(承前)
披露宴は新郎のウェルカムスピーチで幕を開けた。
書き忘れたが、二人は同じ会社の同期である。まず、新郎の直属の上司の方から、続いて新婦の直属の上司の方から祝辞があった。新郎新婦ともとても優秀な社員であるようだ。結婚式の祝辞であるから、当然、そういう方向で話をするものだが、それを差し引いて聞いていても、それぞれの上司の方が紹介されるエピソードは「へぇ、それはすごいな」と思うものだった。乾杯の発声をした方は新婦の採用試験の面接を担当された方だったが、「ぜひ自分の職場にほしい」と評価したのに他の部署に取られてしまったと言って会場を笑わせた。
乾杯が済んで、料理が運ばれてきた。
天然本鮪の炙り
食べる前にゼミ生たちと新郎新婦のとろに行って記念写真を撮る。
席に戻るときに二人のツーショットを撮る。新郎は「先生のブログを見てます」と言っていたが、それはホナミさんが登場した時という意味だろう。まさか「いつも見てます」という意味ではないだろう。ちなみに彼は慶応卒である。
フォ和グラ(大根と西洋ワサビのアクセント)
新郎新婦の友人たち4人がインタビューに答える形で祝辞を述べた。今日はたくさんの友人が出席している。二人とも友人には恵まれているようである。
ここでお色直しのため新婦が弟さん妹さんにエスコートされて退席。妹さんとは一度、「まやんち」で偶然お会いしたことがある。ホナミさんとピーチメルバを食べにきていたのだ。弟さんはホナミさん自慢のイケメンである。
季節のポタージュ。
新郎もここで一時退席。エスコートするのは弟さんである。TT兄弟か(笑)。
二人が不在の時間に今日出席したゼミ生たちを紹介しておこう。
ユキさん。
サキさん。
ミサさん。
ユリさん。
キミヒロ君(左)とケースケ君(ユリさんとはご夫婦である)。
新郎新婦のライフストーリーが映像で紹介されていた中の一枚。
下は私の秘蔵(というほどではないが)アルバムの中から見つけてきた卒業式(2013年3月25日)の日の写真。ホナミさんとユリさんが並んで写っている。
こちらもユリさんと一緒に写っている。2人はゼミ仲間であると同時にイタリア語仲間でもあった。
オマール海老に合わせたクリームソースとキャロット
お色直しを終えて新郎新婦が再入場してきたとき、青空が広がったのには、「おぉ!」と会場から声があがった。
ウエディングケーキに入刀ではなく、仕上げのソースを二人でかけるという趣向である。
このソースはイチゴかしら、オレンジかしら。
そしてお約束の「最初の一口」(ファーストバイト)。そ、そんなにいきますか!
私が結婚式を挙げた頃にはなかった儀式である。
新郎が小さな子供、新婦がお母さんのように見える(笑)、
ごちそうさまでした。
ここで再びゼミ生たちと記念撮影。今回は新婦のお隣に座らせていただいた。
また席に戻るときに二人のツーショットを撮る。たぶんスタッフのカメラマンの次くらいに写真を撮っていると思う。だんだん新郎が千鳥のノブさんに見えてきた(笑)。お笑い芸人ばかりで申し訳ない気もするが、要は「親しみやすい人柄」ということである。
国産牛ロース肉とビーツのアクセント ボルシチ風
ゲストたちとの写真撮影が一段落したところで、会場の片隅で、家族写真を撮られていた、ホナミさんは家族のことが大好きで、これからユウさんと作っていく家族のモデルになっている。普通のことのように思うかもしれないが、いやいや、とても恵まれたことなのである。
大好きなお母さん。
大好きなお父さん。
大好きな妹さんと弟さん。
デザート(ウェデングケーキのお裾分け)とコーヒー
披露宴もいよいよ佳境をむかえた。新婦からご両親への手紙の朗読。(背後のドア硝子 に小さく新婦の御両親が映っている)。
聞き入るご両親。
それぞれのご両親への感謝の品の贈呈、
両家を代表して新郎のお父様の挨拶。
そして〆は新郎の挨拶。
披露宴会場の出口で。
とてもいい結婚式でしたね。お招きいただいてありがとう。
二人で仲良く、頑張ってくださいね。ホナミさんとはまた季節のカフェをいたしましょう。
改めていい結婚式だったな、と思う。送迎バスに乗って横浜駅へと向かう。
夕食は妻が仕事帰りにデパートの物産展で買ってきたお弁当。
大徳寺(だったかな)の近くのお店の出汁巻き玉子と穴子鮨のお弁当。
さあ、今夜は写真の整理が一仕事だ。
1時半、就寝。