旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

上杉謙信の居城・春日山城です。

2006年08月07日 | 旅 歴史
春日山城は標高180mの鉢ヶ峯に築かれた山城です。現在、建物は残っていませんが、今も空堀や郭跡、大井戸、土塁などが残り、典型的な山城の姿をとどめています。守護上杉氏が「詰めの城」として築き、守護代の長尾氏が代々在城していました。景虎(謙信)は19歳で家督を継ぎ春日山城に入城、春日山城を強化しました。天文十九年に守護家の上杉氏が滅亡し、その翌年には北条氏の追放された関東管領の上杉憲政を城に迎え入れました。その後名跡を譲られて名を上杉謙信と改めました。謙信の死後に家督を継いだ上杉景勝は二十年在城後会津へ転封となり、その後に入った堀氏は新たに平城の福島城を築城したため春日山城は廃城となりました。
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