奈良県奈良市雑司町にある東大寺・俊乗堂です。
俊乗堂は鎌倉時代に大仏と大仏殿を再興した中興の祖、俊乗坊重源を祀るお堂です。治承4年(1180)平重衡によって大仏殿が焼かれ、東大寺の多くの伽藍が焼失しました。翌年還暦を過ぎた重源は東大寺の大勧進職に任ぜられました。そして10数年の歳月をかけて東大寺の再興を成し遂げたのです。
現在の堂は宝永元年(1704)に再建されたものです。本尊で国宝の俊乗上人坐像は、重源が86歳で没した直後に造られました。鎌倉時代肖像彫刻の傑作とされています。
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