フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月29日(木) 晴れ

2018-04-02 23:47:29 | Weblog

8時、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日がおそらく最後の花見らしい花見のできる日だろう。

わが家の桜。

近所の専門学校の桜。

花びらは散り始めているが、

まだまだ十分な花が残っている。

昼食はぶっかけ蕎麦。初夏の食卓である。

呑川の桜。

マンションの陰で開花が遅れていた桜が満開だ。

川面は花びらでいっぱい。

さらに上流へ。 

日蓮橋の辺りの桜。向こうに見えるのは池上本門寺のある丘。

日蓮橋から川面を見る。

桜のトンネル。

今日は木曜日。「スリック」のマダムによれば、今日は一番お客さんの少ない日であるとのこと。

常連客としてはこういう日にこそ顔を出さねばならない。

御成り橋通り商店街。 

本当だ、お客さんはいなかった・・・というのは嘘で、暖かいので、お客さんは外のテーブルにいた。

紅茶のシフォンケーキとヌワラエリアという初めて飲む紅茶。

6時閉店だが、「どうぞごゆっくりしていってください」という言葉に甘えて、マダムとしばらくおしゃべり。

呑川の宮の橋の上からみる月。

夕食はポースソテー、サラダ、味噌汁、ごはん。

使併せはズッキーニとキノコのソテー。

今年の春休みは晴天続きで桜三昧だ。

3時、就寝。


3月28日(水) 晴れ

2018-04-02 12:50:59 | Weblog

8時、起床。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

午後、散歩に出る。

「そば新」で昼食をとる。

天玉うどん。

バーボンロードを歩く。

昼間は眠っていて、夕方から起き出す通りだ。

バーボンロードを抜け出て東急線の踏切を渡ると西蒲田公園がある。

蒲田のお花見スポットの1つだ。

桜の木の下で写真を撮る人たち(を撮る私)。

公園の一隅に赤味の強い桜が咲いている。

ちょうど満開だ。

それにしても「桜か?」と疑うほどの赤味の強い桜である。

幹に「カンヒザクラ」(寒緋桜)と札が掛けられている。

「品種名:プリンセス雅(みやび)カンヒザクラ系の品種で皇太子妃雅子様の御成婚を記念して命名されたといわれています。」

寒緋桜は本来は早咲きの桜のはずだが、どういうわけか、ここではソメイヨシノと同期している。

今年の東京は早咲きの桜の開花が遅れる一方で、ソメイヨシノや大島桜の開花時期が早まって、二つの満開のピークが重なって、ビッグウェーブを生成した感じがする。

いまの季節のこの公園の主役はサクラダが、年間を通しては、2本のメタセコイヤが主役である。 わが戸山キャンパスのスロープ横のメタセコイヤは無残に枝を切られてしまったが、本来はこういう美しい形をしているのだ。

うっすらと昼の月が浮かんでいる。

寒緋桜のメタセコイヤ。

公園を離れ、サンロード商店街へ。

「テラス・ドルチェ」で一服していこう。

東急プラザの「くまざわ書店」で本を3冊購入してから、家路に就く。ずずラン通りの夕日。

月の存在もはっきりしてきた。

夕闇に沈む前の満開の桜。

帰宅すると、ポストのところにナツが寝ていた。ポスト・イットならぬポスト・キャットだ。今日は暑かったから、ステンレスの感触が気持ちいいのかもしれない。実際、野良猫はたくさんのお気に入りの場所をもっていて、その日の天候や時間で居場所を変えているのだ。

夕食は(名前がある料理なのだろうが)鶏肉に梅肉と紫蘇の葉を挟んでローストしたもの、サラダ、冷奴、味噌汁、かやくご飯。

付け合せはアスパラガスのソテー。

本日購入した3冊。

ドナルド・キーン『石川啄木』(新曜社)

一昨年の2月に出た本だ。どうして見落としていたんだろう。雑誌『新潮』に2014年、2015年に連載されていたもの。

『石川啄木』と同じコーナーに置かれていた詩人の評伝。

今野勉『宮沢賢治の真実 修羅を生きた詩人』(新潮社)

嵐山光三郎『芭蕉という修羅』(新潮社)

どちらも「修羅」という言葉がタイトルに使われているのはたまたまのことだろうが、学者はお行儀がいい人が多いから、こういう言葉をタイトルには使わないものである。

2時、就寝。 


3月27日(火) 曇り

2018-04-02 02:30:20 | Weblog

(更新がこのところ遅れがちなので、「現在」に追いつくべく、しばらく短縮バージョンでまいります)

8時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

 昼食は「吉岡家」で。

2時前だったので、まだ「ランチ」を注文できる。蕎麦とご飯とおかずを一品(8種類の中から)で650円。アジフライをチョイスし、追加で目立焼きを注文する(+200円)。

ご飯はけっこう量があるので、アジフライ一匹では足りない。アジフライで半分ほど食べてから、目玉焼きをご飯の上にのせて醤油を掛け、半熟の黄身を玉子かけご飯のようにかき混ぜて食べるのである。目玉2個なので余裕である。

蕎麦屋を出て、その足で 郵便局に行ってレターパックを購入し、鞄に入れて来た『変容する社会と社会学』を一昨日散歩の途中で遭遇したA先生にお送りする。

郵便局から「あるす」に向かう途中の児童公園の桜が見頃を迎えているが、クスノキの枝の剪定とかで造園業者の大きなトラックが二台も公園の中に入っている。なにもこんなお花見日和に作業をしなくてもと思うが、たぶん前から決まっていたことなのだろう。そのときは桜の開花がこんなに早まるなんて思っていなかったのだろう、と好意的に解釈することにする。

「あるす」で食後のコーヒーを飲む。パンのようなお菓子をいただき、飴をいただき、帰りに庭の桜の枝を折って持たせて下さった。折ってほしくはなかったが、折ってしまったものはいただくしかない。「あるす」から自宅への帰り道、折った桜の絵を持って歩いていると、「どこかの家の庭の桜を折って盗んだ男」のように見えはしないかと、心安らかではなかった。

5時半に家を出て、大学へ。今夜は定年退職される社会学コースの和田先生の送別会があるのだ。

近所の専門学校の並木の桜が散り始めていた。

この調子だと今週末まで花見らしい花見ができるかは微妙である。

6時15分から大隈庭園内の完こ荘で和田先生の送別会。和田先生が国立精神・神経医療研究センターから早稲田大学第一文学部社会学専修に移って来られたのは、私が専修の助手をしているときだった。同じ時期に、那須先生も新潟大学から早稲田に移って来られた。あれから30年が経ったのか。まさに光陰矢の如しである。

送別会のあと、ちょっと研究室に寄って、帰宅したのは10時半。

2時、就寝。