歴史の作用反作用の法則が読めない・KY論文
★http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201408/Chenoweth_Stephan.htm
反政府勢力は武器を捨てよ
―― 武力は体制変革の効果的手段ではない Drop Your Weapons ―― When and Why Civil Resistance Work
エリカ・チェノウェス
デンバー大学国際研究大学院准教授
マリア・J・スティーブン
米平和研究所上級政策研究員
フォーリン・アフェアーズ リポート 2014年8月号
抑圧体制に対して社会的・政治的変革を求めるには、ストライキやデモ、座り込み、ボイコットといった非暴力的な抵抗がもっとも効果的だ。力に訴える運動は極端な破壊や流血の惨事をもたらす上に、最終的に目標を達成できないことが多い。今もカイロからキエフまで混乱と恐怖が続いているが、平和的(非暴力的)市民運動の将来については楽観すべき理由が数多くある。たとえ体制側が武力弾圧を選んだ場合でも、非暴力運動が最終的な目標を達成する可能性は依然として50%近くに達する。これに対して暴力的な抗議行動が目標を達成する可能性は20%程度しかない。これは暴力的な抗議行動では、最終的な勝利に必要な大衆の支持や、体制側からの造反者を獲得しにくいからだ。
小見出し
民衆運動と抑圧体制
非暴力運動の戦術
カイロからキエフまで
リビアとシリア
非暴力的抵抗運動のポテンシャル
国際社会に何ができるか
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
▼ すべては弁証法であることは見てきました。陰があれば陽があるのと同じです。
勿論単独での存在はあり得ますが、それはプラズマ状態の様に一瞬で
消えるものです。その状態を保つには、持続的な膨大なエネルギー
が必要なのです。
▼ 左右両方がバランスが取れてこそ、自然なのです。これを中庸と言う人もいます。
定常状態とも安定状態とも言えます。それを分離させたのは誰であるかは
問わず、これは膨大なエネルギーが必要なのです。
▼ つまり、言い換えれば、そのような分離状態が起こったのは、その瞬間の現実の
高エネルギー状態を意味します。歴史での瞬間とは勿論数十年単位です。
▼ 物理現象でも見られますが、分子を別つには多大なエネルギーが必要な時もあれば、
それが原子同士が合わさるときには、逆に多大なエネルギーが出ることもあります。
原子力は、原子が崩壊・消失するときのエネルギーで、膨大であるのは
ご存じのとおりです。何事もエネルギーなしには事は進まないのです。
▼ 小さな出来事は、小さなエネルギーで出来ますが、太陽エネルギーはご存知のように
核融合という膨大なエネルギーが関与したものです。
□ 子供の喧嘩は、大したものではないですが。大人の喧嘩は深刻です。更に国同士の
喧嘩となれば、悲惨です。革命や人種対決も文明の衝突も膨大なエネルギーが
出ます。それを防護も武器もないのに、これに対処するのは馬鹿でしょう。
作用⁼攻撃があれば、反作用=防御=正当防衛もあるのです。
□ 子供喧嘩にはおもちゃの剣で十分ですが、革命時期や人種対決はそういう事では
すまないのです。己の存在をかけての戦いですから、壮絶なものです。
□ 支配層が、時代が変わったからと・はいそうですか”と権力を素直に明け渡すことは
歴史から見ればあり得ません。そのありえないことをこの論文は求めているのです。
□ 給与を増やせとデモするレベルの段階との認識がみられます。そもそも失業者は白黒
構わず増えるのが、不景気です。更にUSAは貧富の差が急激に著しく増大して
いる状況です。その貧困者をまるで人類の落ちこぼれや屑みたいに
支配者が扱って、それが増大しているのも現実です。
□ この論文の平和主義者のお人よしの様に見える場違いの論者は、まさにKYの典型です。
イラクに侵攻して多くの住民を虐殺しておきながら、反体制派に暴力は
いけませんと説くKY聖職者にどこか似ています。
● フォーリン・アフェアーズにも、KYはいらっしゃるのですね。それとも、KYのような論文を
載せざるを得ない程に、支配層は動転しているのでしょうか?どうも後者のようです。
支配者も最後はKYになるのは運命なのでしょう。読むに堪えない論文です。
