フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月15日(日) 晴れ

2018-04-16 22:16:08 | Weblog

10時半、起床。

朝方の暴風雨のような気配に一度目が覚め、ブログの更新などして、二度寝をしたらこの時間になってしまった。

ブランチを妻と「phono kafe」に食べに行く。

ご飯セットをご飯軽めで注文。

ひよこ豆のトマト煮(左)。大根と昆布の甘辛和え(左)。

ブロッコリーとカブのスパイスフリット。これは初めて食べたような気がする。美味しかった。

同じものをもう一皿。

とうなのタルタルソース(左)、ベジミートの唐揚げ(右)。

「とうな」は「冬菜」とか「唐菜」と書いたりすることもあるが、正しくは「薹菜」。フキノトウ(蕗の薹)の「薹」である。

マクロビの食事は朝食抜きで食べる昼食にピッタリですね。胃にやさしくて、しかもしっかり食べた気がする。

妻が駅ビルの本屋に行くというので私も付き合う。新緑がきれいだ。

専門学校のキャンパスの周りの桜並木。桜は花ももちろん綺麗だけれど、新緑も綺麗だし、紅葉も綺麗だ。

西口駅前広場で何か催し物をやっている。

商店街からテントの出店が出ている。

「テラス・ドルチェ」も出店していた。ホットコーヒー(300円)を2つ購入。ここでもちゃんとサイフォンで淹れている。

NHKの「朝イチ」でおなじみのあの人(副島淳)が司会をやっている。蒲田の出身らしい。相方の女性は有働文子さん。「有働さん」だ。

矢口消防署の方が行き倒れの人の救命処置の方法についてレクチャーしている。

明け方までの暴風雨で中止の可能性もあったそうだが、天気が回復してよかった。

コスプレの人たちの姿が目に付く。3時からコスプレ・コンテストがあるのだ。

チラシによると蒲田はコスプレ発祥の地(の1つ)らしい。本当か?知らなかった。

本屋で買い物をして戻ってくると、強い日差しが出ていた。「テラス・ドルチェ」であんみつ(300円)を2つ購入。普段、お店で600円で出ているやつで、若いマスターによると「お店で出すときよりフルーツ増量で、赤字覚悟でやってます」とのこと。ごくろうさまです。

帰宅して、さっそく妻とあんみつを食べた。 

たしかにお店のより美味しそうですね(笑)。

「有隣堂」で購入した本は4冊。

坂元裕二『anone』1(河出書房新社) まもなく下巻(2)も出る。ノベライズではなく、ちゃんとシナリオである。

東海林さだお『焼き鳥の丸かじり』(朝日出版社) 「あれも食いたいこれも食いたい」シリーズの40冊目である。

弘兼憲史『弘兼流「ひとり力」で孤独を楽しむ』(PHP)  彼は料理が得意らしい。その点は見習いたいものである。

マーティン・アッシャー編(村上春樹訳)『フィリップ・マーローの教える生き方』(早川書房)

 「もしそんな声に耳を傾けていたら、私は生まれた町にそのまま留まり、金物屋に勤め、店主の娘と結婚し、五人の子持ちになり、日曜日の朝には子供たちに新聞の漫画のページを読んでやっていたはずだ。子供たちが言うことを聞かなかったら頭をひっぱたき、子供たちにどれくらいの小遣いを与えればいいか、そんなことで妻とがみがみ口論をしていたはずだ。金持ちにだってなれたかもしれない。小さな町の小金持ちに。寝室が八つあり、ガレージには車が二台入り、日曜日にはチキン料理を食べ、居間のテーブルには『リーダース・ダイジェスト』が置かれ、妻は鋳鉄のようながちがちのパーマをかけ、私の脳味噌はポートランド・セメントの袋みたいになっていただろう。そういう人生はお断りだ。私は薄汚くよこしまな大都市で生きる方を選ぶ。」(『ロング・グッバイ』)

夕食は鶏肉の梅肉はさみ焼き、肉じゃが、春菊の胡麻和え、玉ねぎの味噌汁、枝豆ご飯。 

今日の肉じゃがは先日の私の誕生日の夕食のすき焼きのときと同じ牛肉を使っている。贅沢な肉じゃが。

しかし、なんといっても主役は秋にいただいて一部を冷凍保存しておいた宮本農業の枝豆を使った豆ご飯である。

いよいよ長年使ってきた携帯電話(ガラケー)を解約するので、スマホのメルアドと電話番号を(それを使ってやりとりしてきた人たちに)連絡しなければならない。ただし、ふだんワセダネットやラインでやりとりしている人や、何年もまったく連絡をとっていない人にはわざわざ連絡する必要はないだろう。

『崖っぷちホテル』の初回をリアルタイムで観た。経営不振に陥った老舗ホテルの再建ドラマは何度か観たことがある(たとえば山田太一脚本の『高原にいらっしゃい』)。リゾートホテルという隔離された非日常的空間、わけありの客(週替わりのゲスト)、バラバラの従業員、ダメな支配人、できる助っ人(超一流ホテルの副支配人)、ドラマとしては作りやすい。ただ、結末は見えているだけに(老舗ホテルの復活!)、いかにディテールを楽しめるかにかかっている。継続して観るかどうかは第二話しだいだ。

 

