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ECONOMIC HITMAN=IMFの怖さを知らないウクライナ

2014年08月21日 11時10分24秒 | 戦争


★ http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970203403704580104461283787850

戦闘長期化で経済に長期的打撃―ウクライナ              2014 年 8 月 21 日 10:00 JST

 【モスクワ】ウクライナのヤツェニュク首相は20日、同国東部での戦闘がウクライナ経済に長期的なダメージを与え、経済再建の取り組みが損なわれつつあると警告した。同首相は、ウクライナは日毎に経済の潜在力を失っているとし、インフラの復旧には巨額の資金が必要になると述べた

 4カ月間に及ぶウクライナ政府軍と親ロシア派武装勢力との戦闘を終結させるための外交努力は再開されたが、同国東部ではこの日も激しい戦闘が行われた。プーチン・ロシア大統領は26日にポロシェンコ・ウクライナ大統領や欧州連合(EU)高官らと会談する予定だ。ウクライナ政府や西側各国の当局者は、会談で和平に向けての進展があるのではとの期待を表明している。

 ヤツェニュク首相は、親ロ派が鉱山や発電所、鉄道などのインフラを意図的に攻撃していると批判し、「ウクライナを経済的に締め付けようという計画的な行動であるのは明白だ」と述べた。ロシアは、同国が親ロシア派支援のため戦闘員を派遣し、武器を供与しているとの西側の主張を否定している。

 シュラパク・ウクライナ財務相は国際通貨基金(IMF)に対し、総額36億ドル(約3700億円)に上る3回にわたる融資の最終回分14億ドルについて、前倒しで供与するよう要請した。ヤツェニュク首相は、IMF理事会が8月29日に最終回分の供与を承認すると期待していると語った

 IMFは融資の見返りに、ウクライナ政府に対し歳出削減や、家計向けガス価格の引き上げ、通貨グリブナの買い支え自粛を求めている。しかし、同国政府はIMF資金を東部での軍事作戦に流用しているのが実態で、ヤツェニュク首相は戦闘のため経済再建計画が妨げられていると懸念を表明した。IMFによれば、今年のウクライナの経済成長率はマイナス6.5%と見込まれており、グルブナはここ数週間過去最低水準に落ち込んでいる

 スタンダード銀行のアナリストであるティモシー・アッシュ氏は、「治安が安定しなければ、グリブナは一段安に見舞われる公算が大きく、そうなればインフレは加速し、リセッション(景気後退)は深刻化し、金融機関や政府財政はさらに圧迫されるだろう」と分析する。

 ウクライナ政府軍は20日、親ロ派が支配しているいくつかの都市に攻撃を加えた。ドネツクの地元当局者によれば、前日には戦闘で市民34人が死亡し、29人が負傷した。政府軍の報道官は、武装勢力にとってはドネツクの拠点向けの重要な補給ルートとなっている町Ilovaiskを奪還したと発表した。親ロ派はこれを否定している。

 同報道官によれば、Ilovaiskの制圧は親ロ派を分断するポロシェンコ大統領の新戦略の一環で、政府軍は武装勢力の支配地を狭めるよりも、分断し孤立させようとしている。親ロ派は政府の武器放棄の呼び掛けを拒否し、東部州の独立を要求している。一方ウクライナの政界関係者らは、停戦に応じれば、武装勢力が支配地域の統制を強化し、ロシアに長期的な影響力を与えることになる恐れがあるとし、現時点での停戦には疑念を持っている。

 一方、ロシア政府がウクライナに人道支援物資を届けるためとして動員した大量のトラックは14日から、ウクライナとの国境沿いのドネツクと呼ばれるロシア側の町近くに待機したまま。ただ、20日遅くにロシア側税関地帯に向かった。



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ECONOMIC HITMAN 登場

● 日本も先の大戦で、ABCD包囲網にあい、4年とたたずに降伏しました。兵站は勝敗を
  決めるのです。勿論ウクライナは包囲網にあっていませんが、内戦である以上
  東部の産業地帯の設備が破壊されるのは、想定の内でしょう。

● IMFから借金をすることになりますが、ウクライナもIMFの怖さは未だ分からないのでしょう。
  戦争は膨大な戦費がかかります。日本もその為に、戦後はハイパーインフレが起こり、
  円はドルに対して、100分の1以下に低下しました


