10時半、起床。
朝方の暴風雨のような気配に一度目が覚め、ブログの更新などして、二度寝をしたらこの時間になってしまった。
ブランチを妻と「phono kafe」に食べに行く。
ご飯セットをご飯軽めで注文。
ひよこ豆のトマト煮(左)。大根と昆布の甘辛和え(左)。
ブロッコリーとカブのスパイスフリット。これは初めて食べたような気がする。美味しかった。
同じものをもう一皿。
とうなのタルタルソース(左)、ベジミートの唐揚げ(右)。
「とうな」は「冬菜」とか「唐菜」と書いたりすることもあるが、正しくは「薹菜」。フキノトウ(蕗の薹)の「薹」である。
マクロビの食事は朝食抜きで食べる昼食にピッタリですね。胃にやさしくて、しかもしっかり食べた気がする。
妻が駅ビルの本屋に行くというので私も付き合う。新緑がきれいだ。
専門学校のキャンパスの周りの桜並木。桜は花ももちろん綺麗だけれど、新緑も綺麗だし、紅葉も綺麗だ。
西口駅前広場で何か催し物をやっている。
商店街からテントの出店が出ている。
「テラス・ドルチェ」も出店していた。ホットコーヒー(300円)を2つ購入。ここでもちゃんとサイフォンで淹れている。
NHKの「朝イチ」でおなじみのあの人(副島淳)が司会をやっている。蒲田の出身らしい。相方の女性は有働文子さん。「有働さん」だ。
矢口消防署の方が行き倒れの人の救命処置の方法についてレクチャーしている。
明け方までの暴風雨で中止の可能性もあったそうだが、天気が回復してよかった。
コスプレの人たちの姿が目に付く。3時からコスプレ・コンテストがあるのだ。
チラシによると蒲田はコスプレ発祥の地(の1つ)らしい。本当か?知らなかった。
本屋で買い物をして戻ってくると、強い日差しが出ていた。「テラス・ドルチェ」であんみつ(300円)を2つ購入。普段、お店で600円で出ているやつで、若いマスターによると「お店で出すときよりフルーツ増量で、赤字覚悟でやってます」とのこと。ごくろうさまです。
帰宅して、さっそく妻とあんみつを食べた。
たしかにお店のより美味しそうですね(笑)。
「有隣堂」で購入した本は4冊。
坂元裕二『anone』1(河出書房新社) まもなく下巻(2)も出る。ノベライズではなく、ちゃんとシナリオである。
東海林さだお『焼き鳥の丸かじり』(朝日出版社) 「あれも食いたいこれも食いたい」シリーズの40冊目である。
弘兼憲史『弘兼流「ひとり力」で孤独を楽しむ』(PHP) 彼は料理が得意らしい。その点は見習いたいものである。
マーティン・アッシャー編(村上春樹訳)『フィリップ・マーローの教える生き方』(早川書房)
「もしそんな声に耳を傾けていたら、私は生まれた町にそのまま留まり、金物屋に勤め、店主の娘と結婚し、五人の子持ちになり、日曜日の朝には子供たちに新聞の漫画のページを読んでやっていたはずだ。子供たちが言うことを聞かなかったら頭をひっぱたき、子供たちにどれくらいの小遣いを与えればいいか、そんなことで妻とがみがみ口論をしていたはずだ。金持ちにだってなれたかもしれない。小さな町の小金持ちに。寝室が八つあり、ガレージには車が二台入り、日曜日にはチキン料理を食べ、居間のテーブルには『リーダース・ダイジェスト』が置かれ、妻は鋳鉄のようながちがちのパーマをかけ、私の脳味噌はポートランド・セメントの袋みたいになっていただろう。そういう人生はお断りだ。私は薄汚くよこしまな大都市で生きる方を選ぶ。」(『ロング・グッバイ』)
夕食は鶏肉の梅肉はさみ焼き、肉じゃが、春菊の胡麻和え、玉ねぎの味噌汁、枝豆ご飯。
今日の肉じゃがは先日の私の誕生日の夕食のすき焼きのときと同じ牛肉を使っている。贅沢な肉じゃが。
しかし、なんといっても主役は秋にいただいて一部を冷凍保存しておいた宮本農業の枝豆を使った豆ご飯である。
いよいよ長年使ってきた携帯電話(ガラケー)を解約するので、スマホのメルアドと電話番号を(それを使ってやりとりしてきた人たちに)連絡しなければならない。ただし、ふだんワセダネットやラインでやりとりしている人や、何年もまったく連絡をとっていない人にはわざわざ連絡する必要はないだろう。
『崖っぷちホテル』の初回をリアルタイムで観た。経営不振に陥った老舗ホテルの再建ドラマは何度か観たことがある(たとえば山田太一脚本の『高原にいらっしゃい』)。リゾートホテルという隔離された非日常的空間、わけありの客(週替わりのゲスト)、バラバラの従業員、ダメな支配人、できる助っ人(超一流ホテルの副支配人)、ドラマとしては作りやすい。ただ、結末は見えているだけに(老舗ホテルの復活!)、いかにディテールを楽しめるかにかかっている。継続して観るかどうかは第二話しだいだ。
2時、就寝。