野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第3回クラフト展(イエツァオグループによる)にむけてNO5

2007-02-12 17:52:46 | アート・文化

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黒い絽の夏帯をほどいてバックを作った。

芯にしっかりした厚手の綿布が使われていたがきれいに黒くは染まっていなかった。

古い帯なので色落ちする可能性があるので洗ったら何回洗っても色が出る。

白くなるかも知れないと思ったらきれいな黒になって驚いた。

その布にパッチワークしてポケットを作った。

左側で少し光沢のある黒い布が帯の表布の絽です。

取っ手は長年使ったミシン用の皮のベルトです。

先日切れて新しいベルトに取り替えたので用済みのものですが使いこんでいるので良い感じの黒色になっています。

なんとなく使いたいものが自然に寄ってきた感じで作れました。

新作を作るとき良くこういう現象が現れます。

何かに作らされた感じです。

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花を生ける教室NO24

2007-02-11 18:06:07 | アート・文化

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はこべさんの作品ですが部分です。

今回のお稽古はバレンタインデーが近いので自分で選んできたチョコレートを花の中に組み込みます。

はこべさんは包装紙が気にいって買ったそうです。

器もいつものお稽古のとは違い取っ手の付いたバスケットです。

取っ手にラフィアでチョコレートを取り付けました。

ピンク色の八重と一重のラナンキュラスがバレンタインデーの華やかさにぴったりです。

右上のハンの曲がった花やふくらんだ芽が面白さを出しています。

今日、都忘れさんが昨日の夜から花粉症になったと言っていました。

ハンの花は風媒花で花粉症の原因の一つです。

私にとっては早春に咲く柔らかな緑色の花を楽しみたく帰省した時採集してきた木です。

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第81回国風盆栽展へ

2007-02-10 17:50:49 | 日記・エッセイ・コラム

東京都美術館で9日より始まっている国風展へ行ってきた。

地下の第1会場へ降りていく途中から梅の香りがただよってくる。

植物の動きのない一番寒いこの時期、もう何年も形式にのっとり飾られた国風展の盆栽たちに元気をもらい寒い冬を乗り切ってきた。

私が好きなのは主になる盆栽に添えられている草ものだ。

今年はヒトツバの類が多かった。

雪柳や丹頂草が多いときもあった。

なんとなく偏る事が多い。

今年会えて嬉かったのは冬やけし葉のしまった冬イチゴとまだエンジ色で棘のような状態の風知草の芽と、もうここだけ春、と言う雰囲気の澄んだ黄色の南部犬ナズナだった。

5年前より添え物を見るとき楽しみが一つふえた。

「花の店 野草」で2月24日~3月3日に開くクラフト展に出品してくれる光工房の鉢に添え物が植わっている事があるからだ。

今年はザンネンながら植わっている鉢はみつからなかった。

(光工房より一点使われていると電話があり私がみおとしていた。2月13日記)

主になる盆栽の中で好きだったのは葉は付いてないが大木を思わせる根張りと木姿のイチョウと、これも又葉は付いてないが紫の小さい実がいっぱい付いた紫シキブの盆栽だった。

沖縄からの盆栽もなんとなく本土の盆栽とムードが違っていて面白い。

夏伸び伸びと鮮やかに咲くブーゲンビリアの花が寒そうに花をいっぱい付けて盆栽になっていた。

鮮やかな苔が付いた土にカエデが植わった濃いクリーンの東福寺鉢も美しかった。

東福寺鉢はいっぱい使われていた。

9時開場より2~3分送れて入っただけなのに会場は人で溢れていた。

全国から盆栽好きが来ると言う。

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第3回クラフト展(イエツァオグルー プによる)に向けてNO4

