9時、起床。
ハムトースト、サラダ、紅茶の朝食。
昼から大学へ。今日は今年最後の夏日となるでしょうと天気予報士が言っている。
3限は大学院の演習。
それを終えてからコンビニおにぎりの昼食。
4限はS君のゼミ論個別指導。
手土産の団子を食べながら。
5限は講義「ライフストーリーの社会学」。
7時に卒業生のモエさん(論系ゼミ6期生、2016年卒)が仕事終りに研究室にやってきた。彼女は郊外にある私大で職員として働いている。お土産に大学グッズのおまんじゅうをいただく。
学生のときと印象が違うのは、髪を後ろに束ねているせいですね。
髪をほどくと・・・そうそう、学生時代はこんな感じでした。
モエさんは身長が高い。たぶん研究室を訪ねてきた卒業生(女性)の中では一番背が高いのではないだろうか。小顔で首も長いからバレリーナのようである。
しばらくおしゃべりをしてから、「五郎八」へ。
田楽。
薩摩揚げ。
出し巻卵。出し巻卵には甘いタイプと甘くないタイプがあるが、「五郎八」の出し巻卵は前者。モエさんの好みと合ったようである。
カツ煮。これは私のリクエスト。
おでん。これはモエさんのリクエスト。
デザートは「カフェゴト―」で。仕事終わりに卒業生が研究室を訪ねてきてくれたときは、たいてい「五郎八」→「カフェゴト―」のコースになる。
私はあんずのフランとセイロン風ミルクティー。彼女はパンプキンパイとシナモンミルクティーを注文。
モエさんの部署はキャリアセンター。就活で苦労した彼女がキャリアセンターというのも皮肉な話だが、就活が思うようにいかない学生はたくさんいるだろうから、そういう学生の身になってアドバイスができるという点ではいいかもしれない。職場の上司や先輩はみないい人ばかりで、働きやすいそうだ。それはなによりである。
今日、彼女とたくさんおしゃべりをして、彼女の意外な一面を知ることができた。卒業からわずか半年であるが、それは彼女自身が卒業して変わったということではなく、卒業の前と後とでは、私と彼女の関係性に変化があったことの反映だろう。おしゃべり(語り)というのは、語り手と聴き手の相互作用の所産であるが、同じ二人でも、ポジションが変化すれば(在学生→卒業生)、語りの内容にも変化が現れるということである。
「カフェゴト―」には閉店の9時50分までいた。また、会いましょう。今日とは違う季節に、違う時間に、違う場所で、またおしゃべをしましょう。
11時、帰宅。