旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

塩田城跡からの景色です。

2006年08月14日 | 旅 歴史
 塩田城は鎌倉時代中期の建治3年(1277)鎌倉幕府の執権北条時宗の連署であった北条義政がこの地に移り、館を構えたところから始まります。義政の子、国時、その子俊時と三代にわたり約60年、塩田北条と称して、信濃の一大勢力としてこの地を統治しました。元弘3年(1333)鎌倉幕府の運命が危うくなったとき「いざ鎌倉」と一族をあげて支援に駆けつけました。奮戦むなしく幕府とともに滅亡しました。
 信玄はこの塩田城の戦略上の重要性に注目して重臣飯富(おぶ)氏をこの城に置き、自らもここに滞在して東信濃の拠点としました。 真田氏が上田城を築くまで約30年間軍政両面の拠点でした。
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