歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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貴方はいくつの真実を見つけられるか!

あり得ない中華帝国の崩壊

2013年03月20日 19時08分18秒 | 崩壊
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37384?page=3
中国の再度の革命・共産党崩壊を示唆する人々。

やはり歴史の勉強は必要である。米国の資本主義の初期は正に、今の中国の様であり、
日本の初期資本主義は、女工哀史、娘の身売り、唐ゆきさん、満州侵略と600万人の
第二次大戦の犠牲で成り立ったのです。

イギリスの産業革命も婦女子の煤まみれの長い奴隷労働で成り立ったのであり、それに
マルクスは資本主義の崩壊を感じ取ったのであり、歴史は、豊かになる時代の初期は
悲惨だったのです。豊かになった資本主義先進諸国から今の中国を判断しても
、マルクスが半分間違えたように、時代判断は難しいものです。

皮肉なことに、豊かでは有るが、その資本主義国が社会主義化しつつあるのであり、
今の中国はむしろ富裕層に有利である。どっちもどっちと言う事でしょう。

共産党の対策は分かりやすい。地方役人の腐敗を取り締まり、庶民のやんや喝采を
浴びれば良いのです。その為には中央への政権集中がますます強まります。
共産党に有利に働くのです。むしろ地方の軍閥は弱体化させるチャンスです。

真の共産党独裁が強化されることは有っても、当分共産党弱体化はないでしょう。
共産党が滅びる時は、それ以上に武力のある地方軍閥の登場と政権掌握。又は
地方軍閥毎に分裂し、各地に軍事独裁政権が誕生する時でしょう。

むしろ軍事的・政治的・民衆の安全と言う事からは、状況の悪化が想定できます。
1725年に誕生した、ロシア帝国=武人の時代の皇帝・ツアーリは残虐な事を国民・
農奴・ユダヤ人などに行い、結果としてユダヤ人が共産革命を行いましたが、結局は
スターリンによる更なる国民の大虐殺・1600万と言われる虐殺につながったのです。

このソ連帝国も、270年の時間が来たので、熟した柿が落ちるように崩壊したのです。
時代が崩壊するには、子孫の三代の三回、30x3x3=270年が必要なのです。
中国共産党が崩壊するときは、当然内戦になりますから、
生産はストップし国民は再び飢えます。

毛沢東の文化大革命では3000万人以上が虐殺されたと言います。もし崩壊なら
過去のソ連を例にとれば、中国では1億人以上が虐殺されると考えられます。
そもそも、日本を経済的に追い越したと喜んでいる彼らがそのような
事態に耐えられるとは思いません。

其れよりも、自国の台湾の解放戦争、日本との尖閣戦争が国民は選ぶでしょうし、支配者も
そのような方向に向けるでしょう。その方が国民の不満をガス抜きできるし、実際何十年も
日本を憎む様に教育してきたのですから、彼らから見れば台湾解放を邪魔する米と
日本は邪悪な国民なのです。その結果は言わずと知れた、国内緊張を対外戦争へ
向けることです。日本だって20倍もある米との戦争を疑いもしないで
国民は参加したのです。資本主義でもこの様な事が出来るのです。

ましてや帝国主義の共産国家中国は日本との戦争は楽しみにしていると思います。
通常戦力で不利になれば、核で脅せば済むことです。日本を屈服させるは
朝飯前と思っていることでしょう。核がないと実際そうですが。

それを分からない日本人が単なる歴史健忘症なのです。しかし、日本や周辺国と戦争をした
場合、勝っても負けても経済は疲弊しますから、その時が共産党の崩壊の時でしょう。

特に日本と本格的に争えば、日本はベトナムやフィリピンではなく、あの20倍の
米、更には全ての西欧の軍隊と戦いアジア全域を支配した日本であることが
実感として分かりますから、その時が共産党の崩壊の時でしょう。

日本との勝っても負けても、中国共産党は崩壊します。この様な事態にならないためにも、
米のとったソ連の封じ込め戦略と、核の均衡政策は大切な歴史の教訓です。





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立つ鳥跡を濁す・白川的カルト経済学

2013年03月20日 12時27分54秒 | 金融・経済
http://www.ustream.tv/recorded/21736165
日銀白川総裁辞任会見。

私の独断の印象は、教科書オタク秀才、カルト経済学者が金融政策理論の不完全さを認めつつも、
自己弁護と非建設的な意見で去ってゆく姿である。前のブログで教義のみに共感する
宗教原理主義の怖さ、人の感情に共感できず、教義のみに共感する理不尽さを
書いたが、その匂いがプンプンである。

彼が全く経済理論の大法則を理解していない、経済カルトで有ることが分かります。
なぜこの様な、脳なしの経済学者が日本のトップになったのでしょう。
日本の社会の弱点が垣間見えます。

