ローマ教皇、カナダ入り 先住民虐待で謝罪
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24日、カナダ西部アルバータ州エドモントン郊外の空港に到着し、先住民代表の手を取るフランシスコ・ローマ教皇(EPA時事)
【ニューヨーク時事】フランシスコ・ローマ教皇(85)が24日、カナダ入りした。 カトリック教会が運営していた寄宿学校で先住民の子供が虐待されていた問題をめぐり、謝罪することが目的で、29日までの滞在中、各地を訪れ元生徒らと面会する。 【写真】集まった聴衆に語りかけるフランシスコ・ローマ教皇 膝に痛みを抱える教皇は、車椅子で飛行機に搭乗した。約10時間のフライトを終え、カナダ西部アルバータ州エドモントンに到着。トルドー首相や先住民代表らの歓迎を受けた。 カナダ政府は1870年代~1990年代、同化政策の一環として、先住民の子供15万人以上を強制的に寄宿学校に送った。病気や虐待で数千人の子供が亡くなったとされるが、詳しい人数は分かっていない。139校のうち約7割をカトリック教会が運営していた。