歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

為替戦争・神々の戦い

2013年03月12日 20時05分09秒 | 戦争
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37323
まだ先が見えないユーロ危機。

通貨戦争の後半は2015年から始まると予測しました。ユーロを見ても
分かるように、リーマン後の借金、失業率や不景気はますます悪化しています。
人権意識の高いユーロ人が緊縮を我慢できるわけが有りません。

我慢強い日本人でさえも、国の借金が膨大にもかかわらず、財政出動を掲げる
安倍政権が誕生したぐらいですから。ユーロも緊縮政策は不可能でしょう。

又仏英米と独の時代の発展段階は異なると言いました。つまり日本同様に独の
資本主義は2141年まで続くと思われますので、やがて資本主義が崩壊する
英米仏とは、政策が乖離しはじめます。つまり遅かれ早かれユーロは
分裂すると言う事です。既にイギリスはユーロ離脱の方向に
傾いています。後は独仏が対立すれば崩壊です。

2015年に先進諸国の株式市場が崩壊すれば、前回の崩壊後に円高となったように
2007の124円から2012年1月の76円まで円高になったように
先進諸国は通貨の垂れ流しを行い≒緊縮財政の反対=近隣窮乏化策
を行い、一人日本のみが再び十分な通貨を出さずに、
史上最高の円高が予想されます。

従ってユーロ危機は少なくとも金価格が暴騰・暴落するまで、又はすべての先進国同様
2018年まで続くことが予想されます。これはドル・ユーロの為替サイクルからも
予想されますし、日本の最後の株崩壊、米の株崩壊からも予測されます。

特に米はオバマ氏と共和党の対立は深く、現在強制削減と言う名の連邦予算の
一律カットが進行しています。場合により大きな混乱が予想されると言う事です。

好きなだけドルを刷りながら金融で儲けようとする勢力とお金の価値を守り、
紙幣量を減らし、税金を減らして資産を守ろうとす勢力との、
支配者同士の方針の違いによる戦いと言えます。

お金の問題が今米の政治の全てと言う事です。従って世界でのアメリカの軍事
プレゼンスが減って、中国・北朝鮮がのさばってくる可能性が大です。

勿論このような状態、金融機関は好きなだけ国からお金を融通してもらって、
稼げるだけ稼ぎ=彼らはむしろ暴落や不景気で儲けます、国民は緊縮で
貧しくなっていく。この矛盾がマルクスの言う金融帝国主義の最後
であり、国民の怒りは武人の怒りとなり革命が起こるのです。
 
しかし心配無用、日本の革命は2138年前後ですから、今の貴方はまだまだ
日本資本主義のマネーゲームをたっぷり楽しむ時間は有ります。
“時代の波乗りを楽しむ”我々庶民にはこれしか有りません。
何故なら支配階級では有りませんから。

戦いは支配者階級同士≒神々のy戦いでやってもらいましょう。


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これが武人の時代の特徴です

2013年03月12日 17時31分40秒 | 政治経済
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130312/chn13031213210002-n1.htm
決して西側の制度・政治制度は真似しない。中国共産党幹部曰く。

これが武人の時代の特徴です。たとえ武力で国家が崩壊しても政治制度は基本的には
変わりません。これを理解できないと、中共は資本主義になるとか、なったとか
なりたいとか、温家宝首相のように政治改革を掲げたりするのです。

時代が進歩すれば資本主義になるとかいう非歴史的な発想になるのです。
むしろ、民主主義や、資本主義は歴史では珍しい部類の社会形態です。

それは、話し合いで織田信長に、選挙やお金で支配者を決めましょうと呼びかける
のと又は徳川家に交互に支配者を出し合いましょうと、呼び掛けるのと同じです。
これは歴史にはあり得ない事でしょう。これが我々が対処
できない時代の流れと言う事です。

武人の時代=共産主義が崩壊しても、民主主義や資本主義とは関係ないロシアの
流れを見ればわかる事です。武人の時代の次は絶対王政=知恵者の時代なのです。

ローマが滅んで、ローマの民主主義や市民主義等も崩壊したのです。近代の
最近登場した資本主義も今まで見てきたように、オバマ・オランド
等と社会主義者が台頭し資本主義は崩壊しつつあります。

ローマの期間は色々説が有ると思いますが、紀元前後800年間と見ると
理解しやすいでしょう。つまり紀元前400年余、更に紀元後
400年余を足して、800年前後とすれば、ローマは武人の時代、
絶対王政の時代、富者の時代の三つを含むと理解できます。

日本で云えば、鎌倉幕府崩壊の1333年からの戦国時代、1605年からの
徳川絶対王政そして明治以来の現代の資本主義を含む時代と考えると良いと思います。

イギリスで云えば、1215マグナカルタから始まる武人の時代、1485年から
始まるチューダ絶対王朝、そして産業革命後の資本主義1755~2025年
を含むと理解すれば理解しやすいでしょう。どちらの絶対王も顔が大きく
感じますが、気のせいでしょうか?




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国家の規制が始まる・社会主義の序曲

2013年03月12日 15時48分05秒 | 金融・経済
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MJIQI96JIJWG01.html
バンカーの賞与を規制すべきかどうかで激論。

アメリカでもリーマン後に多くの銀行が本来は潰れてしかるべき時に、国家から
膨大な資金を注入してもらい、生き延びましたが、その時の彼らの賞与や
給料は変わらず、いやむしろ前年よりも高く貰い、多くの国民の非難を
浴びましたが、彼らは全く聞く耳を持ちませんでした。


これが金融帝国の末期です。仏では逆に社会党のオランド大統領による、富裕層の
増税が問題になり、多くの富裕層が仏から逃げでしています。仏の俳優
ジェラール・ドバルデューがロシアの国籍を取り話題になりました。
あの綺麗な女優モニカ・ベルッチとバンサンカッセルのカップルも
仏を脱出し南米へ。時代の急激な変化が分かります。

ロシアは知恵者の時代に突入と言いましたが、まさに金がある俳優や有名人は
居心地の良い国になります。もはやあの暗く重く怖い
ソ連共産主義では有りません。

まだドイツは資本主義が日本同様に最後の100年が残っていますから、当然
仏や英米とは異なります。民間の給料を国家が決めることは出来ないでしょう。

しかし英米仏は国家が決める時代にやがて突入です。つまり社会主義体制への
地ならしです。急に共産主義が出ることはないと思いますが、しかし
東洋が勃興し始めた今、西洋の没落は避けられないのであり、
その没落次第では、清帝国滅亡後の中国になる恐れは十分あります。

つまり、共産主義の台頭です。マルクスの予言が始まるのです。世界の最近の動きは
正にマルクスの正しさを表しています。



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