9時半、起床。
先日の道場親信さんの葬儀のとき麻里夫人が挨拶の最初に、「今朝、空気が少しひんやりしていました。夫はこういう秋の朝が好きでした」と言われたのが印象に残っている。そうか、道場さんは、柄にもなく、秋の朝が好きだったのかと意外に思ったからである。
今朝はそういう秋の朝だ。
冷やかに卓の眼鏡は空うつす 渋沢渋亭
トースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昼食は中村屋の中華まんじゅう。いくつ蒸かしましすかと妻に聞かれ、「肉まん一個とあんまん一個」と答えたが、皿には肉まん半分がプラスされていた。妻が自分の肉まんを半分よこしたのだ。まずその半分の肉まんを辛子醤油で食べ、次にあんまんを食べ、最後は肉まんで〆た。もしもプラスされたのがあんまん半分であったなら、あんまん→肉まん→あんまん(半分)という順序で食べたであろう。
今日の夕食の食卓はいつもよりにぎやかだ。旅館の夕食とまではいかないが、民宿の夕食くらいはある。
鮎の塩焼き。
野菜の天ぷら(人参、茄子、オクラ)。
鮪の山掛け。
今日は一歩も外に出なかった。
一日(いちじつ)を籠りて秋の夕餉かな たかじ
NHK全国俳句大会の投句の締め切りが今月末である。あゆみさんと投句しようねと約束をした。なので句会が終わっても句作を続けているのだが、未発表の作品に限るとのことなので、これはという句が出来たときはその句はブログに載せられないのである。7月31日のブログに「夏空や真っ向勝負の観覧車」という東急プラザの屋上でその日に作った句を載せてしまったことを後悔している。あれはとっておくべきだった。
3時、就寝。