8時半、起床。
トースト、ウィンナー、サラダ、紅茶の朝食。
9時半に家を出て、大学へ。今日は昨日とは打って変わっての晴天だ。
10時半から大学院の社会学コースの教室会議。紀要の論文の募集があったので、手をあげる。いま書いている原稿が終わったら取りかかろう。9月下旬の締め切りだが、6月、7月に資料に目を通して、8月で書き上げる・・・という皮算用をする。9月は日本家族社会学会の大会が早稲田であるし、青森・北海道(函館)旅行の計画もあるので、その前に書き上げよう。もちろんそうは問屋が卸さないだろうことは承知している。自分がそのようなスマートな人間ではないことはわかっている。でも、計画する快楽にしばし耽りたい。
昼食は「たかはし」で。今日はカツオの刺身定食はないのか・・・。
されば、定番中の定番、豚肉生姜焼き定食を注文する。
エイブリタイム・オーケーの味である。
2時から教授会。
帰宅する前に「カフェ・ゴトー」で今夜が締め切りの(世の中は締め切りで動いている!)句会用の句を作る。昨夜、寝る前に作ったものを推敲して仕上げる。昨夜、すぐに送信せず、一晩寝かせてよかった。
事務所から7月18日(月)=海の日に広島で行われるオープンキャンパスに出張して模擬講義をしてくれませんかという依頼のメールが届いた。実は、先日、キャンパス見学に来るある高校の生徒たちに模擬授業と学部の説明をしてくれませんかという依頼を受けたのだが、指定された木曜日の午前中は院生の研究指導が入っているので難しいと返事をした。しかし、それだけではそっけないので、模擬講義自体は好きな方なので何かあったらまた声を掛けて下さいという文章を添えておいた。「嫌いではない」と書くか「好き」と書くがちょっと迷ったが、よりポジティブな表現を選んだ。おそらくそのせいだろう、今度は地方出張模擬講義の依頼が来たというわけである。今回はとくに断る理由がないので、「お引き受けします」と返信した。出張模擬講義は「日帰り」の仕事であるが、自腹で前泊するのは自由である。広島は初めてなので、40分の講義のために新幹線(片道4時間)でトンボ返りするのではもったいない。ついでに広島見物をしてこうよう。こういう楽しみもあるので、出張模擬講義や全国各地の同窓会(稲門会)での講演は嫌いではない(笑)。
夕食はラムチョップとアスパラ炒め。
デザートはメロン。
今日は久しぶりの卒業生からのメールが3通届いた。
結婚して夫に付いて中国に行っているミサさんから、6月に一時帰国してしばらく日本にいるので会いたいというメールが届いた。店名はわからないが私のブログに登場する「和スイーツ」のお店に行ってみたいですと書いてあった。それは神楽坂の「紀の善」のことですね。中国にいると和菓子が恋しくなるのだろう。
卒業生して2年勤めた会社を6月に辞めて地元に帰って再スタートすることにしましたというメールがMさんから届いた。彼女とは卒業後、一度も会っていない。先日、人伝にそのことを知って、地元に帰る前に一度会いに来ませんかと今日私から出したメールへの返信である。東京を離れる前に先生に手紙を書こうと思っていたところですが、メールをいただいたので、会いたいですと書いてあった。手紙は地元に帰ってからでも書けるが、会うのは帰る前でないとできないからね。
卒業生して1年が過ぎたUさんから長めのメールが届いた。最初の赴任先は広島の工場だったが、いまは名古屋の支店に配属されて営業の仕事をしているそうだが、その会社を8月に辞めて、昔から好きだったアート(空間芸術)の活動に専念しようと決めたと書いてあった。最近、あるコンペに入選し、滞在制作のイベントに招待されたのだが、会社勤めをしながらでは無理なので、会社を辞める決断をしたとのこと。先生の心配される顔が見えるようです、会社を辞めたら名古屋名物のういろうをお土産に会いに行きます、と書かれていた。
心配はしていませんよ。MさんもUさんも、人生を長い目で見据えて、再スタートを決めるというのは大したものです。再スタートはいつからだって本来できるものだが、年をとると決断力が鈍る。若さとはいいものです。
3人と会うのがそれぞれに楽しみだ。
2時、就寝。