フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月25日(水) 曇り

2016-05-26 07:53:24 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

午後から大学へ。

スロープ横の工事現場のフェンスに新記念会堂の屋上広場の完成予想図が描かれていた。

いま建設中の新記念会堂は大部分が地下に造られ、屋根の部分が屋上庭園となる。2019年の3月から使用できるようになる。

白井千晶さんから新著をいただく。

白井千晶編『産み育てと助産の歴史―近代化の200年をふり返る』(医学書院)。

昼食は蒲田駅の売店で買ってきた崎陽軒の「しょうが焼弁当」(730円税込)。

これは「幻の弁当」と一部ファンの間で呼ばれている。数が限られているためなかなか手に入らないのだそうだ。

崎陽軒といえばシューマイ弁当だが、シューマイは入っていない。生姜焼きの豚肉が4枚入っている。なるほど評判通り冷めても柔らかい肉である。味付けもコンビニ弁当のように濃くない。美味い弁当だと思う。

でも、730円は安くはない。あと20円出せば「たかはし」の豚肉生姜焼き定食が食べられる。外出して食べる時間があるなら「たかはし」へ行くだろう。

4時から会議。

5時からTさんのゼミ論指導。

帰りに神楽坂で降りて「SKIPA」に寄る。

水曜日はのんちゃんは早上がりで、宙太さん一人だけ。

客はいなかった。入って手前から2つめのテーブルが私の好きな場所である。

先日の句会でお店を使わせてもらったお礼を言う。これはいつものことだが、今日はもう一つ、宙太さんに伝えたいことがあった。

GWに入る前の4月27日に作家の澤田瞳子さんを「SKIPA」にお連れしたのだが、そのとき宙太さんが時代小説のファンであることを知った。とくに朝井まかてさんの大ファンで、彼女の本はほとんど読んでいるそうだ。それを聞いた澤田さんは「今度、朝井先生にお会いしたときにお伝えしておきます」と言われたのだが、先日、澤田さんからメールが届き、朝井先生に確かにお伝えしましたと書かれていた。今日はそのことを宙太さんにお伝えしに寄ったのである。

宙太さん感激しきりであった。

朝井さんの作品で一番好きなのは何ですかと聞いたら、『ぬけまいる』ですとのこと。「ぬけまいる」?私は知らなかったが、親や主人の許しを得ないで、往来手形なしで、お伊勢参りをすることを「ぬけまいり」という。江戸の3人の女性たちがこの「ぬけまいり」をする話だそうである。

直木賞を受賞した『恋歌(れんか)』ももちろんよかったです、本を読みながら泣いたのは初めてかもしれません、とのこと。

いつか、ひょっこり、朝井さんが「SKIPA」に来て下さるといいですね、と私が言うと、な、何を話したらいいかわかりません、と宙太さん。ほとんどの作品を読んでいるのであれば、話すことはいくらでもあるでしょう(笑)。

おしゃべりに気を取られて、アイスチャイの写真を撮るの忘れてしまった。

「梅花亭」で麩饅頭を買って帰る。

8時ちょっと前に帰宅。

夕食の主菜はアスパラ、パプリカ、ズッキーニ、鶏肉の炒め物。

デザートは今年初めての麩饅頭。

4月23日に行われた「ゆる・ふぇみカフェ」の運営委員から『yurufemi magazine』vol.1が送られてきた。少しばかりの寄付をしたからである。

ずいぶんと立派な造りの冊子である。

パラパラと読んで、これはたくさんの人に読まれるべき冊子だと思った。

誰かに入手方法について聞かれたら、何と答えたらいいのでしょう?

3時、就寝。