サムスン3代目、異例の謝罪でも続く苦悩
子供に世襲しないと宣言、「裁判対策」との批判も
2020.5.14(木)
玉置 直司
謝罪会見を開いたサムスン電子の李在鎔副会長(5月6日、写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
がちがちに緊張した様子で顔面を紅潮させながら謝罪を繰り返し、何度も90度に頭を下げる。
韓国最大最強の財閥、サムスングループ3代目総帥である李在鎔(イ・ジェヨン=1968年生)氏が2020年5月6日、国民に対し謝罪会見を開いた。
李在鎔氏の肩書はいまもサムスン電子副会長だ。2014年5月に心筋梗塞で倒れ、意識不明のまま入院生活を送っている李健熙(イ・ゴンヒ=1942年生)氏が「会長」のままだからだ。
5年ぶりの謝罪会見
だから正式に就任したわけではないが、父親の療養長期化で事実上のグループ総帥役を務めている。
サムスン電子の業績は父親が病に伏せった後も絶好調だ。
2014年の営業利益は25兆ウォン(1円=11ウォン)だったが、その後2015年26兆ウォン、2016年29兆ウォン、2017年54兆ウォン、2018年59兆ウォンと急増、半導体ブームが一段落した2019年も28兆ウォンを記録した。
しかし、事実上のグループ総帥としての李在鎔氏にとって、この6年間は苦難の連続だった。
2015年6月23日、父親に代わって初めてグループを代表して会見に臨んだ。この時も「謝罪会見」だった。
サムスンソウル病院で、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)の院内集団感染を引き起こしてしまったことについて、90度腰を折って謝罪した。
この日は、李在鎔氏の47回目の誕生日だった。
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● 生産手段=企業の私的所有は、資本主義の根幹です。それを自ら否定する
李在鎔氏は、正に韓国という国家が資本主義ではないと事実を
証明したと言えるでしょう。
● 支配階級=戦士=政治家が全てをとる戦士戦国時代では、ある意味
当然の結論です。俯瞰的に見れば、擬態民主主義の化けの皮が
剥がれ、より社会主義に近くなったと言う事では良いのです。
● 会社が皆のものになれば、みんなに食いつぶされて、企業が衰退する事は
歴史が証明しています。つまり、私が言う韓国経済は衰退する=衰退
させられるという現実が段々と明らかになってきていると云えます。
● こうして、韓国は本来の体制=戦士戦国時代に近づけば近づくほど、
日本の競争相手にもならなくなると言う事です。頑張れがんばれ
韓国の現政権!! 走資派は潰すのだ!! 本来に戻れ!!