旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

閼伽井坊塔婆

2009年06月27日 | 旅 歴史
 山口県下松市花岡戎町にある閼伽井坊塔婆です。
 花岡八幡宮の境内には国の重要文化財の閼伽井坊塔婆多宝塔があります。
日本十六塔の一つに数えられ国の重要文化財に指定されています。
 この多宝塔は元は花岡八幡宮の坊である地蔵院に属していましたが、地蔵院が廃寺になった為に今では唯一残っている閼伽井坊(あかいぼう)に属しています。建立は室町時代と思われますが、地蔵院の火災で古文書が消失し詳しい事が分らなくなっています。
閼伽とは仏教用語で仏様に供える水の事をさし、閼伽井はその水を汲む井戸の事で、閼伽井坊の中にあります。

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花岡八幡宮

2009年06月27日 | 旅 歴史
 山口県下松市花岡にある花岡八幡宮です。
 花岡八幡宮は和同2年(709)に、豊前国(大分県)宇佐八幡宮の分霊を歓請して創建された由緒ある神社です。
 慶長4年(1599)には地蔵院・楊林坊・常福坊・千手院・閼伽井坊・香禅寺・惣持坊・長福寺・関善坊の9坊を擁していたことが確認されているそうです。
 江戸末期には地蔵院と閼伽井坊の2坊だけとなったそうです。地蔵院は明治2年に住僧の還俗により廃院となり、現在は閼伽井坊のみが現存しています。
 花岡八幡の楼門から本殿の参道右に坊舎で唯一残った閼伽井坊の管理(所有)とされている多宝塔があります。
 日本16塔の1つに数えられ国の重要文化財の閼伽井坊塔婆(多宝塔)です。高さ13.5mの二重の塔は優美な姿を見せてくれます。
 伝来する室町時代末期から安土桃山時代までの花岡八幡宮文書は60通をかぞえ、豊臣秀次朱印状のほか大内義隆、陶隆房(晴賢)、毛利元就等の判物等を含んでいます。
 拝殿には、従一位近衛忠熈卿の筆による「永受嘉福」の扁額や、江戸時代の風俗がよくわかる御神幸絵図などが奉納されています。
 花岡八幡宮は桜の名所としても知られ、開運厄除や交通安全の神として信仰を集めています。

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種田山頭火 生家

2009年06月27日 | 旅 歴史
 今日は山口県防府市大道にある種田山頭火生家を取り上げます。
 種田山頭火は山口県西佐波令村(現在の山口県防府市大道)の大地主の家に生まれました。昭和の芭蕉とも呼ばれ、自由律俳句の代表として、同じ荻原井泉水門下の尾崎放哉と並び称されています。
 生活苦から自殺未遂をおこし報恩禅寺住職に助けられ寺男となりました。大正15年(1925)寺を出て雲水姿で西日本を中心に旅をして句作を行ないます。昭和7年(1932)郷里の山口の小郡町(現在の山口市小郡)に「其中庵」を結庵。昭和14年(1938)松山市に移住し「一草庵」を結庵。翌年、そこで客死したそうです。

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