フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月30日(金) 晴れ

2018-04-03 14:11:49 | Weblog

8時、起床。

書斎にいたら8時25分にスマホに緊急地震速報が届く。14秒後」に「深度3」の地震が来るという意味だと思うが、すでに揺れていたし、その揺れがさらに大きくなるということもなかった。

トースト、ハム&エッグ、牛乳、紅茶の朝食。

1時半頃、妻と「phono kafe」に昼食を食べに行く。

ご近所のIさんの家の桜が見事だ。区から何かのときにもらった苗木がこれまでに育ったそうだ。

大原さんご夫婦は先週、移住先の高知(旦那さんのお母様の実家)に行って来られたが、寒かったそうだ。例年より寒かったということもあるが、それ以上に、家が古いため、壁に断熱材が入っておらず、隙間風も入ってきて、寒かったそうだ。おかげでご主人は風邪をひかれたとか。住むとなると、家のリフォームでけっこうお金がかかりそうですとのこと。そういえば「隙間風」というものを体験しなくなってひさしい気がする。歳時記には冬の季語として載っているが、リアリティに乏しい季語になってきている。

 カーテンの動いてゐのは隙間風 高浜年尾

 隙間風さまざまなもの経て来たり 波多野爽波

 隙間風屏風の山河からも来る 鷹羽狩行

ご飯セットを注文。

ブロッコリーのタルタルソース添え(左)、ベジミーとのからあげ(右)

春菊としいたけの胡麻和え(左)、人参の梅酢サラダ(右)

里芋と長芋の摘み揚げ(これは二つ注文)

ご飯は軽めでお願いする。

夕方から出かける。今夜は、高田馬場の「ロッシーニ」で現代人間論系の教員懇親会が開かれるのだ。

 

専任・非常勤・論系スタッフで40人ほどが出席したが、とにかく部屋が狭かった。「40人でも大丈夫」と店からは言われていたそうだが、エレベーターの中で立食パーティーをしているみたいだった。立食とはいえど、適度な距離は必要である。お招きした非常勤の先生方には申し訳ないことをした。

二次会は専任教員とスタッフで定年退職される田島先生と増山先生を囲んで「土風炉」で。こちらはゆったりとしていてよかった。

日付が変わる頃、蒲田着。

 

満開の桜の木の上に月が浮かんでいる。日本画ではよく見る構図である。

散り落ちた桜の花びらが交差点に広がっていた。

2時、就寝。