9時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
今日は台風襲来の一日となる。
呑川の様子を見に行く。いつもより水位は高いが、異常に高いというわけではない。
近所の商店街。シャッターの降りている店がほとんどである。
「ティースプーン」も臨時休業だ。
薬局は開いている。ありがとうございます。
コンビニもやっている。ごくろうさまです。
でも、午後5時には閉めるらしい。
パンでも買って帰ろうかと思ったが、いまごろそんなことを考えているようではダメのようである。
かっぱえびせんとどら焼きを買って帰る。甘いものと辛いものをセットで買うというのがポイントである(とパンを買えなかった負け惜しみを言ってみる)。
帰宅してすぐにどら焼きを食べる。備蓄のつもりで買ったわけではないのだ。
昼食は蕎麦。サイドメニューはチキンロールと玉子焼き。
妻は駅ビルの書店が臨時休業で楽しみにしていた小野不由美『白銀の墟 玄の月』全4冊(新潮文庫)。文庫だが、累計1000万部突破の「十に国記」シリーズの18年ぶりの書下ろしなのである。実は、妻は書店の臨時休業を知った昨日、書店に電話をして、「今日(夕方には搬入されるはずと)購入することはできませんか」とダメもとで聞いたところ、「お売りしましょう」との返事を得たのだが(びっくり)、結局、搬入自体が遅れたため(という理由をやっぱり前日に売るのはまずいだろうと後から店長が考えたのではないかと思う)、購入することができなかった。
夕方、この地区の避難所は相生小学校なので、念のため様子を見に行く。
二階に明かりが着いていて、人の出入りがある。
しかし「満杯となりました。ふれあい蓮沼を利用してください」という貼紙がしてあった。「ふれあい蓮沼」とは少子化で廃校になった蓮沼小学校を再利用して作られたコミュニティ施設である。そばにいた係の人が「体育館がありますから」と説明している。しかし、呑川や多摩川の氾濫による浸水が心配されている状況で、体育館というのは避難所として機能するのだろうか。
二階建ての戸建て住宅や、マンションやアパートの二階以上に住んでいる人は床上浸水しても上に避難できるが、平屋やマンションやアパートの一階に住んでいる人はどこかに避難するほかはない。小さな小学校ではなく、近所の専門学校のような高層の建物がこういうときの避難所として利用できないものだろうか。
停電や断水に備えて、早めに風呂に入り、夕食。
キンキの煮付。
デザートは梨。
我が家は三階建なので、万一床上浸水となっても、大丈夫なのだが、ただ、一階の書庫の本たちはいよいよとなったら上の階に運ばねばならない。できるのか? 火事場の馬鹿力に期待するしかあるまい。
23時半ごろだろうか、多摩川(二子あたり)が氾濫したというニュースが入る。台風自体は東京を通過しつつあるが、これまでに降った雨がどういう影響を及ぼすのか、まだまだ予断を許さない。
いま、日付をまたいだところだが、就寝前のブログ更新。