● 旧ソ連でも似たような事が起こりました。海外から見たら資産がタダみたいに安くなるのです。
  そこを国際金融機関は底値で買いたたき、経済が復調して元の値段に戻れば価格は
  100倍とか何百倍にもなるのです。国際派のお金持ちには止められない投資です。


● これはアジア危機で危機に陥った、タイやインドネシアや韓国でも起こりました。通貨が安くなり、
  不動産などの資産が暴落すれば、海外勢にとってはめちゃ安くなるのです。そこを
  買いたたくのです。いずれ経済は又復調しますから。

● 更にそれを確定する為には、念を押して彼らを縛る必要があります。そう借金です。経済の
  暴落や通貨の暴落、不動産の暴落とあらゆるものが暴落すると、もちろんお金が
  足りなくなります。そこにすかさず、ドルでお金を貸し付けるのです。

● そこの通貨はどんどん下がりますから、ドルの借金は自国通貨では、雪だるまのように増えます。
  これが、困った国にお金を貸し付ける理由です。これで、あなたの国はIMFや金貸しの
  奴隷になるしかありません。勿論借金奴隷です


● この様にして、他国の資産や財産や技術やあらゆるもの、価値のあるものがIMF又は海外の
  国際金融機関のものとなります。未だに日本は70年経ても搾り取られていることを
  見れば、戦争で疲弊したり、敗北したりすれば、その後が悲惨になる事は歴史が
  証明しているのです。だから支配階級には戦争は麻薬となるのです


● 止められないのです。ウクライナはその罠にはまりつつあります。タダでお金を貸す
  人はいません。精神的にも金銭的にも他人を他国を支配する為の道具が
  お金を融通する⁼貸すという行為です。

● ある程度経済が崩壊して時点で、根を上げた時が和解の時ですが、その後から本当の
  経済的地獄が待っているのです。つまり、経済的に東西は分断されるという事です。
  西側は欧米のものとなり、東側は多分ロシアの影響下に入るでしょう。
  国土分裂には関係なく経済的には、東西の支配下に入るのです。


● 韓国も欧米の支配下=IMFの支配下にはいり、一部の企業は繁栄していますが、若い女性は
  世界に追い立てられ、売春での出稼ぎに忙しい日々を過ごしています。

◇ 本当は、東の親露派が独立を宣言した時に、交渉で高度の自治を認めて、自国に留めるのが
  良かったとは思いますが、後の祭りです。露もクリミヤ以外は取るつもりもないよう
  ですから、そこがポイントなのでしょう。

 一部の金融帝国の過激派の応援で調子に乗ったのが、ウクライナの間違いの元でしょう。
  最終的には損をするのは、ウクライナであり、ウクライナの国民であり、
  得をするのは国際的金貸しと、露という事になりそうです


◇ 暴落したウクライナの資産を今から物色するのは、国際的大金持ちの特権です。日本人も
  誰かウクライナの資産を購入するのでしょうか。それとも精々、ウクライナ美人を
  日本で働かせるか、またはタイでしているように、ウクライナ人の代理妻に
  子供を産ませるだけなのでしょうか?






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金銀Triangleの様相・GSの予測通りか

2014年08月21日 10時15分30秒 | 金融・経済




● 上図の様に、去年の6月からの波は、銀は特に典型的トライアングルの形になってきています。
  金も形はそれに近いですが、少し歪んでいます。△の後はThustが起こるのが普通です。
  つまり、急激に調整が起こる可能性があります。

● 逆に言えば、株価の上昇が起こることですから、つまり、円安≒ドル高が起こりますから、
  それに相殺されて、価格の低下はそれほど大きいとはえませんが、下がるのは確かでしょう。

● GSの云った今年は15%ほど下がるという方向に向かいつつあります。注視が必要です。
  波動から言えば、△Triangleなら、今年の末までは下がる可能性があります。

● つまり、これが最後の調整波動の可能性という事ですから、今年の末前後から、最後の
  上昇波動が起こる事を意味します。金銀は来年からの勝負という事です。



● パラディウムは去年の12月から、波動は底を打って上昇に入っていますから、去年の12月の
  そこを割ることは有りませんが、もちろん割らない範囲での調整は考えられます。
  しかし、波の形態は上昇の勢いが強いので、調整も軽く一時的なものでしょう。


● プラチナは、やはりまだ確定的な事は言えません。去年の12月からの波動分析に自信が持てません。

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