野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

タイムスリップ

2007-04-12 19:22:43 | 日記・エッセイ・コラム

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年2回しか開放されない東博の庭園が今開放されている。

”目垢”・・・が付いてない貴重な庭が見えると勇んで行ってきた。

入ってすぐくず家みたいな建物があった。

http://blog.goo.ne.jp/nasubi61suika61/d/20070221

江戸時代川村瑞賢が建てた休息所らしい。

傍へ行くとヒノキの良い香りがした。

良く見ると屋根が新しいヒノキの板で修理されていた。

木の香りというものはすごいものだ。

Img_2608

前面の赤色もすぐ後ろの若草色もモミジの芽吹きで、左後ろはズタジイで右後ろはイチョウです。

Img_2609

茶室の庭に敷かれている石ですが、木の根っこも仲良く組み込んでいました。

そんなに広い庭園ではないのですが木をたっぷり使った昔の建物が、たっぷりの木々の中でゆったりと守られてたたずんでいました。

とても良い時間をすごさせていただきました。

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花を生ける教室NO34

2007-04-11 19:47:17 | アート・文化

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こでまりさんの作品ですが部分です。

ただ咲いているしゅんきくの花を写した写真とは違うと思います。

比べてみてください

http://blog.goo.ne.jp/nasubi61suika61/d/20070409

ほんの一部でも生けた人の作品です。

Img_2571_1

さくらさんの作品ですが部分です。

さくらさんは毎回御稽古の花を写し、2月に開くクラフト展に出品します。

http://blog.goo.ne.jp/nasubi61suika61/d/20070228

とてもユニークなとらえ方の写真で毎年楽しみにしています。

チョットマネてみました。

前面の花はグリーンベル、手前のピンクはプチアスター、後のピンクはばらの花です。

ブルーはデルフィニュウム、黄色はアルストロメリアです。

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花を生ける教室NO33

2007-04-10 18:52:40 | アート・文化

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よもぎさんの作品ですが部分です。

先日紹介したしゅんきくの花が左側に写っています。

よもぎさんは「葉が可愛い」といっていました。

食べる為の葉とは別ものの感じです。

真ん中に写っている茶色の花は荒川河川敷で始めて採集した花で名前は分かりません。

葉もなくニョキッと出ていました。

前面に写っているのはシダの新芽です。

よもぎさんは右側に写っているイヌムギの思い出話を生けながらしてくれました。

3歳の時、4歳の友達と遠出して遭難(帰れなくなった)したそうです。

お腹がすいて仕方なくなった時、4歳の友達がイヌムギを見つけ「食べれるんだヨ」と教えてくれ、白い実を取り出し食べてもおなかが大きくならず悲しくなって来た時、おじいちゃんに助けられしかられた話です。

私はまだイヌムギの実を食べた事がありません。

この思い出話を聞いて食べてみたくなりました。

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しゅんきくの花の花材

2007-04-09 18:49:19 | 日記・エッセイ・コラム

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鉢植えのしゅんきくに花が咲いた。

9月に種をまき寒いころ何回も芽摘みをして美味しく食べた。

その後暖かくなるとぐんぐん伸びて毎年花をつける。

花市場でもマーガレットやデージーなど良く似た花が売られるがしゅんきくの花は売られていない。

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とても可愛い花なのに。

華やかに咲かされた花もいいが、大きな仕事を控え地味だが強さを秘めたような野菜の花が子供の頃から好きだった。

ナスの花、ジャガイモの花、キュウリの花いろいろ。

咲きはじめると「花を生ける教室」の花材にする。

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桜の葉のオリーブ漬け

2007-04-08 19:03:48 | 日記・エッセイ・コラム

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満開から一週間、今日は一面に花びらが散ってる桜の木の下で胴ぶきしている新芽を摘んできた。

