フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月3日(金) 晴れ

2010-09-04 00:53:12 | Weblog

  8時、起床。8月から9月への移り変わりの週も早くも週末である。地上は相変わらずの猛暑であるが、空を見上げると、確実に秋の気配が感じられる。
  散歩の途中で雲の写真を撮っていたら、通りすがりの人に、「この雲は何という雲ですか?」と聞かれた。「巻雲というのだと思います。空の高いところにできる雲です」と答える。とくに珍しい雲ではないが、涼しげな雲で、暑い日に見ると印象深い。

  ジムの帰りに見上げたビルの谷間の空には鰯雲(巻積雲の一種)が広がっていた。鰯雲と鯖雲と鱗雲の区別は微妙だが、これは鰯雲でよいと思う。鰯の群れのように見えるというのでこう呼ばれている。

  蒲田陸橋を渡るとき、ちょうど太陽が街並みに沈もうとしているところだった。『枕草子』以来、四季の風景の定番となった「秋の夕暮れ」である。

  今日のジムでのトレーニング直後に計った体重は、これまでの最低値を200グラム更新した。ブブカやイシンバエワを思わせる微小の更新である。新記録を祝して花を買って帰る(正しくは観葉植物)。でも、夕食がフライの盛り合わせだったから、本日の消費カロリーはそれで相殺されてしまうだろう。まあ、スローダイエットとはそんなものである。