フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月20日(金) 曇りのち晴れ

2016-05-21 10:55:08 | Weblog

8時半、起床。

大学に出る前に地下鉄丸の内線の後楽園駅で下車。卒業生のマユミさん(一文、2000年卒)と待ち合わせる。ランチを彼女の地元のレストランでとって、地元を案内してもらおうという企画(ブラタカジin小石川)である。同期のミキさんも一緒のはずだったのだが、数日前から体調を崩して、来られなくなった。ミキさんとはまたミキさんの地元(荻窪)で会いましょう。

駅前のえんま通り商店街はいま再開発中らしいが、昔ながらの商店がところどころに残っている。

表通りからちょっと中に入ったところにイタリアンレストラン「AOI NAPOLI」(青いナポリ)はあった。以前は町工場だった建物を改築してレストランにしたようである。

ランチタイムの始まるちょっと前に行ったのだが、店内のテーブルはママ友らしき女性たちでほぼ満席。われわれはテラス席に座った。

私はイベリコ豚をメインにしたランチコースを注文。(マユミさんは鶏の胸肉をメインにしたランチコース)。

イベリコ豚のソテーにバルサミコソースが掛かっている。美味しい。ボリュームもある。

パンはピザ生地を使って焼いたフォッカチオ。ナンに似た食感。

食後の飲み物はホットコーヒーをチョイス。

一階はデザート専門の店になっているが、腹ごなしに街歩きをしながら、「SKIPA」に行きましょうということになる。

坂の多い街で、高い場所には神社仏閣が集まっている。散歩にはいい街だが、マユミさんは意外にそういう場所に行ったことがないという。お子さんの送り迎えで自転車で前を通ることはしょっちゅうなのだが、ただ通り過ぎてしまっていたそうだ。それはもったいなかったですね。自動車、自転車、徒歩、それぞれに持ち味はあるけれど、街と付き合うには徒歩が一番です。

慈眼院澤蔵司稲荷(じがんいんたくぞうすいなり)。

善光寺坂の途中にある大きな椋(ムク)の木。樹齢400年とのこと。

傳通院。徳川家康の生母、於大の方(おだいのかた)の墓がある。

 

 

境内の桜並木。以前は両側にあったらしいが、最近、右側は駐車場になってしまって、周囲の住民からの不評を買っているそうだ。

ここから正面の坂道を下る。

昔からあったのだろう文具店。

文具店のそばにはたいてい学校がある。いや、学校のそばにはたいてい文具店があったというべきか。

こんな場所に材木屋があるのか。近くには神田川が流れているから、昔からあった材木屋だとすれば、それが水路になっていたのだろう。

歩くこと20分ほどで白銀公園の横に出る。「SKIPA」は白銀公園の入口前の道にある。

渇いた喉を潤す。私はアイスチャイ、マユミさんはシークワ―サー。

以前は品川シーサイドにある会社で9時から13時まで働いていたまゆみさんだが、いまはその会社の仕事を自宅でしている。月給制の仕事なので、仕事が多くても少なくても給料は変わらない。仕事の量が少ない月は申し訳ないような気分になるが、逆のこともある。いまは最適な仕事量を模索中のようである。まゆみさんが通勤から自宅での仕事に切り替えてもらったのは、体調を崩されてからだが、明らかに以前より笑顔が多くなった、というのが私の印象である。それはカメラを構えているとよくわかる。「チーズ的笑顔」ならいつでも撮れるが、いい笑顔はそう簡単には撮れないものなのだ。

午後2時、そろそろ小学校からお子さんが帰宅する時間である。

自宅での仕事の問題は運動不足になりやすいことだろう。今日みたいにもっと街歩きをするといいんじゃないでしょうか。 

また、会いましょう。

「SKIPA」の前でマユミさんとは別れ、神楽坂から地下鉄に乗って早稲田へ。

3時からSさんのゼミ論指導。

4時半からゼミ。

5限は3・4年生合同でテキストをもとにディスカッション。

休み時間のスイーツは4年生のMさんが用意してくれたコンビニスイーツ。

6限は学年に分かれての(別に教室をもう1つとってある)ゼミ。私は3年生の方に出る。

今日の発表グループのK君、Mさん、N君。

8時過ぎに終わる。

夕食は久しぶりに「メーヤウ」で。

タイ風レッドカリー(辛さ★★☆)。

地下鉄に乗る前に「あゆみブックス」でNHKの俳句と短歌のテキスト(6月号)を購入。

10時前に帰宅。

2時、就寝。