フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月1日(月) 晴れのち曇り

2021-11-02 11:24:38 | Weblog

8時半、起床。

書斎の壁掛けカレンダーをめくる。赤いコート。この形のコートは着たことがない。

卓上カレンダーをめくる。モンブラン。私のイメージではモンブランは10月なんですけどね。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ(+スクランブルエッグ)、牛乳、紅茶の朝食。

朝刊の一面は「自民単独過半数(ただし公示前下回る)」「立民惨敗」「維新躍進」。投票率は55%前後らしい。

一面には出ていないが、竜王戦第3局も藤井が勝った。これで九分九厘決まりだろう。いまの藤井に4連勝できる棋士はいない。

新しい朝ドラ『カムカムエヴリバディ』始まる。NHK大阪らしい人情味あふれる(コトコテともいう)ドラマのようである。『おかえりモネ』とは全然違うタッチのドラマであることが、むしろありがたい。

明日の演習「現代人と孤独」の報告予定者4名のレポートを受講生に送る。これに目を通した上で発表を聞くこと。そうすれば発表時間の節約になるし、質疑応答も活発になる(はずだ)。

昨日のブログを書いてアップする。

1時半を回るころ、昼食を食べに出る。「喜楽亭」に行こう。

下丸子で下車。

昼下がりの「喜楽亭」。

注文するものは決まっている。チキンカツ定食だ。それ以外のものを最後に注文したのはいつのことだろう。

壁の時計は止まっている

扇風機が部屋の片隅に放置されている。

メニューは年季が入っている(「汚い」ともいう)。

私の後から入って来た若者が「上ロースかつ定食」を注文した。「いま、やってないんです」と主人は答えた。「じゃあ、ロースかつ定食を」と若者は言った。「同じ肉だからね」と主人は言った。メニューから消しておいた方がいいんじゃないかな、と私は思った。

チキンカツ定食。鶏肉は150グラムある。この店ではとんかつよりも人気があるそうだ。

ご主人と世間話をしながら食事をする。

さて、帰ろう。店に入るときは日差しがあったが、出るときは陰っていた。

蒲田に戻ってくる。

蒲田に戻って、百円ショップで買い物。封筒とメモ用紙と付箋紙を購入。330円也。安い。買わなかったが、手帳やカレンダーもけっこうちゃんとしたものが100円で売っている。

帰宅する前に、花屋に仏花を買いに行く。

店先にコートが吊るしてある。花屋の女将さんに聞いたら、店の前の道路に落ちていたのだという。たぶん自転車の荷台から落ちたのではないか。

仏花はこれで800数十円。駅ビルの花屋に比べると、値段は同じでも、盛りだくさんである。

夕方、耳鼻科に行って薬を処方してもらう。

あるところから来年春学期の講義の依頼が来る。興味ある内容だったが、指定の曜限(火曜3限)にはすでに授業が入っているので断った。するとすぐにまたメールが来て、土曜日ではどうかという。土曜日には授業を入れないことにしているので断る。実際、金曜日の夜にゼミで一週間の授業を終わらせる組み立てにしているので、土曜日は休みたい。そこで授業(前の晩に準備もしなくてはなるまい)というのは無理である。生活のリズムを乱したくない。もう無理のきく年ではない。

夕食は秋刀魚の生姜煮丼、サラダ、かきたま汁。

食事をしながら『最愛』第2話(録画)を観る。

デザートは林檎。

チャイが膝に乗ってくる。秋が深まって少し甘えっ子になってきたように思われる。

人の手が目の前にあると舐めたがる(ときに噛んだりもする)。観察していると、舐めているときはたいてい目を閉じているが、これは人がキスをするときに目を閉じるのと同じなのだろうか。ちなみに噛むときは目を開いている。

放送原稿を書く。

風呂から出て、『村上RADIO』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。