2時、就寝。


4月14日(土) 薄曇り

2018-04-16 11:57:47 | Weblog

7時半、起床。

今日は昼食をガッツリ食べそうなので、朝食は抜く。

11時半に卒業生のアズサさん(論系ゼミ1期生)と蒲田駅で待ち合わせ、ベトナム料理の「ティティ」に行く。彼女はギリギリまで「ティティ」か「マーボ屋」かで迷っていたようだが、「いまの気分は?」と私が聞くと、「う~ん、ティティで!」と決断した。12時開店の店なので、外で並んで待つ。われわれが一番乗りだったが(日曜の方が混むみたいだ)、近くをうろうろしていたが外国人の年配の男性が本当は一番乗りだったが、店の入口はわからなかったようである。話を聞くとイギリスから来た方で、同じ蒲田のベトナム料理の店でも「ミレイ」(とても有名な店)は表に看板が大きく掛かっていてわかりやすいが、ここはわかりにくとぼやいていた(そのときはまだ路上に看板は出されていなかったのだ)。美味しい店をめぐるのを趣味にしている方のようで、「テレビの情報番組のお店紹介は信用できません」と言っていた(番組用の特別料理の場合がけっこうあるから)。「お一人ですか?」と尋ねたら「もうすぐ連れが来ます」とのことで、しばらくして東洋系の若い女性がやってきた。

最初に海老入り生春巻きと揚げ春巻きを注文する。「ティティ」に来て、これは絶対外せない。

私が「春巻きにはビールでしょ?」とうながすと、彼女は嬉しそうにサイゴンビールを注文した。

私はウーロン茶。

春巻きに「美味しいね」と舌鼓を打っていると、突然の照明が消える。もしかした客の誰かのバースデーのサプライズでもあるのかと思ったが、そうではなくて、ブレーカーが落ちたらしい。どうやらギリギリのアンペアで営業しているらしい。修復にちょっと手間取り、しばらく「サイゴンの夜」みたいな雰囲気になった。これはこれで面白い趣向である。

 春巻きを食べ終わるタイミングで、次の料理を注文した。前回、ホナミさんと来た時は、最初に全部の注文をしたため、あっというまにテーブルが料理でいっぱいになった。今日はもう少し間隔をおいて、ゆっくりと。

鶏おこわ。

 牛肉のフォー。

フォーにはお好みでモヤシと香草を入れて。

彼女は大食いではないが(それは見かけどおり)、食べるのは好きみたいである。そして見かけによらずチャレンジャーでもある。下丸子のあの「きたなシュラン」的な洋食屋「喜楽亭」に私と一緒に行ったのは彼女ただ一人である。

今日も美味しく全部の料理を平らげました。

腹ごなしに(ランチにしてはたくさん食べた)、京急蒲田駅前の商店街を散歩。 

中古DVDの店で、奥原浩志監督の『青い車』(出演:ARATA、宮崎あおい、麻生久美子、田口トモロヲ)という2004年の作品を390円で購入。タイトルと出演者の写真からのジャケ買いである。この値段ならもし「ハズレ」でも損した感は少なくてすむ。まして「アタリ」だったら大儲けだ。

柳通り(飲み屋街)を歩く。「あなた、あまり散歩ってしないでしょ?」と私が聞くと、「そうです。なぜわかるんですか?」と彼女は言った。歩き方で分かります。目的地に向かってスタスタ歩く様な歩き方は散歩の歩き方ではありません。もっとキョロキョロしながら歩かなきゃ(笑)。

呑川。シン・ゴジラが東京湾から東京に上陸したときの経路です。

橋を渡るときは、途中で立ち止まって、橋の上から川面を眺める。これ、散歩の基本です。

「カフェ・スリック」へ。ここも彼女の希望。2時半に予約をしておいたが、風が少し寒かったので、散歩を早めに切り上げて、2時に着いた。まだ先客がいたが、ほどなくして席が空いた。

久しぶりにラプサンスーチョンを注文。

シフォンケーキは私は期間限定の瀬戸内レモン。

彼女はブラウンシュガー&ナッツ。

 

彼女は去年の8月から実家を離れて一人暮らしを始めたが、思いのほかホームシックにはならずにすんだとのこと。

最近ははまっているのはアイスダンスの動画を見.ること.。平昌オリンピックで優勝したカナダペアの演技に魅了されて、アイスダンスに興味をもつようになり、先日、アイスダンスのショーにも初めて行ってみたそうだ。私がクラシックバレエの公演に行くようにときのことを話すと、興味をもったようなので、初めて行くなら『眠れる森の美女』あたりがいいですよとアドバイスした(多彩なダンスが楽しめるし、物語もハッピーエンドだし)。

店を出るときに、見送りに出てくださったマダムとツーショット。明るく、楽しい方だったでしょ。

 

駅に帰る途中で、コンビニで切手を買って、手紙をポストに入れる。実家のお母様宛てだった。

彼女を蒲田駅の改札に見送る。次回は夏カフェでしょうか。散歩の歩き方が上手になっているといいね。

夕食はジンギスカン風焼き肉、豆腐とオクラ、茄子の味噌汁、ご飯。

焼肉の付け合せはキャベツと人参の炒め。

11時からの東京FMの『桑田佳祐の楽しい夜遊び』を聴くのを忘れてしまった。楽しみにしているのに2回に1回くらいは聴きそびれている。テレビと同じように予約録音できるようにちゃんとしたラジオを購入しようかしら。

2時、就寝。