8時半、起床。
洗面所についてくるチャイ。どこにいくにもついてくる。リビングの外、できれば屋外にいきたいのだろう。そして、おいてけぼりにされるのがいやなのだろう。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ(+スクランブルエッグ、ウィンナー)、牛乳、紅茶の朝食。
本日の『カムカムエブリバディ』。砂糖の製造会社の次男との縁談を勧められた安子は、大阪の稔の下宿先を訪ねる。稔と半日楽しい時間を過ごし、岡山に帰る列車の中で、安子は涙を流す。ここで番組のオープニング曲が流れた。今日は最後にオープニング曲が流れるか。いや、それだと、少し時間が余ってしまうのではないか、と思っていたら、曲が終わって、岡山に着いて、席を立てずにいる安子の前に稔が現れた。同じ列車に乗っていたわけではないだろう(だったら最初から隣の席に座ったはずだ)。安子の様子が気になって、後から出た急行に乗って、先回りして岡山に着いて、安子を待っていたのだ。王子様のような振る舞いである。これで胸がキュンとならない女性がいるだろうか。
昨日のブログを書く。
10時半から学位委員会(オンライン)。
会議を終えて、今日が提出締め切りのレビューシートに目を通す。今日一日で150枚ほど提出されるはずだ。閉め切ってからまとめてやるのは大変なので、途中途中でちょこちょこチェックすることになる。
昼食を食べに出る。今日は昨日と打って変わって快晴かつ温暖。すでに立冬(11月7日)を過ぎているから、暦の上では冬である。今日のような日を小春日和と呼ぶ。好きな日本語の一つである。
隣町カフェに行こう。多摩川線or池上線?
今日の気分は池上線だ。
2つ目の池上で下車して、駅前のカフェ「エノモト」に入る。6月19日に放送された『アド街』で寺町池上ランキングで若者に人気の古民家カフェ「蓮華」(12位)を抑えて9位に入った老舗カフェである。
奥の席に座ると中庭が見える。
ミックスサンド(ハムと玉子)とコーヒーを注文する。
腹ごなしの散歩は池上本門寺。
境内に木々は多いが、常緑樹が多く、紅葉・黄葉する気はそれほど多くはない。桜が中心である。
境内にある朗峰会館。年中無休で、冠婚葬祭に使われている。
一階に「人形町今半」が入っている。墓参りの後によく行く上野広小路の「人形町今半」と同じ系列の店である。(ちなみに「浅草今半」はルーツをは同じなのだろうが、いまは別系列の店)。
ランチメニューが充実している。しかし、ランチを食べにきたわけではない。この時間、ティータイム営業をやっているのだ。
窓際の席に座る。
松濤苑という見事な中庭を楽しむことができる。
クリームあんみつを注文する。おそらく食事の後のデザート用のものをティータイムに独立したメニューとしてで出しているのであろう、ボリュームは少な目である。池上であんみつを食べると「甘味あらい」を思い出す。「甘味あらい」が閉店してはや10年になるが、あの「贅沢あんみつ」を越えるあんみつと出会ったことはない。
大堂の裏手に見事な紅葉を見つけた。
大坊坂を下ったところにある大坊本行寺。
境内にお会式桜と呼ばれる桜の木がある。日蓮が亡くなったとき(10月13日)に一斉に花を開いたという桜である。
いまも秋に開花している。
さて、帰ろう。
夕食は近所にオープンしたお好み焼き屋「肉玉」に妻と行ってみる。
「肉玉のお好み焼き」というのがスタンダードで、トッピングの種類が名前が違うようである。スタンダートを一枚、観音ねぎぶっかけを一枚注文する。
厨房はこの方が一人で担当。客が自分で焼くお好み焼きではなく、料理として出されるお好み焼きである。広島風をベースに大阪風をくわえたもののようである。生地をクレープ状に焼き、その上にキャベツ、焼きそば、豚肉、ポキポキ(と私は読んでいるが、駄菓子屋で売っているイカを揚げたおつまみを砕いたもの)を盛る。鉄板の上に玉子(みんな黄身が二つ入っている卵を使っている)を割り、その上にほぼ焼き上がっているお好み焼きを載せる(ひっくりかえすことはしない)。最後に観音ねぎをぶっかけ、マヨネーズをかける(マヨネーズかけますか?と聞いてから)。
しかし、これで完成ではない。
バーナーで炙る。「炙るとマヨネーズが香ばしくなるんです」とのこと。広島風お好み焼きは家でたまに作るが、この真似はできない。
ご馳走様でした。美味しかったです。他にも単品メニューがいろいろあるようなので(他の客たちが注文するのを見ていた)、次はお好み焼きは一枚にして、あれこれ食べてみたい。
帰宅して、デザートの洋梨を食べながら、今度の日曜日の句会に出す作品(3句)を推敲して主宰の紀本さんに送る。
レビューシートの山と格闘しながら、12時を回った頃にチェックを終わらせる。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
2時、就寝。