第15回クラフト展(イエツアオグループによる)の参加作家は妹のきんかんを除き全員東京からの出品だ。
遠く離れた金生町まで私を信じ大事な作品を送ってくれる。
ありがたいことだ。
毎回作品返送時に金生町の春を入れる。
山小屋方面へ行けばワラビやカンゾウが採集できる。
早苗出池より山小屋方面を写した。
山小屋の守り木のヒマラヤスギタダジロウとヤエコスギの近くに満開の山桜が見える。
行くと赤い新芽と花の咲き具合が美しい山桜だった。
満開に初めて遭遇で感激。
以前野外教室で素材にした将軍桜もこの花の咲き方と芽吹きだった。
山桜は個体により花や芽吹きの色が違うのが良い。
帰りに川原へ立ち寄る。
紫色の小花のオオカワジシャの花を荷物に入れたいから採集のため。
手前白い花はクレソン、右側が目当てのオオカワジシャの花で黄色はカラシナの花。
咲く前は食材として採集した。
食材になる植物ばかりではない。
このケシは麻薬になるので行政の目に付く場所に咲いていれば警告が来る。
大きくて美しい花だけれど。
ここまでは警告には来ないだろう。
金生町の春と一緒に作品を返送し、やっと私のクラフト展(イエツアオグループによる)が終わる。