本来知恵者をコントロールし社会の役に立てるようにするのが政治家=リーダーの仕事
で有ったが、何故か日本では、知らぬ間に知恵者=国家官僚が国を乗っ取り、日銀法
改悪で独立させて、いじめられっ子のような教科書オタクが、成人して社会に
復讐している様子が浮かびます。教祖が社会に復讐したように。

人の上に立つものは、人間社会の幸福を優先する以上、他人の不幸や民衆の不満を
聞くために、庶民の街に出かけ、タクシーの運転手と話をし、スーパーで主婦と
会話をしなくてはいけません。それで自分の政策がどのような効果を
齎しているかが理解できます。

智恵のみではなく、人間として、他人の幸福や喜怒哀楽を理解できる人格が必要です。

会見の主張とその問題点。


1.曰く。経済は貨幣的現象で有るが、すべて貨幣的とは言えない。

  ー勿論そうであるが、基本は貨幣的現象であり、其処に人間の感情が加わり、予測不能性
   が齎されるのです。100%貨幣的現象なら分析科学であり、経済では有りません。
   しかし、素人の私でもある程度分析が出来、予測が当たるのは、基本は貨幣的≒物理的
   現象が主体と言う事です。
  -自らの政策・貨幣の操作が良い結果を齎さないのは、国民感情のせいと言うのでしょうか?
  -その一方で、言葉による日銀の市場操作の危うさを問題視している。


1.曰く。日銀は呪文を唱える組織ではない。日銀が言葉による市場操作を行う事は
危うさを感じる。

  -言葉で説明しないなら、手旗信号が良いと言うのでしょうか?そもそも言葉で市場が動けば
   安いものである。FRBの議長や、今回の阿部総理の発言で市場が動いたことに
   嫉妬しているようにも聞こえます。そもそも日本人の最大の欠点は、論理的に
   考えず、論理的に言葉で説明しない事です。

   秀才の言う事を黙って聞けと言われても、東大卒の人間が世間で浮いていて且成功者は少なく、
   サリンをばらまく医師まで作る大学卒の人間をどのようにして信用しろというのでしょう。

   そもそも言葉のアナウンス効果は限定的です。だから経済学と言う学問が有り、
   貨幣的に≒物理的に研究するのです。これは彼の得意とする分野で有るのに、
   単なる政治家の言葉に目くじらを立てるのです。なんと嫉妬心の強い人でしょう。

   経済は主に貨幣的現象で有る以上、言葉による効果は限定的です。云えばいくら言っても
   1ドルは200円には絶対なりません。いくら言おうが心配ないのに彼はそれに
   疑念を呈するのは、経済学の理論を信用していないか又は理解して
   いないという事です。


1.曰く。市場との対話は必要であるが、彼らの要望が全体としてみて経済に良い
     とは必ずしも言えない。

   それなら誰の要望が、全体として経済に良いのですか? 資本主義市場でないなら何処です?
   白川さんの対話の相手は? 共産主義の議長ですか? 独裁政権の大統領ですか?
   それとも、市場経済≒現場を知らない経済学オタク、官僚同士ですか?

   どうやらそこに隠れているようです。何千万もする給料の目減りは面白くないでしょうから、
   デフレになれば解雇の心配のない高級官僚は、まさに高給と円高でホクホクです。

   市場が資本主義の根幹であり、それを否定する知恵者=官僚に権力が有るのが日本の
   不幸の原因であると書いたのは、そういう事です。彼らは資本主義を減衰させる
   ことが出来るのです。悪智恵・屁理屈によるマインドコントロールと言う方法で。

   つまり、デフレ・円高にし、相対的に独や韓国や中国の台頭を許し、日本の優秀な製造業が
   彼らに負けるか、乗っ取られるまで続けると言う事です。結果はそうなるのです。

   これが結果として、本人が意図しなくても、日本の衰退と日本の敵に塩を送る事に
   なるのです。ここが分からない所に、近視眼の教科書秀才の怖さが有るのです。


1.曰く。最後のアンカーは日銀であり、最終的には日銀が決める。

   と言いながら、政治家≒国民の介入を拒否する論理を平然とノタマウ、独裁的思考。
   これが絶対王政時の徳川が、270年も日本を支配し、士農工商の身分制を
   勝手に作り、国民をマインドコントロールし、従わないものは切り捨てごめん
   で正に国民を切り捨てた江戸時代と同じです。これが知恵者の論理です。

   それもこれも、日銀法の改悪を許したアホ政治家のお蔭である。今は江戸時代ではなく
   幕府=官僚が国民を支配する時代ではないのに、日銀に独立=独裁を与えた、
   正にアホ政治家を選ぶ資本主義にふさわしくない国民の感覚が、
   付け入る隙を彼らに与えたのでしょうか。