★http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201408/Chenoweth_Stephan.htm
反政府勢力は武器を捨てよ
―― 武力は体制変革の効果的手段ではない Drop Your Weapons ―― When and Why Civil Resistance Work
エリカ・チェノウェス
デンバー大学国際研究大学院准教授
マリア・J・スティーブン
米平和研究所上級政策研究員
フォーリン・アフェアーズ リポート 2014年8月号
抑圧体制に対して社会的・政治的変革を求めるには、ストライキやデモ、座り込み、ボイコットといった非暴力的な抵抗がもっとも効果的だ。力に訴える運動は極端な破壊や流血の惨事をもたらす上に、最終的に目標を達成できないことが多い。今もカイロからキエフまで混乱と恐怖が続いているが、平和的(非暴力的)市民運動の将来については楽観すべき理由が数多くある。たとえ体制側が武力弾圧を選んだ場合でも、非暴力運動が最終的な目標を達成する可能性は依然として50%近くに達する。これに対して暴力的な抗議行動が目標を達成する可能性は20%程度しかない。これは暴力的な抗議行動では、最終的な勝利に必要な大衆の支持や、体制側からの造反者を獲得しにくいからだ。
小見出し
民衆運動と抑圧体制
非暴力運動の戦術
カイロからキエフまで
リビアとシリア
非暴力的抵抗運動のポテンシャル
国際社会に何ができるか
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▼ すべては弁証法であることは見てきました。陰があれば陽があるのと同じです。
勿論単独での存在はあり得ますが、それはプラズマ状態の様に一瞬で
消えるものです。その状態を保つには、持続的な膨大なエネルギー
が必要なのです。
▼ 左右両方がバランスが取れてこそ、自然なのです。これを中庸と言う人もいます。
定常状態とも安定状態とも言えます。それを分離させたのは誰であるかは
問わず、これは膨大なエネルギーが必要なのです。
▼ つまり、言い換えれば、そのような分離状態が起こったのは、その瞬間の現実の
高エネルギー状態を意味します。歴史での瞬間とは勿論数十年単位です。
▼ 物理現象でも見られますが、分子を別つには多大なエネルギーが必要な時もあれば、
それが原子同士が合わさるときには、逆に多大なエネルギーが出ることもあります。
原子力は、原子が崩壊・消失するときのエネルギーで、膨大であるのは
ご存じのとおりです。何事もエネルギーなしには事は進まないのです。
▼ 小さな出来事は、小さなエネルギーで出来ますが、太陽エネルギーはご存知のように
核融合という膨大なエネルギーが関与したものです。
□ 子供の喧嘩は、大したものではないですが。大人の喧嘩は深刻です。更に国同士の
喧嘩となれば、悲惨です。革命や人種対決も文明の衝突も膨大なエネルギーが
出ます。それを防護も武器もないのに、これに対処するのは馬鹿でしょう。
作用⁼攻撃があれば、反作用=防御=正当防衛もあるのです。
□ 子供喧嘩にはおもちゃの剣で十分ですが、革命時期や人種対決はそういう事では
すまないのです。己の存在をかけての戦いですから、壮絶なものです。
□ 支配層が、時代が変わったからと・はいそうですか”と権力を素直に明け渡すことは
歴史から見ればあり得ません。そのありえないことをこの論文は求めているのです。
□ 給与を増やせとデモするレベルの段階との認識がみられます。そもそも失業者は白黒
構わず増えるのが、不景気です。更にUSAは貧富の差が急激に著しく増大して
いる状況です。その貧困者をまるで人類の落ちこぼれや屑みたいに
支配者が扱って、それが増大しているのも現実です。
□ この論文の平和主義者のお人よしの様に見える場違いの論者は、まさにKYの典型です。
イラクに侵攻して多くの住民を虐殺しておきながら、反体制派に暴力は
いけませんと説くKY聖職者にどこか似ています。
● フォーリン・アフェアーズにも、KYはいらっしゃるのですね。それとも、KYのような論文を
載せざるを得ない程に、支配層は動転しているのでしょうか?どうも後者のようです。
支配者も最後はKYになるのは運命なのでしょう。読むに堪えない論文です。