クラフト展(イエツアオグループによる)出品の作品創作のため毎年今頃山小屋へ通う。
近くにあるツルや枝などが主な素材だからだ。
ツルを編むのでなく縫っていく手法を始めたことによりツルでいろんな素材を組み込んだ作品ができ始めた。
毎年違った素材を縫い込む作品を作っている。
今回はイサムさんの椅子シリーズでツルで縫うことにより石を組み込むことができた。
花器を創作するのに石と桜の皮をツルで縫いこんでいくが石がうまく縫い込めない。
試行錯誤を繰り返しているうち桜の皮の薄い部分ががちぎれてきた。
重い石は組み込み困難だと判断し、石抜きでまとめる方向転換をした。
石を組み込むため数本のツルをその部分に使っているためどうしてもまとめられない。
解いてやり直すしかない。
解いているうち桜の皮が破けてきた。
断念。
とりかかって2日目、その日に完成する予定だった。
行き詰っても今やれることをあきらめないでやり続けていれば必ず完成すると確信していた。
今までにとりかかった作品を途中放棄したことはない。
ないような気がする。
そのことに落ち込む。
この思いを次に生かさねば。。
元気いっぱいで創作に取り組む前のさくらの皮と石。
第18回クラフト展(イエツアオグループによる)
日時 令和4年3月20日(日)~4月6日(日)10:00分~18:00分まで
場所 ギャラリー作唯
住所 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
参加者 広瀬瑛子 櫻沢孝枝 ケヤキ 川窪万年筆 中根繁子 小村澄子 長野和子 尾藤千代 イエツアオ