2007-02-09 17:58:07 | アート・文化

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はこべさんより作品が届きました。

今回は小枝に向かい合ったみたいです。

ネズミモチの枝を組み合わせた写真立てなのでさっそく第三回クラフト展のDMを立ててみました。

面白い位置で写真が止まりました。

DMに押されている丸、三角、四角の版はハッポウスチロールで作り、アクリル絵の具を塗り一枚一枚押して作りました。

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持ち込まれた小枝の写真立てです。

上の3個は壁にかけるとスカーフやペンダントかけになります。

小さな枝のちょっとした歪みやでこぼこを面白がり優しい気持ちで向かい合って出来た作品です。

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花を生ける教室NO23

2007-02-08 19:08:51 | アート・文化

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けやきさんの作品ですが部分です。

今回のお稽古は少し早いのですがバレンタインをイメージしたお花を生けてもらいました。

セロファンで包まれたチョコレートがお花といっしょに生かっています。

右端と真ん中あたりにペインテイングされた不思議な形をしたものも生かっています。

イスの木の実です。

今回のクラフト展(2月24日~3月3日 花の店野草にて)での作品作りの途中、ペインテイングした時点で持ってきたものですがあまり可愛いので生け込んでもらいました。

何の違和感もなくおさまっています。

今回のお稽古の作品はお父さんと小けやきちゃんへのプレゼントです。

小けやきちゃんを保育園に迎えに行っている間にセロファンで包装しておきました。

一緒にとりに来た小けやきチャンはそれを見てとても嬉そうでした。

けやきさんが言うには「お花の中にチョコレート生けたよ」と言うと「かえって食べようネ、歯磨きするから」

と言ったそうだ。

3歳の小けやきちゃんにはまだバレンタインの意味を理解するにはちょっと早すぎるみたいだ。

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第3回クラフト展(イエツァオグルー プによる)に向けてNO3

2007-02-07 18:36:33 | アート・文化

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帰省した時コヒーカップを作ったのが光工房で焼かれて届いた。

今日は銅線で取っ手を作り仕上げた。

土ものに銅線を合わすと軽やかになるし壊れぬくい。

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取っ手が壊れたコーヒカップに銅線をつけると思わず使いやすくモダンに生まれ変わった事から出来たデザインだ。

このカップの取っ手は穴を開ければ銅線の取っ手がつけられる所を残して壊れた。

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信楽の土で作った器に光工房では赤松灰の釉薬をかけてガラス片を入れてくれていた。

銅線を差し込む小さい穴を上下に作った。

思わぬことから新しいデザインはできる。

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デビラと小槌

2007-02-06 18:22:49 | 日記・エッセイ・コラム

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デビラが届いた。

瀬戸内海沿岸に育った私にとってはとても嬉しい贈り物だ。

冬の帰省の時はお土産に製造元へ買いにいく。

とれたばかりのカレイのはらわたを数人の人が手作業で取っている。

でも嫌な魚くささはない。

カレイを乾かした物がデビラと呼ばれる。

一月中旬に買いに行った時「このデビラは今年の海でとれたものだヨ」と言われて嬉しくなった事もあった。

食べ方は乾いてそっくり返っているのを叩いておせんべいのようにする。

弱火でじっくり焼くと頭からパリパリ食べられる。

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いっしょに写っている小槌で叩いて平たくしたデビラです。

この小槌は瀬戸内の海岸で打ち上げられていた流木で作りました。

子供の頃小槌で叩いたデビラを食べさせてもらった思い出があり、金槌でなく小槌で叩いたデビラを食べたかったからです。

特産物のデビラを差し上げる時はいつもこの小槌で叩き平たく骨まで食べられるようにします。

乾かしただけだとそっくり返っているので上手に焼けなく、骨は硬くて食べられません。

美味しい特産物があるネといってもらいたい為に

時間をかけてこので小槌でトントン叩きます。

わりと好きな作業です。

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第3回クラフト展(イエツァオグループによる)に向けてNO2

2007-02-05 17:59:17 | アート・文化

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存在感がありはきやすいパンツが欲しく、着物地などで作っていたのですが今回はバイクに乗っていても寒くないように、布を貼り付けたパンツを作りました。

