旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

手向山八幡宮

2010年03月12日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市雑司町にある手向山八幡宮です。
 手向山八幡宮は東大寺の二月堂から若草山へ行く途中にあります。天平勝宝元年(749)、東大寺及び大仏を建立するにあたって宇佐八幡宮より東大寺の守護神として勧請されました。
 当初は平城宮南の梨原宮にあったようですが、東大寺大仏殿南方の鏡池付近に移りました。しかし治承4年(1180)の平重衡による戦火で焼失してしまいました。建長3年(1251)北条時頼によって現在地に再建されたそうです。
 現在の社殿は元禄4年(1691)公慶によって再建されたものです。本殿は桁行11間、梁間2間、入母屋造りの檜皮葺きの建物です。若宮本殿、楼門、南北御廊、神楽所などがあります。
 御神体は有名な僧形八幡神像でしたが、明治の神仏分離で東大寺勧進所内の八幡殿に移されました。国宝の唐鞍を所蔵しています。


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