8時、起床。
トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日、サオリさんからいただいたお土産。
クッキーを食べる。
昨日のブログを書いてアップする。
昼食を妻と食べに出る。晴れているが、風がこれまでよりも冷たい。運動を兼ねて池上まで歩く。すたすた歩けば20分。ゆっくり歩いても30分はかからない。
「花くるま」に行く。これで3週連続の「花くるま」である。
念のため家を出るときに電話して席をとっておいてもらったが、先客は一人だけ。テイクアウトしていく女性客が多い。価格は同じだから、温かいうちに(握りたて)雰囲気のある店内で食べた方が美味しいと思う。
私は梅干しと混布(葉唐辛子)とすいとんを注文。これで塩にぎり以外はすべて注文したことになる。塩にぎりは注文するかどうか微妙である。握りたての塩むしびは美味しいとは思うのだが・・・。
混布(葉唐辛子)が予想以上に美味しかった。次に来るときもきっと注文するだろう。
帰る途中で、「ノミガワブックスタジオ」に入ってみる。前はよく通るのだが、金土のみの開店なので入るのは初めて。『散歩の達人』(蒲田・大森・池上特集号)や『アド街ック天国』(池上)で取り上げられていた。
何と説明したらいいのだろう。ブックカフェといえばブックカフェなのだが、コロナ対策で店内でコーヒーを飲むことはできない。店の外に椅子を出してそこで飲んだりするのだが、今日はちょっとそれは寒い。店を出るときにコーヒーはテイクアウトして歩きながら飲むことにしよう。
配架されている本には2種類ある。閲覧用(非売品)のブックスタジオ所蔵の本は建築や街づくりをテーマにしたものが多い。
大学の演習で読んだレイ・オルデンバーグ『サードプレイス』も並んでいる。人と人とのつながりを意識した街作りのプロジェクトが進んでいる池上に相応しい本たちだ。
「イケガミブックスタジオ」の特徴はこの小さく分割された棚の本たち。一つ一つの区画が小さな本屋なのである。本屋さんではない一般の人たちが自分の蔵書(だと思う)を持ってきてここで古本として売っているのだ。もちろんブックカフェであるから閲覧も可能。
出店している人たちが持ち回りで店番をしている。店番役の人の役得は、中央のテーブルに何かのテーマを決めてセレクトショップを開店できることだ。今日のテーマは「ことば・コトバ・言葉」。もしかして翻訳の仕事をされているの方なのかしらと思ったが、そういうことではないそうだ。普通の本好きの方のようである。
挨拶代わりに一冊購入。エラ・フランシス・サンダース(前田まゆみ訳)『翻訳できない世界のことば』(創元社、2016)。定価1600円→売値1100円。
「翻訳できないことば」とは、「ひとことでは訳せないユニークな単語」という意味である。
たとえばアラビア語の「SAMARU(サマル)」という名詞は、「日が暮れたあと遅くまで夜更かしして、友達と楽しく過ごすこと」と訳されている。より詳しくは、「夕方いつのまにか夜にかわり、暖炉の火が残り火になったとき。とくにたいした話もしていないけれど、人生の意味について考えたり、ちょっと飲み過ぎて、翌朝何をするつもりだったのか忘れたりするときのこと」とある。そんなニュアンスの「単語」なのか。深い。
日本語の「ボケっと」も載っている。「なにも特別なことを考えずに、ぼんやりと遠くを見ているときの気持ち」と訳されている。そして「日本人が、なにも考えないでいることに名前をつけるほど、それを大切にしているのはすてきだと思います。いつもドタバタ忙しいくらしのなかで、あてもなく心さまよわせるひとときは、最高の気分転換です」と説明されている。
丁寧にドリップされたコーヒーを飲みながら帰る。味わいのある看板である。現役のお米屋さんのようである。
「紅葉花園」で仏花を買って帰る。
ソファーでボケっとする。『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴く。
6時に「スリック」に予約していたバースデーケーキを受け取りに行く。妻の誕生日は明日なのだが、明日は「スリック」は立川のららぽーとで開催されるフェスに出店するのでお休み。それで前日の夜に食べようと注文したのである。
お店は今日は5時閉店だが、マダムは6時の受け渡しに合わせてさきほど完成させていただいたようである。
マダムがお店のインスタ用に撮ったケーキの写真。注文は「フルーツをいっぱい」(中にも入っています)。
ホールを二人で食べるので、通常は8切れにカットするところを4切れにカットし、1切れ(つまり二人分)をそれぞれ食べた。美味しくいただくために夕食の後ではなく前に食べた。というよりも、今日の夕食はケーキなのだ。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
甘いものを食べた後はしょっぱいものが食べたくなる。タラコと鮭フレークと海苔でお茶漬け。
食事をしながら『ブラタモリ』(親不知編)を観る。
その流れで『有吉のお金発見突撃!カネオ君』(ニンニクの話)を観る。
さらにその流れで『NHKスペシャル』(景気回復VSインフレ)を途中まで観る。
書斎に移って『NHKスペシャル』の続きを観ようとテレビを点けたら、ちょうどプロ野球日本シリーズ(ヤクルトVSオリックス)の第6戦の終盤だったので、そのままかけていたら、延長でヤクルトが勝って優勝した。20年ぶりとのこと。村上春樹は大喜びしているのだろう。
床暖房の温度を1段階上げる。冬が本格化し始めたと感じる
『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(生放送)を聴く。福山も桑田も観客ありのコンサート活動を再開した。
風呂から出て、今日の日記つを付ける。
2時過ぎに就寝。