フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月4日(金) 晴れ(後半)

2019-01-05 21:29:41 | Weblog

(承前)

冬の海岸だから暖かくはないものの、陽射しがあるので、寒さは緩和されている。みんな、思い思いにこの解放的な空間で楽しんでいる。

でも、油断をしていると、砂浜に置いてあるバッグや食べ物をカラスにつつかれる。

このバッグの持主はあの二人らし。カラスが怖くて(実際、カラスはまじかで見ると怖い感じがする)近づけないようである。私が近づいてカラスを追い払ってやる。

滑川が真っ直ぐに海へ注がずに、砂浜を横に這うように、材木座海岸の方へ蛇行している。台風か何かの影響で砂浜の地形が変ってしまったのだろうか。

 いつものことだが、材木座海岸の方へ人が少ない。

砂浜の上をトンビが旋回している。

太陽が低い雲の向こう側へ降りてきた。そろそろ夕焼けの時間だ。

夕焼けは人を立ち止まらせる。

由比ヶ浜人みな並ぶ冬夕焼 たかじ

海からの風がだんだん冷たくなってきた。

渚を離れながら、振り向いては、カメラのシャッターを押す。

海岸での最後の一枚。

頭上を舞うトンビが西日に照らされている。

さあ、帰ろうか。

でも、電車に乗る前に冷えた体を温めていきたい。

江ノ電の踏切を渡り、

再び由比ヶ浜大通りへ。

茶処「こ寿々」へ。

ここはわらび餅が有名だが、

いま食べたいのは温かなお汁粉だ。

熱々で甘いお汁粉が美味しい。心底、ホッとする美味しさだ。

店を出たのは5時過ぎ。ここから蒲田までは1時間。大学から帰るのとさほど変わらない。

春夏秋冬、もっと頻繁に訪れたい街である。(最後はアド街風にまとめてみました)

6時半、帰宅。

夕食はモツと豆腐煮込み、サラダ、茄子の味噌汁、ご飯、

そしてお節の名残の煮物。

デザートは「こ寿々」でお土産に買ったわらび餅。

粘り気の強いわらび餅である。

2時半、就寝。


1月4日(金) 晴れ(前半)

2019-01-05 11:27:03 | Weblog

8時半、起床。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

 朝食の普段に戻る四日かな たかじ

でも、サラダにタコが混じっているところに正月気分が残ってはいる。

元日は家族と過ごした。

二日は友人と過ごした。

三日は親戚と過ごした。

今日は一人の時間を満喫しよう。 午後から鎌倉へ行く。鎌倉といえば正月は鶴岡八幡宮へ初詣に行く人で混雑するが、私は由比ヶ浜の方に出るので、そんなに混んではいないはずだ。

 江ノ電の走る街を歩く。

時刻はすでに2時半を回っている。海岸に出る前に由比ヶ浜大通り「橘」で昼食を食べることにする。 

 「橘」に来るのは二度目であるが、以前、ここが甘味処「古寿々」だったころからここにはよく来ている。

前回と同じ「お魚と彩り野菜」を注文。 

この時間でも、店はけっこう混んでいて、お店の方はちょっとばたばたしている。

豆腐の味噌漬と水菜と小さくさいの目に切ったサーモンのサラダ。 

ふろふき大根。上にのっている野菜は何かしら。 

お魚と彩り野菜。前回(去年の6月)より皿が横長になって、季節の変化に対応して、構成も少し変化している。

こちらが前回の写真。

ご飯と小付。 

少し遅れてアサリの吸い物。「遅れてすみません」とお店の方。お正月は大忙しですね。 

 「橘」を出たのは3時半、西日に導かれるように海へと向かう。

 若宮大路をひたすら南下。

いよいよ由比ヶ浜。 

 由比ヶ浜に到着。もうすぐ美しい夕焼けが見えるだろう。

(後半に続く)