フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月3日(木) 晴れ

2019-01-04 10:04:45 | Weblog

8時半、起床。

お雑煮とサラダの朝食。

箱根駅伝(復路)が終盤に差し掛かった頃、妹夫婦がやってきた。正月3日の恒例である。 

正月の客は一階の和室でもてなす。両親が一階で生活していたときは客間というものはなかったが(居間が客間を兼ねていた)、いまはここが客間である。

「濱清」から寿司の出前をとる。3人盛りを2桶。娘は昨夜から友人とオールだが、あと30分ほどで帰宅すると連絡が入ったので、一人前を皿にとっておいてやる。

ローストビーフが3日目にして初登場。 

あとはいつものお節料理。 

 

 妹の夫はアルコールを飲むので、乾き物も。

炬燵の上の蜜柑は山盛りが基本である。 

箱根駅伝は東海大が総合優勝した。往路も復路もトップではなかった東海大学が総合優勝(それも大会新記録)したのは、全員がハイレベルで、かつブレーキとなる選手がいなかったということである。10人編成のチームではコンデション調整がいかに重要かということだ。

早大は10位までに与えられる来年の大会のシード権を逃した。実況を聴いていて気になったのは、8着までがゴールした後、アナウンサーが「シード権は残り2枚です!」と言ったことである。「シード券」と勘違いしてませんか。「来年の本大会への切符」という意味かしら。

帰る妹夫婦を駅まで送りがてら、散歩に出る。

 

年始は今日から営業の「テラス・ドルチェ」に入る。 

若いマスターと妹さんと新年の挨拶を交わす。たしか私と同い年のご両親は店に出ていない。「もう引退されたのですか?」と聞いたら、「いえ、今日は出ていませんが、まだまだ引退はしません。少しずつの世代交代になります」とのこと。 去年までは2日からの営業だったが、今年は3日から。これは若い世代の意見が通ったということだろうか。

ブレンドコーヒーを注文。

家を出るときに郵便受けに入っていた年賀状を鞄に入れて持ってきた。ラインの「友だち」にはラインでメッセージを送る。 

家族写真の年賀状といえば、新婚かまだ子どもが小さい人からのものと決まっているが、今日の届いた一枚には両親と本人と妹の家族写真が印刷されていた。これは珍しい。おそらく本人が子どもだった頃からずっとこのスタイルなのだろう。そしてこのスタイルは本人か妹さんのどちらかが結婚して家を出たときに終わるのであろう。そのときのことを考えると(お父様の立場で)、胸がキュンとする。

  支払いのときお年賀をちょうだいする。

自宅の近くの商店街で新しい店が開店準備に入っている。 

 

「T'spoon」。「パンと紅茶を楽しむお店」。 

2月2日から本営業で、1月12日からプレオープンとのことである。水木金土の週4日営業。

「パンと紅茶を中心としたワークショプとパン・焼き菓子・紅茶のテイクアウト販売のお店です。(時間帯によってイートイン可)」と書いてある。カフェとはちょっと違うようであるが、新しいお店が生まれるというのは楽しみなものである。

帰宅して「お年賀」を開ける。

夕食は残った刺身でミニ海鮮丼。 

明日からは日常の食卓に戻る(はずである)。

我が家の一員でまだ正月のブログに登場していなかったものがいる。飼い猫のハルである。16歳、オス。

 

16歳は人間なら80歳に相当するそうだ。「ハルはもう16だから」である。

ちなみに野良猫のナツもほぼ同い年である。

『プレバト』の俳句「冬麗戦」は東国原英夫が「凍蝿よ生産性は我にあるや」で優勝した。個人的には時事俳句は好みではないが、この句はたんに「生産性」発言への批判ではなく、自問にもなっているところに深みがある。

2時半、就寝。