8時半、起床。
トースト、サラダ(炒り卵)、牛乳、紅茶の朝食。
9時半に家を出て、大学へ。
10時半から大学院の社会学コース会議。
会議を終えてから、事務所へ行って、私のゼミを申請した学生24名の資料を受け取り、ザッと目を通す。
昼食は「たかはし」で。
豚肉生姜焼き定食。
安定の旨さである。
食後のコーヒーは向かいの「ぷらんたん」で。学生街に昔からあるカフェである。
広い2階席へ。
ブレンドコーヒー(360円)を注文。
ここでゼミ申請資料にじっくり目を通す。
2時から教授会。
6時半ごろ、卒業生のアヤノさん(論系ゼミ6期生、2016年卒)が仕事終わりにやってくる。卒業以来、半年ぶりの再会である。お元気そうじゃありませんか。ついこの間、遅ればせの夏休みをとって、イギリス(ロンドンとオクスフォード)に行ってきたそうで、お土産のビスケットをいただいた。
そういうわけだから、7月、8月、9月は週休二日の休みだけでずっと働いてのだが、学生時代との違い(夏季休暇の不在)に戸惑うこともなく、むしろ毎日朝7時に起きて出勤するという習慣は気持ちよくもあったという。学生時代は、「働きたくないです」とか言ってなかったかい?(笑)
環境に応じて人は変わっていくものだが、その適応能力の高さに驚いた。
彼女のお腹が鳴ったところで、「五郎八」へ行く。
女将さんが私の顔を見て、「いま主人と先生最近いらっしゃらないわね。でも、今夜あたりいらっしゃりそうな気がすると話していたところなんです」と言った。しばらく風邪を引いてましてね。
女将さんお勧めのブリ大根。
いつもの薩摩揚げ。
いつもの田楽。
いつもの五郎八サラダ。
アヤノさんご所望のカキフライ。5個ある!
彼女は虎ノ門にある海運会社で働いている。コンテナの空き状況を管理しながら、顧客(多くは海外の企業)からの注文のメールに対応するというのが主要な仕事である。ゼミ一期生のアズサさんとたぶん同種の仕事で、持ち前の英語力が生かされている。
彼女のことで覚えている出来事は、彼女が3年生の秋学期に米国留学から帰ってきて、私がゼミの学生たちに彼女を紹介したとき、「〇〇アヤカさんです」と言ってしまい、私の横で彼女が「アヤノです」と笑って訂正したところ、ゼミの学生たちから「ひどーい!」と非難の合唱を受けたことである。ちょうどゼミの4年生に「アヤカ」という学生がいたことが言い間違いの原因なのだが、こういう場合、どう言い訳してもダメである。女子学生の名前を間違えることは大学教員にとってもっともやってはいけないことの1つなのである。
食後のコーヒーは「カフェゴト―」で。
私はチョコタルトとシナモンミルクティー、アヤノさんは(打ち間違えがないように注意しながら・・・)バナナタルトとブレンドコーヒー。彼女はショーケースを見ながら「バナナタルトにします」ときっぱりした(迷いのない)口調でいったので、こういうときはハーフ&ハーフの提案はしない。
学生時代からナチュラルな雰囲気が彼女の持ち味であり、魅力だったが、それは全然変わっていない。変わったのは長かった髪をバッサリと切ったことである。
「カフェゴト―」には閉店の9時50分までいて、われわれが最後の客になった。店を出る前に店員さんにツーショットを写真を撮っていただいた。
卒業後半年というのは会うにはよいタイミングで、これまでのことを振り返り、これからのことを考えながら、話ができる。アヤノさんは卒業のときにいただいたアルバムのメッセージの中で、「先生と研究室でお話をする時間が好きでした」と書いてくれていた、今夜も半年間のブランクを感じさせることなく、楽しく話ができましたね。就職以来、一度も体調を崩したことがないそうだが、若さを過信することなく、健康第一で生活してくださいね。 また、笑顔で会いましょう。
11時前に帰宅。
ゼミ申請者24名に面接のお知らせのメールを出す。面接は21日(金)4限、26日(水)3・4・5限、28日(金)3限を使って行う。学生には希望の曜限を選んでもらうが先着順なので、返信のメールはお早めに。
1時半、就寝。