フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月18日(火) 曇り

2007-09-19 01:14:17 | Weblog
  今日は午前中から夕方までずっと大学で会合。休憩時間にウッディー・水谷こと英文学の水谷先生が私に「さっきパーフェクトペンシルをお使いでしたよね?」と話しかけてきた。「ええ」と答えて上着の内ポケットに差してあるパーフェクトペンシルを取り出してお見せする。「興味がおありなんですか?」と尋ねると、「はい、文房具好きなものですから」とのこと。同好の士を一名発見した。「水谷先生もこれをお使いですか?」「いえ、持ってはいないのですが、魅かれるものがありまして・・・」私が北島三郎なら「じゃあ、さしあげましょう」となるところだろうが、五千円の品ですからね、そうはいかない。「水谷先生は筆記具は何をお使いですか?」と尋ねると、「万年筆です」とのこと。万年筆か・・・、学部の頃はモンブランやペリカンを使っていたものだが、いつからか縁遠いものになってしまった。「大久保先生は蒲田にお住いでしたね」「はい、そうですが」「大井町に日本一の万年筆のペン先職人がいるんです。あそこの万年筆の書き心地はすばらしいです」と水谷先生はうっとりした表情をされた。後からネットで調べたら、それは「フルハルター」という万年筆専門店の店主、森山信彦氏のことであるとわかった。今度、散歩のときに行ってみよう。帰りがけにあゆみブックスで以下の2冊を購入。

  若林幹夫『社会学入門一歩前』(NTT出版)
  毛利嘉孝『ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)

           
                  パーフェクトペンシル