容器として使われたガラス瓶が好きで捨てられないのがたまっていた。
生けたい好きな野草には曲がったのや短いのも多い。
そんな野草を生けるのにいい花瓶を作りたくて文京区で花の店野草(イエツアオ)を営んでいる頃瓶に穴をあけて作ったのがある。
今回第35回野草(イエツアオ)展のテーマは出雲阿国だ。
読んだ小説にはお国は島根県のたたらの子供として誕生した設定になっている。
そんなこともあり素材は鉄類を使いたいと思っていた。
丁度鉄と合う瓶があるので一輪挿しを作ろうとしたがなかなか創作が進まない。
それで穴をあけた瓶に銅線を組み込むことから始めた。
穴をあけた花瓶8個を並べ選んだのは3個。
穴をあけた面。
反対側。
同線は三つ編みした紐で固定。
穴をあけた面。
反対側。
コウゾの繊維を糸で巻き紐にしたのと既製品の紐で叩いて平たくした銅線を固定。
叩いて平たくした銅線はコウゾの繊維を糸で巻いて作った紐で固定。
第36回野草(イエツアオ)展の案内
日時 11月17日(日)~12月1日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 電話0896-72-6808
四国中央市金生町下分742
テーマ 出雲阿国