フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月20日(金) 晴れ

2015-02-21 09:16:46 | Weblog

7時、起床。

ケーキとサラダ(炒り卵、トマト、レタス)と紅茶の朝食。パンを切らしていたので、ケーキを食べたのである。

農民たちがその日食べるパンにも困っていると聞いたマリー・アントワネットは言った。「パンがなければ、ケーキを食べたらいいじゃない」。おっしゃる通りです。

天気がいいので、母と散歩がてら駅前の銀行へ行く。銀行の貸金庫に入っている母の簡易保険の証書を持ち出すためである。金庫室のある二階には階段で行くしかないのにびっくりした。足腰の衰えた母には階段は大変だった。しかし、もっとびっくりしたのは金庫を開けて証書がなかったことである。昨年4月に肩を骨折して入院手術したときに保険金の申請で証書を使って、その後、妻に頼んで貸金庫に戻しておいてもらったはずと母は言う。妻にメールをして、事情を話すと、貸金庫から証書を持ち出したのは確かだが、戻してはいないのではないか(妻の記憶も不確かなところがある)と言う。家に帰って、あちこち探したが見当たらない。あらら・・・。もし見つからなくても再発行してもらえるから、あまり深刻になる必要はないのだが、母は落ち着かない様子である。

遅い昼食を「phono kafe」に食べに行く。

おにぎりセットと本日の惣菜の中から大根ステーキを注文。

大根ステーキは私の好物で、メニューにあるときは必ず注文する。

大原さん、常連客で陶芸家の清水さんと3人で「パン日和あをや」へ行く日取りを決め、さっそく「あをや」の奥様に電話をして、予約をする。今回は大原さんがパンをあれこれ見たいというので、2階の和室ではなく、1階のテーブルをお願いする。3月に入ってからになるけれど、あのホットショコラはまだ飲めるだろうか。

デザートは「まやんち」へ食べに行く。

私の顔を見て、店主のまゆみさんが「フレジエ、最後の一個が残ってます!」と言った。このことろ毎回、フレジエを注文しているので、今回もそうだと思われたのだろうが、今日は別のものを注文しようと決めていた。

冬季限定のみかんパフェ。

以下、「まやんち」 のブログ(まゆみさんが書いている)から引用:

 みかんを1房1房、果肉をキレイにむいて盛り付けますよ~。

 (言うまでもなく、缶詰めじゃないですよ~)

 和食材の’みかん’は洋菓子に使うと、予想以上に弱いもので、

 惜しみなく使わないと負けちゃうんですね~。

 試作をするたびに、もっともっとと盛りたくなり、

 1食にみかんを16~17房使うことになりました。

 (あっ、数えないでくださいね。房の大きさにもよりますので・・・)

 というわけで、上部に飾るみかんは溢れんばかりに盛っておりますから、

 ちょっと食べにくいかもしれません。

 落下してもお皿がキャッチしますので、大丈夫です!

 気にせず召し上がってください。

 バニラビーンズたっぷりの自家製バニラアイスクリーム、

 カスタードとヨーグルトの爽やかなクリーム、

 卵黄多めのビスキュイの角切りを詰め込んでおります。

パフェを食べ終わって、マグカップの紅茶を注文。でも、「フレジエ、最後の一個が残ってます!」というまゆみさんの言葉が耳から離れない。結局、注文してしまった。

今夜は走ろう。

東急プラザの「くまざわ書店」で、大沢真知子『女性はなぜ活躍できないのか』(東洋経済)を購入。

帰宅すると、アマゾンで注文した本が届いていた。橋本一径『指紋論―心霊主義から生体認証まで』(青土社)。

購入した本ではないが、同僚の石田先生から頂戴した本も載せておこう。鈴木宗徳編『個人化するリスクと社会―ベック理論と現代日本』(勁草書房)。

1階の母からインターホンで連絡が入る。行方不明の簡保の証書が見つかったとのこと。押入れの中の別の書類の中に混じっていたそうだ。前回の保険金の申請の際に郵便局の窓口で提出し、その後、書留て送り返されてきた封筒の中に入ったままの状態だった。やれやれ、これで一件落着。母は自力で証書を見つけ出したことに満足している様子である。

夕食はもつ鍋。

決めていた通り、近所の専門学校の周りをランニング&ウォーキング。今日はいつもの10周ではなく、12周。2周多く走ると、100グラムの減量になる。これで明日の朝の体重は心配ない。