満開の時でも花が咲いている枝は芽ぶか無くても根っこの辺りでは芽ぶいている。

この新芽を塩漬けした後塩抜きして細かく切りオリーブ油につける。

しばらくは毎朝たっぷりパンに塗って食べるのが楽しみだ。

桜の良い香りがして少しほろ苦い。

もう少し葉が大きくなった時、乾かしてお茶にしようとキレイな葉を採集して洗い、新聞紙の上で乾かしていたら黒いゴマみたいなものが落ちていた。

よく見たら虫の糞だった。

出たばかりのキレイな葉だと思っていたけど、虫はすばやく卵を産みつけていたらしい。

虫達との競争は大変だ。

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梵字あそび

2007-04-07 20:11:47 | 日記・エッセイ・コラム

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梵字が少し分かりかけるとお寺へいくのが楽しくなる。

http://blog.goo.ne.jp/nasubi61suika61/d/20070401

先日谷中墓地へ花見にいた時もお地蔵さんを表す梵字が書かれている仏像を見つけて嬉しくなった。

梵字の名称はバラモン教の創造神ブラフマン(梵天)からきてるらしい。

インドのブラーフミー文字から始まり中国に渡り、最澄や空海により日本にもたらされ多くは密教系の寺院でいまだに使われ続けている文字だ。

身近に感じる文字ではないが般若心経の「ぎゃていぎゃていはらぎゃてい・・・」の響きなぞは知らないうちに体にしみついているから不思議だ。

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先日行った与楽寺の角塔婆の梵字もキャー、カー、ラー、バー、ヤーと読めた。

http://blog.goo.ne.jp/nasubi61suika61/d/20070329

一冊読むと次々梵字の本が手に入る。

本当は表音文字だが表意文字になると呪文になるというのも面白い。

一人で遊ぶには楽しいい世界みたいだ。

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花をいける教室NO32

2007-04-06 19:49:08 | アート・文化

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けやきさんの作品ですが部分です。

今回はピンクのスプレイバラの位置を決めるのが難しかったといっていました。

白い器の周りに置いているのは石です。

「花を生ける教室」では花器がひっくりかえる以外何をしてもいい事になっています。

今日の花材には枝ものもあり少しバランスが取りぬくかったらしくさっさと石で補強していました。

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右側に写っているのはアカメガシワです。

http://blog.goo.ne.jp/nasubi61suika61/d/20060805

真ん中に写っている赤い新芽はカナメモチです。

新芽といえば柔らかい緑を思い浮かべるのですが赤や茶色の新芽もわりとあります。

左側に写っているのはイヌムギです。

穂が出たばかりで花は咲いていません。

今年初めて採集したイネ科植物です。

けやきさんもこういう植物達を面白がってくれます。

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タンポポ まるごと食べる

2007-04-05 18:40:21 | 日記・エッセイ・コラム

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雨上がりなので土は堀安いだろうと数年ぶりにタンポポの根を採集に行った。

小さいハサミで掘り出すのは難しい。

それでも泥だらけになりながらキンピラに出来るぐらいは採集できた。

タンポポもごぼうもキク科で根はごぼうに似ている。

根をタワシで洗うのが大変だ。

小さく切ってもごぼうのようなアクはでない。

丁寧に油で炒めキンピラタンポポにした。

以前まだ花の咲かない寒い頃作ったキンピラタンポポほどは美味しくなかった。

食べるまでにとても手間のかかる料理なので手が冷たくても美味しく味わえる寒い頃又挑戦しようと思った。

もしタンポポを品種改良してごぼうのようなスラッと伸びた根にしたらアクも出ないし良い食材になりそうだ。

葉も使えるし・・・・・

今回の葉は塩もみして水洗いし、細かく切ってナットウと和えた。

花の色はてんぷらにしても残るので飾りつけに使える。

焼酎につけてタンポポの花酒にしても楽しめる。

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イタドリ (酸っぱさを味わう)

