フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月12日(金) 晴れ

2021-11-13 12:31:09 | Weblog

8時、起床。

トースト、鶏団子汁、サラダ(+スクランブルエッグ)、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『カムカムエヴリバディ』。時代が足早に進んでいく。1941年12月8日、太平洋戦争の幕が落とされた。安子はそれを朝のラジオ体操のラジオで聴いた。他方、稔は弟が安子が好きだということを本人から聴いた。アメリカとの戦争が始まったということがどのような帰結をもたらすか、当時はまだリアリティをもって想像することはできなかったであろう。兄弟で同じ女性を好きになったという事実の方がショックは大きかったであろう。

昨日のブログを書いてアップする。

夕方からののゼミの準備をする。報告者のレジュメに目を通し(4年ゼミ)、インタビュー共通質問案のチェック(3年ゼミ)。

1時に家を出て、大学へ。今日は卒業生で句会仲間でもある書道家の(説明が長いな)恵美子さんとランチをご一緒する約束がある。私が家を出る時間が少し遅れたので、研究室ではなく、直接「タビビトノ木」で待ち合わせましょうということになったが、彼女が店の前まで行ってみるとシャッターが閉まっているという。定休日は水曜日だが、しばしば不定期にお休みする。

「フロハン」(フロム・ハンド・トゥ・マウス)に場所を変更する。

店に入ると彼女はもう食事を始めていた。注文を聞かれて、「連れが来てから」と言えず、そのまま流れでこうなったようである。もしこれがデートであればアカンやつである(笑)。

私も彼女と同じ食事クレープを注文する。一本はきんぴらごぼう、もう一本はラタトゥーユが中に入っている。それからミニオムレツとサラダ。

セットのドリンクはアイスティーをチョイス。

入口を入ってすぐの窓際のテーブルで光がいっぱい差し込んでいる。

デザートはセットのチーズケーキではなく、オレンジショコラのクレープをアラカルトで注文(彼女はチーズケーキ)。

お替りのドリンクはコーヒーで。

恵美子さんとは定期的に句会(オンライン)で会っているが、リアル空間で会うのは、コロナの前、2019年9月以来だから、2年ぶりである。あのときは一家3人(旦那さんとお子さん)で研究室にいらしたのである。お子さん連れというのはときどきあるが、旦那さんも一緒というのは珍しい。

彼女のいまの日常は、7時半起床、7時45分には朝食の食卓に座り(旦那さんが準備してくれる)、お子さんに食事を食べさせ、9時にお子さんを保育園に預け、そこかだら夕方5時までは仕事や家事。仕事は書道教室で、生徒さんに自宅に来てもらったり、通信指導でやっている。9時から5時までというのはけっこう時間があるように思うが、「あっという間」だそうである。なんでなんだろう。「一日一万歩という決め事があるからかもしれません」という。スマホに歩数をカウントするソフトがインストールされていて、それで毎日、一万歩というのを数年前から実行しているようである。息子さんの名前を「一歩」(いちほ)としたのも「一日一万歩」から取ったらしい。「だったら「万歩」でもよかったのしかしら」と言ったら、「それは・・・」と彼女は笑った。一万歩というのはかなりの歩数で、保育園の送り迎えの前後に散歩や買い物をしてかせいでいるそうである。

夕食の後はお子さんの相手。息子さんはお母さんのことが大好きで、いつもそばにいてほしいのである。寝るときも添い寝をしてそのまま本人も寝てしまうことが多いそうだ。つまり、夕方以降は自分一人の時間はないということだ。だから、昼間の9時から5時までの間にあれもこれもしたいし、しなくてはならないのである。そういう気持ちでいると時間が「あっという間」に経つというのはわかります。

久しぶりのポートレートを撮らせてもらう(準備段階から撮らせてもらってましたが)。

「フロハン」には2時間ほど滞在した。よく話した。コロナで会えなかった2年分を取り戻そうとしたのかもしれない。彼女も後から言っていた。「やはり直のお喋りは良いものですね」。彼女はこれから歩いて帰宅して(新宿にお住まいなのだ)、お子さんを保育園にお迎えにいくことになる。また会いましょう。次はそんなに間を空けずにね。

馬場下の交差点で彼女とは別れ、キャンパスへ。

5限、6限はゼミ。

5限は3年ゼミ。インタビュー調査の共通質問の検討。

6限は4年ゼミ。ゼミ論中間報告を3名。

 SNSと外見至上社会

 「ない」ことを語る~対比の自己物語~

 生まれ順と性格 

8時半にゼミを終え、10時前に帰宅。

夕食は恵美子さんからいただいたパンと(彼女のお気に入りの「どん助」というパン屋のパンだ)、帰りにコンビニで買ったスープパスタ。松本旅行の3日目の朝食がこんな感じだったが、甘辛の組み合わせはいい。

仏壇にお稲荷さんをあげたままであることを思い出し、マフィンは明日の朝食に回し、お稲荷さんを食べる。

紀本さんから明後日の句会の作品リストが送られてくる。一読して、選句に迷いそうな予感がした。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。