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幅をたっぷりとっているのではきやすく、すそはじゃまにならないようにカフスで絞りました。

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テッシュカバーです。

5種類の布で3本のパンツを縫ったほんの少しの残り布で作りました。

数センチの残り布でも生かしてあげようとの気持ちがあれば立派な飾り布になってくれます。

あまり考えず飾り布をミシンで貼り付けていくのですが出来上がると思わぬ模様になっていて、楽しい布遊びになりました。

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花をささげる

2007-02-04 18:40:31 | 日記・エッセイ・コラム

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今日はこの花器を見に来た。

花をささげる花器としては最高だと初めてめぐり合った時は嬉しくて仕方なかった。

さぎれなく一輪、水がいっぱい張られているので濁ることも少なく居心地がいいだろうし、チョット寄りかかっているのでらくだろう。

花好きで信仰心の厚い人が作ったと思う。

何時来ても一輪ささげられている。

とても気持ちの良くなる場所だ。

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元禄時代に作られたと書かれていた。

300年以上誰かの気持ちで花をささげられ続けてきたお地蔵さんだと思うとありがたい気持ちになる。

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青空に紅梅もきれいだった。

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花を生ける教室N22

2007-02-03 18:47:50 | アート・文化

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はこべさんの作品ですが部分です。

ストロベリーキャンドルの魅力的な茎の線を横の線で生けました。

左側に写っているグリーン2種は下がコウヤマキ、上がエンコスギです。

2種共とても水持ちの良い枝です。

コウヤマキは去年の4月式根島野外教室の下調べに行った時採集してきた枝です。

条件の悪い冷蔵庫の中でも新芽を出し成長し自然に育ったものにはない風情をだしています。

はこべさんはそういう風情を喜んでくれます。

エンコスギは今年田舎の山で採集して来たものです。

夏の帰省まで冷蔵庫の中で田舎の香りを振りまいてもらいます。

仕事用の花と共にいろんな植物が冷蔵庫の中で暮らしています。

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花を生ける教室NO21

2007-02-02 20:24:50 | アート・文化

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こでまりさんの作品ですが部分です。

ストロベリーキャンドルの魅力的な茎をメイッパイ長く生けたのにつられてピンクのラナンキュラスと白いピンポン菊も長く生けたみたいです。

こでまりさんが嬉しそうに言うにはピンクのラナンキュラスを白いピンポン菊より1センチ長く生けたそうです。

彼女は子育ても終えご主人との2人暮らしです。

私には1センチ長く生けたピンクのラナンキュラスと白いピンポン菊の花が仲の良いこでまりさんご夫婦に見えます。

下に生かっている花達もとても嬉しそうです。

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下の方に生かっている花です。

こでまりさんはお地蔵さんめぐりが好きで今回も先日訪れたお地蔵さんの話をしながら生けていました。

チュウリップの葉に包まれた紫のカンパニュラがなんとなくお地蔵さんふうです。

よくお花をお地蔵さんに見立てて生けてくれます。

とても気持ちよくお花と遊んだようです。

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飛べたらいいなー

2007-02-01 17:55:57 | 日記・エッセイ・コラム

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メタセコイヤの木にカラスが巣を作っていた。

子育ての時は柔らかい葉に覆われさぞ気持ちのいい場所だっただろう。

冬の青空をバックに枝だけになったメタセコイヤの木にカラスの巣がいいポイントになっている。

私が飛べるのならもう2~3箇所に巣を作りたいなどと考えた。

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飛べない私は2006年5月の式根島野外教室では、絶壁のがけ崩れの為すべり落ちた松の大木の根に、茎が4センチもあるハマウドをからめ青空をバックに写した。

ハマウドをセットする時も撮影する時も急斜面で柔らかくズルズル滑る土を踏みしめ本当に苦労した。

飛べるのが羨ましいと思った一日でした。

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