2007-04-04 19:27:48 | 日記・エッセイ・コラム

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石垣の間からイタドリの少し赤みがかった新芽が出ていた。

よく肥えた土から出た新芽の茎は太くて水々しい。

ポキッと折って皮を剥き、食べると酸っぱいがスキッとした味がする。

今回採集したイタドリは石垣の間から出ていた根性のあるイタドリだが細くて茎の皮を剥いて食べられるほど太くない。

半分を塩もみして水洗いし細かく切ってチリメンジャコと炒めてみた。

独特の酸っぱさも程よく残り少しぼそぼそした歯ざわりが面白い。

酒の肴にいい。

半分は湯がいてみた。

湯がくと白っぽくなった葉を2センチぐらいに切、豚肉と炒め少しだしをいれ煮含めた。

やっぱり独特の酸っぱさが残るが塩もみ炒めよりまろやかで歯ざわりのぼそぼそ感も少なくなる。

ご飯のおかずにいい。

ほろ苦さや独特の香り、歯ざわりと同じように酸っぱさ、というのも食べられる野草にとっては大事な要素だ。

年一回ぐらいは味わってみたい。

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花を生ける教室NO31

2007-04-03 17:49:22 | アート・文化

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はこべさんの作品ですが部分です。

もう野の花達も咲き始めています。

右側のムラサキハナナ、左側はピンクのオギザリス。

前面はカラスノエンドウ。

もう実もなっていました。

6月ごろ実は黒くなりはじけます。

草や木の実でリースを作っていたころ、はじけた黒い殻が欲しくてよく採集にいきました。

誰もいない野原で一人採集していると殻がはじける音が聞こえます。

とても懐かしい思い出です。

http://blog.goo.ne.jp/nasubi61suika61/d/20061015

豆科の花は色が変わりやすいのですが、採集したばかりで花の色は鮮やかなうえ小さい実も付き可愛いツルまで付いているカラスノエンドウを見た時、こべさんは歓声を上げ、野の花達の細い茎を丁寧に吸水製スポンジに挿していました。

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花吹雪で果実酒

2007-04-02 19:36:06 | 日記・エッセイ・コラム

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吉野桜はアッという間に散るから騒がれる。

ヤマブキだって咲いていた。

でもまだしばらくは楽しめる。

ヤマブキの紅葉は12月頃花に負けないぐらいの鮮やかな黄色になる。

毎年その頃野生のヤマブキを採集してくる。

水上げすると葉はすぐ散る。

グリーンのしなやかな枝になったのを「花を生ける教室」の花材として使う。

グリーンの枝だけだったのに二月ごろ黄色の花が咲く。

上手に水上げが出来ないと咲かないが咲くと感激する。

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朝満開の桜の花見をして夕方より日本橋の三越へバイクで院展を見にいった。

明るく力強い片岡珠子や静かで力強い荘司福の絵が見られないのは寂しいと思いながら、帰る途中なので夜桜を見に不忍池へ寄ってみた。

歩き始めたが人が多くて進まない。

諦めて帰る途中谷中のお寺の桜がとてもきれいだった。

しばらく一人で夜桜見物をしていたが、もうセメントの上に花びらがイッパイ散っていた。

朝満開だったから散ったばかりだと思うので持ち帰り焼酎につけた。

どんな味になるのか楽しみだ。

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谷中墓地の桜

2007-04-01 17:46:05 | 日記・エッセイ・コラム

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上京して3年間谷中墓地のすぐ傍に住んでいた。

それでついつい桜の頃となると足が向く。

今日も満開の桜の下をのんびり歩いていたら桜の枝に飾りが付いていた。

花と酒に酔った勢いで遊んだ後だろうと見ていてふと思い出した。

30年前4,5人の仲間と宴会後谷中墓地へ花見に行った。

丁度登れそうな桜の大木があたので皆で登って目線状でみた花の美しさを。

その後数回真夜中 仲間と登って花見をした事を。

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5年ぐらい前より谷中の天王寺に知り合いが眠っている。

花に誘われて来たと手を合わせに寄るのも行事になった。

写真は天王寺のもみじの新芽と谷中墓地の桜です。

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谷中墓地にいくまでに三ケ箇所、花見の為立ち寄った。

この桜の紅葉には楽しませてもらった。

http://blog.goo.ne.jp/nasubi61suika61/d/20061130

今日も満開の桜を楽しんだ。

店を開店すると宅急便で友達よりウイスキーが届いた。

今夜はいつもの果実酒でなくウイスキーで、今年も又良い花見が出来た祝い酒にしょう。

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