フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月4日(土) 晴れ

2010-09-05 01:59:57 | Weblog

  8時半、起床。シャワーを浴び、髭を剃り、パンとジュースを買いに近所のコンビニへ。短パン、Tシャツ、サンダル。この3点セットが夏のシンボルである。この格好ができなくなったときが、本当に夏の終りである。


私道の先にコンビニが見える


見上げると朝顔が咲いている


徒歩1分で到着


買物を終えていま来た道を帰る


バタートースト(ぶどうパン)とオレンジジュースの朝食

  今朝の(朝食前に計った)体重は今年度の最低値を更新した。夕食がフライの盛り合わせだったので、ジムでのトレーニングはチャラかと思っていたが、そんなことはなかった。これが食事だけのダイエットだったらカロリーの高い食事がそのまま体重に反映するところだが、筋トレをやっている効果で、食べてもすぐには太らない(=基礎代謝が高い)身体になってきているのだと考えられる。
  初めて人間ドックを受診したのが34歳のときで、以来、ほぼ毎年受診していて、約20年間の記録が手元にあるのだが、35歳のときの「69.6キロ」というのが体重60キロ台であった最後の年で、その後はずっと70キロ台を上下している。上下の変動はその時々の状況は反映しており、再び60キロ台に最接近したのは47歳(2001年)のときの「70.4キロ」だが、そのとき私は第二文学部の学生担当教務主任をしていた。学担という仕事にはダイエット効果がある(注:テレビのコマーシャルではないが、学担のダイエット効果には個人差があり、逆に太る人もいる)。
  現在は70キロ台の前半をゆっくりしたペースで(一ヵ月に1キロ程度)下降中である。週3回のジムでのトレーニングがその原動力であるが、秋学期が始まると週3回を維持するのは難しくなる。せいぜい週2回、へたをすると週1回になってしまうかもしれない。しかし、多忙による減量は健康的とはいえないので、いまのスローペースを維持するように心がけたい。

  昼食は炒飯。少し昼寝をしてから、自転車に乗って「甘味あらい」へ行って、氷イチゴミルクを食べる。猛暑のせいでいつもより氷の溶けるペースが速いように感じた。必然的にこちらの食べるペースもアップし、あっという間に食べ終わって店を出た。


綿菓子のような氷(別名:羽衣の氷)

  蒲田に戻り、駅前商店街の本屋「一二三堂」で『将棋世界』10月号を購入し、「緑のコーヒー豆」で読む。今年引退した大内延介九段のロングインタビューが載っていたので、まっさきに読んだ。私が将棋に熱中していた頃のスター棋士たちはあらかた引退してしまった。大内九段のキャッチフレーズは「怒涛流」だったが、当時のスター棋士たちはそれぞれ「○○流」というキャッチフレーズをもっていた。中原誠は「自然流」、米長邦雄は「泥沼流」、内藤國雄は「自在流」、谷川浩司は「光速流」・・・。いま思うと、泥臭い感じがしないでもないが、将棋というものが人間と人間の全人格的な戦いであった時代の匂いがする。その匂いが薄れていったことが私が将棋から離れていった一番大きな理由のように思う。

  帰宅してメールをチェックすると、フィールドノートの読者でバイオリン奏者のIさんからメールが届いてた。「毎朝、すずめちゃんよくなったかな…、と親戚のおばさんのような心境でフィールドノートを拝見しています。」と書かれていた。はい、まだギブスはしたままですが、元気にやっております。ちなみに小雀はクラシックの曲が好きで、楽器ではピッコロ、それにバイオリンも好きです。ヴィヴァルディの「四季」の「春」でソロバイオリンが小鳥のさえずりを奏でる部分は、欣喜雀躍いたします。


背伸びをして待つ


毛づくろいをしながら待つ


ただじっと待つ