   早く黒田が白田になる前に、日銀法を変えましょう。変えないなら元の木阿弥ですよ。


1.曰く。マネタリーベースと物価の関係は断ち切られている。
     従って金融緩和しても物価は上がらない。

   ここに彼の経験則のみに基ずく知識の貧困と衰退が見られます。もしかした米の留学中に
   このようにマインドコントロール受けた可能性が有ります。ここは非常に重要です。

   つまり1971年からのアメリカの経済の比較的復権と相対的回復は正にマネタリー
   ベースの増大と関係が有るのです。ドルを垂れ流し、ドルの価値を徐々に低下させて、
   円高やデフレを日本に作りながら、日本の経済的世界覇権を防ぐのが、
   ニクソン以来の米の戦略で有ったのです。見事にこの近隣窮乏策
   は成功し、日本の衰退とソ連の崩壊を促進したのです。
 
   あの当時に西欧で嫌われていたのは、共産主義ソ連とエコノミックアニマルの日本、
   戦争で負けたくせに経済的に優位になるニホンザルだったのです。日本人は
   これを意識的に忘れ、いつでも米の全ての国民に愛されていると
   誤解しているのです。いい加減片思いは辞めて、
   少女から大人に成長しましょう。

   中国と言う怪しくも魅力的な愛人が米国に出来たのに、鈍感な本妻だったと言う事かな?

   この経済の基本中の基本が一時期の現象で、その法則を否定したところに彼も経済
   カルト的な面が見られます。サリン医師やオオムや宗教原理主義と比較したのは
   そういう事です。例え優秀でも本質を見失った知恵者は超超危険です。

   もしお金の量と物価が断ち切れているなら、世は簡単です。国民一人当たり10億円を
   あげましょう。大丈夫です、たとえお金が増えても物価には影響しませんから???

   貴方はこれが信じられますか? 信じられるなら貴方も教祖を信じ、サリンをまいた医師
   と大差は有りません。


1.曰く。為替と競争力は異なる。

   これも以前のブログで書きましたが、このような呪文に日本人がマインドコントロール
   受けているのが怖いところです。説明するまでもなく、1971年からの米国
   韓国・中国などを見ればわかる事です。このような現実が見えない所に
   マインドコントロールを受けた、知恵者の怖さが見えます。

   高橋是清の事も知らないカルト経済学者と言う事でしょう。
   競争力とは≒為替です。今日本の製品が半額になれば、日本は簡単に世界を
   経済的に制覇出来ます。頭で考えても分かるでしょう。


1.曰く。物価が上がると歳入も増えるが、歳出も増えるから効果は限定的。

   この人は全く過去の経済データも見たことがないようです。円安になり、物価も上がり
   株や資産価格が上がったら、財政黒字になりかけるほど歳入は上がっています。

   何処に目がついているのでしょう。本当に恐ろしい思い込みの独自の理論を持っている
   総裁です。この総裁にマインドコントロール受けた他の日銀審議委員?も
   お頭の程度が知れています。これを管理できない日本の国家システムが
   むしろ問われるべきでしょうか?


1.曰く。名目よりも、実質成長率が大切である。

   ここにも庶民とはかけ離れた思想が見えます。給料が減った人に、それ以上にデフレに
   なったから、貴方の給料も上がったのですよ” と言われて納得する人も
   教祖の信者です。じゃ何故日本のGDPのみが減少し世界のGDPは
   全て上がって、中国や韓国に追いつかれるのですか?
   
   本当に屁理屈を云う知恵者は困りものです。屁理屈が法則であれば良いですが、彼は
   経済法則を否定する恐ろしいカルト経済学者ですから。日本人の物を
   深く考えさせない教育の恐ろしさが見えます。

   俺の言う事を黙って覚えれば良いのだ”の暗記主義と、言う事を聞かなければ、
   言葉より、説明より先に手が出る≒体罰。全くいつまでこの様な事を
   続けるのでしょうか?


1.曰く。デフレを克服するには、金融政策も大切ですが、競争力の強化、成長力の強化等
     幅広い主体の取組が不可欠です。

   これは裏を返せば、私は十分な金融緩和をしたのだから、競争力を強化しない
   企業や、成長しない国民経済が悪いのです”と言っています。

   つまり日本の企業は努力が足りない。貴方の家庭の収入が増えないのは、
   もっと働いて稼がないからです”と言われているようなものです。

   長時間のタダ働きをさせられてくたくたの貴方。首を切られた貴方。日々商品の
   改良をしている企業の貴方、これを聞いてどう思いますか?

1.この人はデフレの意味も、経済の貨幣現象も何も理解していないようです。
   誤ったカルト経済学を信じた独裁日銀は、無知な日銀よりも恐ろしいものです。

   恐ろしいと言うよりも、犯罪そのものです。万死に値します。




  

   
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