フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月23日(金) 曇り時々雨

2016-09-24 01:17:17 | Weblog

9時、起床。

小倉トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

11時半頃、卒業生のチヒロさん(一文、2000年卒)と蒲田駅西口線路沿いの駐輪場で待ち合わせ、「まやんち」へ行く。どうして駐輪場で待ち合わせたのかというと、彼女が自宅から自転車に乗って来るからである。彼女の家は蒲田と大森の中間あたりにある。

チヒロさんと「まやんち」は初めて。

キッシュと野菜サンドを予約しておいた。キッシュはすぐになくなってしまことがあるからだが、彼女がキッシュを好きかどうかは知らなかった。彼女がキッシュを選べば私は野菜サンドを食べ、彼女が野菜サンドを選べば私はキッシュを食べるつもりだった。私には苦手な食べ物というのがないので、こういうときは都合がいい。

チヒロさんにどちらがいいかを尋ねたところ、決めあぐねて考え込んだ末、「シェアして食べましょう」と言って、ナイフとフォークでキッシュを切りはじめた。そしてお店の人に「すみません。フォークをもう一本いただけますか」と言った。

なるほどね。

紅茶は私はアッサム、彼女はカナさんの勧めに従ってキャンディを注文した。キャンディはスリランカのキャンディ地方で採れる紅茶の総称である。

「まやんち」は初めてのチヒロさんだったが、カナさんのお顔は私のブログで知っていた。私からお二人をそれぞれ紹介する。「お二人はほぼ同い年ですよ」というと、びっくりしたように「えっ!いくつも年下の方だと思いました」と二人とも同じことを言った。それはなによりです(笑)。

写真では明るい笑顔のチヒロさんだが、6月、7月あたりはとても体調が悪かったそうだ。普段は高い方の血圧が90くらいしかないのだが、それが倍の180になり、幼稚園の役員の会合の最中に頭がクラクラしたり動悸が激しくなったりしたそうだ。役員の仕事(バザーの準備とか)が大変だったことに加えて、ちょうのそのころお母様のお身体の具合が悪くなり、心労も重なったのだろう。現役のキャビンアテンダントの頃は、心身ともに自信があっただけに、ショックだった。幸いお母様も持ち直し、幼稚園も夏休みに入り、体調は徐々に回復した。でも、これから役員の仕事(謝恩会の準備とか)が徐々に忙しくなるので、それがちょっと心配だそうだ。

朝は3人のお子さんを幼稚園に送り届けるために、朝食は立ったまま食べるのは普通だそうだ。「幼稚園から帰ってからゆっくり食べたらいいんじゃないですか」と私が言うと、「子どもを幼稚園に送り届けたら、午前中はそのまま役員会になることが多いんです」とのことだった。そうでしたか・・・。

チヒロさんが役員の仕事を自分から進んで引き受けたのは、子どもからだんだん手が離れて来て、けれど職場復帰というまでにはいかない状況で、生活の中に空白が生じるのが不安だったからである。その空白を埋めるのが、趣味とか遊びとかではなく、役員の仕事というところが彼女の真面目なところである(笑)。でも、朝食は座って食べたいですね。自分に余裕のない状態で、人のため組織のために何かをすることには無理がありますから。

まずは一日の始まり(朝食)を心持ちゆっくりと始めることです。

デザートはモンブラン。実は今日のお目当てはこれである。チヒロさんは「私のキング・オブ・ケーキはモンブランです」と言うほどのモンブラン好きなのである。「まやんち」にもモンブランのファンは多く、彼女たちはモンブラン星人と呼ばれている。モンブラン星はピーチメルバ星雲のそばにある。

上に置かれた和栗の渋皮煮、外側のペースト状のクリームはフランス産の栗、そして写真では見えないが、内部の中核にある栗はイタリア産が使われている。日本+フランス+イタリア、かつてない三国同盟である。

たぶんモンブランは10月も食べられる。

「まやんち」を出たのは1時過ぎ。雨が少し降っている。

花柄の傘とブラウスの組み合わせがおしゃれである。

駐輪場の無料駐輪時間は2時間。ちょうどいい。 

チヒロさんはこの足でお子さんのお迎えに幼稚園に向かった。

大井町の「pottery」へまた行きましょうか。彼女は「pottery」に一緒に行った最初の卒業生なのだが、そのときマダムに「お仕事はされているの?」と聞かれて、「キャビンアテンダントをしていましたが、二人目と三人目の子供が生まれて(双子だったのだ)辞めました」と答えた。それ以来、私が連れて行く卒業生はみんなキャビンアテンダントだとマダムは思っているのである(笑)。

夕方、ジムへ行く。

筋トレ3セットと、有酸素運動(クロストレーナー)40分。

夕食は鶏肉と野菜の炒め。

3時、就寝。