9時、起床。
朝食はシフォンケーキと紅茶。パンがないからケーキを食べているわけではなく、昨夜のバースデーシフォンケーキ(ホールで注文した)の残りである。早く食べなきゃ。
「やれやれ、朝からケーキですか」と足元でチャイが呆れている。冬の低い日差しがリビングの奥まで差し込んでいる。
昨日のブログをアップする。
リビングのソファでNHK杯将棋トーナメントの三回戦の一局、豊島九段(竜王を失って無冠になった)と丸山九段の対局を観る。丸山得意の一手損からの角換わり将棋だったが、豊島の圧勝に終わる。画面上部の「先手98%」と「後手2%」はコンピューターソフトによる局面の形成判断を示している。つまり圧倒的な大差がついているということである。この後、数手で後手丸山が投了した。丸山は名人のタイトルも獲ったことのある棋士である。その丸山がまったくいいところなく敗れた。豊島の強さがわかる。その豊島が竜王戦では藤井に1勝もできなかったのだから、藤井の強さがどれほどのものかわかるだろう。ちなみに先日のJT杯決勝では豊島が藤井に一矢報いて優勝した。公開対局で持ち時間の短い将棋だったので、豊島が自分の読みを信じて(迷いなく)指せたのではないかと思う。二日制の持ち時間の長い将棋では、そのためにかえって考え過ぎてしまうところがあるのだ。とくに藤井相手では、常に藤井が自分の読みを上回る手を用意しているのではないかと、疑心暗鬼に陥るのではなかろうか。
放送原稿を書く。
2時を回ったころ、昼食を食べに出る。(家の前の道路の落ち葉をちょっと拾ってから)
今日も風は冷たい。こういうときは温かいうどんである。
客は私だけだった。
鍋焼きうどんを注文する。お餅を追加で(生卵は追加しなかった)。お代は1110円だった。あっ、前回はお餅と生卵でプラス200円(計1190円)だったので、各100円と早合点したが、お餅が120円、生卵が80円だったのか。
食べ終えて、真っすぐ帰る。
途中の「まいばすけっと」で「ガツンとみかん」とアーモンドチョコレートとイチゴチョコレートを購入。レジ袋は不要。手に持って帰る。ただし万引きしたと間違われないようにレシートはもらっておく。
放送原稿を書く。
今日は妻は実家にミカン狩りに行っている。ミカン狩りといっても山を所有しているわけではない。庭に一本植わっているミカンの木。毎年、この時期にもぎに行くのだ。
ゼミ論の草稿に目を通す。
夕食は妻と「梅Q」へ。7時に予約していったら、空いているのは我々の予約した席だけで、以前のような混みようである。注文を取りに来たお店の方に、「客が戻ってきましたね」と言ったら、「はい、週末は。でも、平日はまだまだですね」とのこと。そうなのか。
梅Qサラダ。
牛筋の煮込み
「梅Q」は1970年の創業か。私が高校1年生のときだ。当時、この通り(食い倒れ横丁と呼ばれていた)にはもう一軒の釜飯屋があった。私が中学生のときの担任の先生が学期の途中で学校を辞めて、その店の婿養子になって板前になったのにはびっくりした。その先生はすでに亡くなり、いまは中華料理店「金春」の支店になっている。
釜飯が運ばれてきた。
特製五目釜飯。主要な具が2つずつ入っているので、シェアして食べるのに向いている。
じゃこと小松菜の釜飯。小松菜は油で炒めてある。ブドウ山椒がかかっている。
帰宅して、一服してから、放送原稿を仕上げ、収録にとりかかる。
収録作業を終えて、『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴く。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
2時、就寝。