フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月20日(土) 晴れ

2021-11-21 12:15:46 | Weblog

8時、起床。

(一晩仏壇に供えた)お稲荷さんサラダの朝食。

朝刊の一面は「大谷満票のMVP」。

藤井聡太四冠が渡辺明王将(三冠)への挑戦を決めた。棋界の覇権をかけた戦い(7番勝負)になる。

昨日のブログを書いてアップする。

11時半に卒業生のカオルさん(論系ゼミ7期生)と蒲田駅で待ち合わせ、池上へ。

「花くるま」へ行く。先週の日曜日に続いてである。「いつもありがとうございます」とお店の方に挨拶される。

私はたらことおかかのおにぎり、すいとん。

彼女はしゃけと明太子のおにぎり、すいとん。

食後のお茶は向かいの古民家カフェ「蓮月」で。

私はあんバタートーストと紅茶。彼女は胡桃とほろにがキャラメルのケーキと青りんごのソーダ。

カオルさんと前回会ったのは、コロナの前、2019年の11月に仕事終わりの彼女が私の研究室に寄って夕食(すぎうら)とお茶(カフェゴトー)をしたときだから、2年ぶりのカフェということになる。コロナの時期になって仕事終わりに早稲田でというパターンがなくなってしまった(お店が時短営業になったため)。ようやく最近、それができそうではあるが。

本門寺の境内を散歩。

この階段(此経難持坂)はけっこうきつい。年々きつくなっていく。

七五三の風景。

大堂にお参りをし、線香を大香炉に立て、その煙を体の悪いところ、よくなってほしいところに浴びる。「頭がよくなりますように」と頭に浴びる人(卒業生)が多いが、彼女もそれはチラッと考えたらしいが、結局、全身に浴びた。よくばりだね(笑)。

境内を散歩する。

木漏れ日のスポットライト。

ベンチでツーショット(セルフタイマーを使って)。

南と北に分断された2人(笑)。

ポートレイトを3枚ほど。

階段を降り、本日最後のカフェへ。

池上駅そばの「ハナコーヒー」。

こんにちは、マダム。このレジ周りの賑やかでゴチャゴチャした感じはアーリーアメリカンの駄菓子屋を連想させる。

私はパイナップルのソーダ。彼女はカフェオレ。

卒業して5年。仕事はほぼリモート。実家暮らしだが、共働きの両親はリモートではないので、一日のほとんんどを過ごす自宅は彼女だけのゆったりとした空間だ。この生活を彼女は気に入っている。その一方で、変化することへの関心はある。その変化は20代後半の女性に社会が持ちかけて来るものである。変化へのいざない。すなわち実家を離れての一人暮らしや転職や恋愛・結婚などである。しかし変化するためにはエネルギーが必要である。変化への関心はあるものの、現在の生活に格段の不満のない彼女にはそのエネルギーが不十分である。そのことを彼女は自覚している。まだ機は十分に熟していないのである。変化というのは起きるときがきたら起きるものです。無理に起こす必要はありません。

彼女を蒲田駅の改札で見送る。また会いましょう。

「一二三堂」で『NHK俳句』12月号を購入。

 柚子沈む無数の傷のあるごとく 岡本眸

東海林さだおの「丸かじり」シリーズ最新刊『干し柿の丸かじり』も購入。

帰宅して『福山雅治の福のラジオ』をタイムフリーで聴いていたら、妻が動物病院からチャイを連れて戻ってきた。

手術で縫い合わせたところを舐めたりしないように胴着を着せられている(いやではないようである)。背中の隙間から毛が背びれのように出ている。もっとぐったりして帰ってくるかと思っていたら、思いのほか元気で、走り回っている。安静にしてなさい。

「やれやれ」という気分で、カオルさんからいただいた煎餅を食べる。

彼女は草加にお住まいだが、硬い煎餅ではなく、あられ風の煎餅にしてくれたのは、私の年齢を考えてのことかしら。歯はね、大丈夫ですよ。まだ全部自分の歯ですから。

チャイも空腹のようである。

夕食は鯖の一夜干し、ヒジキと大豆の煮もの、サラダ、白菜の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『アバランチ』第4話(録画)を観る。

レビューシートのチェックと放送原稿書き。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。