おいしい野菜をつくろう

採れたて野菜は おいしい!

天日干しの桜海老と切干し大根の炒め煮

2017-01-19 | おいしい物
由比では 素干しの桜海老も買ってきました
乾物ですが 賞味期限は それほど長くない… 早めに食べたほうが 美味しいでしょう



レシピを探して これ にしました
切り干しは できたばかりの 自家製です



桜海老は 中途半端に残しても 無駄にする可能性が高いので 1袋(30g)全部使いました
海老の赤を引き立てるために 醤油を控えて 塩を使う使レシピでした

桜海老と 切り干し大根だけの シンプルな炒め煮ですが 贅沢なお味でした
桜海老は 高いけれど 現地で買った方が こちらのスーパーで買うより いくらか安いようでした

冷凍の 桜海老も買いましたが これも 土産物屋などより 
町の専門店で買う方が 安いし 物が良いかもしれないと 食堂の人に教わりました
帰ってきて ネット通販の値段と比べたら 確かに 安いようでした

由比の駅前の通りは 桜えび通りですから 桜海老とシラスの専門店が沢山ありました
観光客相手の店でなく 地元の人が日常使うお店みたいな感じに見えました



干し桜海老を買った店には「桜海老のひげの粉末」と言うのを売っていました
「何に使うのですか?」と聞いたら「お好み焼きなどに入れると美味しいですよ」とのこと
買わなかったのですが 買えば良かったな~と 後悔しています

10数年前 一人で 東海道線に乗って 由比に来たときは 漁期(3月末~6月)だったのですが
店の前に なんだか 赤い糸のかたまりみたいな モジャモジャした物が 干してあったのです
桜海老のひげって すごく長いそうですから 多分これは ひげだろうな~ 何に使うのかな~?
と 疑問に思ったまま 10数年が経ったのです 

あのひげが 細かくされて こんなふうに袋詰めされて 売られていたんですね
きっと 良い出汁が出るのでしょうね~


10数年前に来たときは ブログも始めてない頃だったので 写真も残っていませんが
実は 桜海老を天日干しにしている所を 見に来たのでした

車を運転しながら ラジオを聞いていたら 由比の桜海老の 天日干しが始まって
干し場は 一面 あかい絨毯のようだ~と 言っていたので「行く!」と決めたのでした

由比で降りて 聞いてみたら 由比では干してないと言うのです
干すのは 富士川の河川敷 だと聞いてガックリ!

仕方ないから 富士川駅までもどって そこからタクシーで 富士川河川敷へ
時間的に もう 干した桜海老を 取りこむ時間になっていましたが 
なんとか 少しは 赤い桜海老の絨毯を見ることが出来ました


その頃は インターネットもできなかったし 事前の調べができなかったのでした
今は ネット上に 豊富な情報 があります
 
この話も 食堂の人と話したのですが 実際に 干している所を見るのは かなり難しいそうです
天気が良くても 不漁だと干せないし 時間的にも 2時頃には片付けてしまうし…とのこと




(2枚ともネット画像)

こんなふうに 富士山をバックにした 桜海老干し場を見てみたいものだと 今でも思っています

これも 食堂の人から聞いたのですが もっと昔は 富士川の河川敷でなく 由比の海岸に干したそうです
東名高速ができて 由比の海岸には 干せなくなって 富士川河川敷に干すようになったそうです


国内の桜えびの水揚げは【100%】駿河湾! 
桜えびの漁期は年2回のみ!
春漁は3月中旬~6月初旬、秋漁は10月下旬~12月下旬で、
それ以外の時期は桜えび保護のために休漁となります。

桜えびは駿河湾のほかに、東京湾・相模灘にも生息していますが、
漁業の営業許可を静岡県だけが認めているので、
国内の水揚げは【100%】駿河湾となります。

ちなみに桜えび漁の許可証をもつ船は、
由比・蒲原・大井川地区の合計で 120隻しかありません。