことから作り始めた椅子だが素材がツルと枝のため座る機能を持たせるように作るのが難しい。
4本の脚でしっかり立つように横木で止めればいいがそれではセツ子さんが座ってくれない椅子になってしまう。
神様は依代に降りてくるとか、せつこさんもこの世の人ではない。
できれば初めから形を決めるのでなく後ろ脚や前脚の自然木やツルの形や表情を生かしながら作りたい。
何度も行き詰りながらとりあえず2作目完成。
高さ146センチ、幅42センチ。
角度を変えて。
後ろから。
前脚は切ったばかしのリョウブ、後ろ脚は16年10月の野外教室の素材として使った柿の枝。
バックに写るカンピザクラを偵察に行ったがまだ色づいてなかった。
前面の椿もまだ花は一個も咲いてない。