フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月20日(日) 晴れ

2019-01-22 16:16:45 | Weblog

9時、起床。

昨夜の残りのおでんとサラダの朝食。

11時半に家を出て、東京駅へ。 

いつもは丸の内北口を出る(そこから東西線の大手町へ)のだが、今日は丸の内南口から降りる。 

 目の前に見えるのは「KITTE」。旧東京中央郵便局の跡に建った商用施設である(外観は保存されている)。

2013年のオープンだが、私は今日初めて入る。 

ロビーは6階まで吹き抜けになっている。 

エスカレーターで6階に上がる。中華料理の「過門香」。ここが今日の会食の場所だ。 

今日の集まりは二文の2005年度の1年生のクラス(社会人間系基礎演習4)有志の会で、彼らの言葉では、「たかじ会」と呼ばれている。卒業時の演習クラスではないところがミソである。だから彼らと教室で出会ってから今年で15年目になる。年齢として30代の前半で、私の娘と同じ年頃の人たちである。 彼らは卒業後、毎年、「たかじ会」を開いてきたようだが、私は一昨年の会に初めて呼ばれて出席した。昨年はスケジュールが合わなくて出られなかったが、今回、2度目の参加である。

スパークリングワインで乾杯。私もこの程度ならなんとか飲める。 

エミコさん。一昨年の会には出席されていなかったので、私とは卒業以来である。去年のクリスマスの日に入籍をされたそうである。それはおめでとう。道理で笑顔が輝いている。お住まいは原宿とか。へぇ、原宿に住んでいる人っているんですね(笑)。

前菜盛り合わせ。 

ナツミさん。彼女も卒業以来だ。ご主人の仕事の関係で海外生活が長かったが、出産を機に彼女は帰国し、彼の方も家族と一緒に暮らしたいからと転職をして日本に帰ってきた。彼女はいまワインの会社で働いている。 

スープ。 

ミサコさん。彼女とは2年ぶり。このまま大学のキャンパスを歩いていても学生と見分けがつかないだろう。でも、バリキャリ系の女性雑誌の仕事でバリバリ働いている。あまりに多忙で、先日、初めて家事代行(台所とお風呂場の掃除)のサービスを利用してみたそうだ。感動的にきれいになったが、でも、その話を回りにすると引かれるらしい。

 シュウマイ(2種)。黒酢でいただく。 

タイジ君。彼とも2年ぶりである。地方公務員を続けている。前回は生活保護の担当だったが、いまは保険(だったかな?)の担当に替わったそうである。プライベートではいろいろあったようだが、ここには書けません(笑)。 

 

エビチリ。ほどよい辛さ。

マサヤ君。「たかじ会」の中心的人物。コンサル会社で働いている。私のブログの愛読者で、ブログで戸山キャンパスのリニューアルを知って、先日、見に来たそうだ。その帰りに「カフェゴトー」に寄ったら私を見かけたそうで、なんで声をかけてくれなかったのと聞いたら、先生は女性とご一緒されていたからとのこと。ああ、それは卒業生のアスカさんのことですね(1月12日のブログ参照)。そうか、あのとき私の背後の席にいたのですね。 どうも何か視線を感じると思った(笑)。

黒酢豚。肉が前面に出ている。 

リカさん。彼女とも2年ぶり。マサヤ君が「たかじ会を今年もやろう」と声を発して、リカさんが具体的な会場の予約をする係らしい。いつもごくろうさまです。会うたびに印象が変わる。今回はマダムっぽいというか、セレブっぽいですね。実際、彼女は人気の中央線沿線に一戸建てのマイホームを購入したそうである。その歳ですごいね。

 麻婆飯。おっ、炒飯じゃないんだ。

ハルナさん。彼女も2年ぶり。彼女もリカさん同様、中央線沿線に一戸建てのマイホームを購入したそうだ。「一戸建てマイホーム」といえばかつては「住宅すごろく」の「上がり」を意味したものであるが、いまは違うのだろうか。お子さんの世話で仕事をしばらくやめていたが、また英語を使う仕事ができたらと考えているところである。  

 杏仁豆腐。

  彼らが1年生だったころのことを振り返ってみると、なかなか面白いクラスだったと思う。1年生だからやる気と好奇心に満ちていたし、年令にも幅があり(社会人学生もいた)、いろんなタイプの学生がいたなという印象がある。

たとえばこのミサコさんにしても、当時は上下黒の服に身を包み、鎖かなんかをちゃらちゃら鳴らしていたイメージがある。『マッドマックス』かよ(笑)。とにかく尖がった学生が多かった。 

それがいまはちゃんとした社会人になっている。こんな姿、当時は予想できなかったな。 「社会学」なんていう実社会と距離を置くタイプの学問を学びながら、ちゃんと社会に適応している。

 

ハルナさんはお子さんのことがあるので少し早めに席を立った。(つづいてミサコさんもこの後に仕事でここでお別れ)。また、会いましょう。

6階には屋上庭園がある。

 

東京駅丸の内口の風景が見える。  

東京駅の構内も見える。

みんな、これからもしっかりね。

蒲田に戻り、「カフェ・スリック」に顔を出す。 

アールグレーと、 

紅茶シフォンを注文。 

 ショーケースの中にあったチョコレートシフォンの見本の写真を撮らせていただく。美味しそうですね。

 2月限定で、店内でも食べられるし、テイクアウトもOKだが、3日前までに予約する必要がある。1100円(+税)

6時、帰宅。

夕食はブロッコリー、蓮根、エリンギ、ベーコンの炒め。 

鶏肉のゴボウ巻。

明太子、味噌汁、ご飯。

本日発売の『NHK俳句』2月号。

「巻頭名句」(片山由美子選)の中の「いいな」と思った作品が今回は多かった(10句中6句)。

 はなみちてうす紅梅となりにけり 暁台

 晴れぎわのはらりきらりと春時雨 川崎展宏

 春寒や議事堂裏は下り坂 尾池和夫

 薄氷の岸を離るる光かな 皆川盤水

 並びゐて日向日陰のクロッカス 本井英

 一枚の餅のごとくに雪残る 川端茅舎 

2時、就寝。