8時、起床。
今日から5月だ。カレンダーをめくる。この青はいい。「ずっと5月だったらいいのに」と福山雅治は言った。その気持ちはわからないでもないが、そうしたらいつまで経っても夏休みにならない。だから私はこう言いたい。「3カ月間、5月が続いて、8月になればいいのに」。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、オムレツ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日のブログを書いてアップする。
11時を過ぎたころ、外出。昨日は晴天だったが、今日は雨模様。これから雨になるのは確実なので、長い傘を持って出る。厚手のシャツの上にジャンバーを羽織る。5月なのにこの肌寒さは何だろう。カレンダーと気候が一致していない。「こんな5月は嫌だ」。
11時半に蒲田駅で卒業生のホナミさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせ、ベトナム料理の「ティティ」へ行く。12時開店の店だが人気店なので早く行って並んでおく必要がある。私たちより先に来ていた6人家族がいたが、まだやっていないことに(看板も道に出していない)不安顔である。「本日休業」の張り紙は出ていないし、お店のSNSにもそういう告知はないから大丈夫と思うが、念のためホナミさんにお店に電話をしてもらう。「本日営業します」とのこと。6人家族にそのことを伝えるとホッとしていた。
テーブルに着いて、生春巻き、揚げ春巻き、そしてサイゴン風フーテュウを注文する。
私は生春巻きから食べた。
ホナミさんは揚げ春巻きから食べ始めた。
「ベトナムビールは飲まないの?」と尋ねたら(以前来たときは注文したので)、「はい、まだ授乳中なので」とのこと。あっ、そうでしたね。息子さんは2日前(4月28日)に満一歳になった。
サイゴン風フーテュウ。
ベトナム料理で麺といえばフォーと思い込んでいた私にフーテュウの存在を教えくれたのは彼女であった。
食後のお茶は池上の「ハナコーヒー」に飲みに行く。「ティティ」は彼女の希望だったが、「ハナコーヒー」は私の希望である。マダムが足首を捻挫してしばらくお店を閉めていたが、つい最近、営業を再開したのだ。マダムにご挨拶。
二人ともチョコレートケーキを注文。ドリンクは私は私は紅茶、彼女はコーヒー。
彼女は今年になって(かな)大きな決断をした。家を持つことにしたのだ。注文住宅なので、このところずっとその打ち合わせが続いていたが、ようやく一段落したそうだ。リモートワークがまだしばらく続くだろうことを考えて、夫婦それぞれの仕事スペースを設計したそうである。夫は小さな個室を、彼女は階段の踊り場のオープンスペースを活用することにしたそうだ。完成は8月の予定。楽しみですね。
本門寺に寄って行く。雨が本降りになってきた。「お天気アプリではなんとか雨は降らずにもちそうだったんですけど」と彼女。えっ? それは「地域」があなたの地元(調布)の設定なんじゃないかしら。「あっ、そうでした」。同じ東京でも海に近いところと内陸では天気が違うことはよくある。
境内に人影はまばらだ。屋台(鯛焼きとチョコバナナ)の準備はされているが、今日は休業だ。
山門(仁王門)の下で。笑顔じゃないポートレイトも一枚。人はいつも笑っているわけではないからね。
参拝していく。
境内と本門寺公園をちょっとだけ散歩。
養源寺の片隅にあるカフェに行く。
「こんなところにカフェ」という名前のカフェ。
客は私たちだけだった。柚子茶を注文する。
現在はまだ育休中だが、9月からの復帰を考えている(引っ越し先での入園問題がクリアーされるかにかかっている)。育児+仕事(リモート中心)はもちろん大変だが、四六時中の育児よりも、メリハリができてよい面もあるでしょう。うまく入園問題がクリアーされますように。
池上線で蒲田に戻り、JRの改札に彼女を見送る。今日は雨の中、カフェ巡りにお付き合いいただいてありがとう。
帰宅したのは4時ごろ。玄関先の新しい薔薇の鉢植えがそろそろ咲き始める。
『山下達郎サンデーソング・ブック』をタイムフリーで聴いていたら、実家の片付けに行っていた妻が戻ってくる。「ベランダの洗濯物、雨が降ってきたら取り込んでって頼んだよね」と言われる。すっかり忘れていた。
夕食は「マーボ屋」でテイクアウト。「ここ最近、先生の教え子の方やブログの読者の方がお見えになりました。宣伝していただいてありがとうございます」と店主さんから言われる。決して近くの方ではないようである。「宣伝」をことさら意図しているわけではないが、ブログに頻繁に登場する店は私の基準に照らして★印の店なので、がっかりさせることは少ないだろうと思います。
海老のサクサクフリッター。
鶏肉とカシューナッツの甘辛炒め。
酢豚(黒酢)。いずれも我が家の定番メニューだが、今日はとくに酢豚が美味しかった。
食事をしながら『ダーウィンがやって来た』と『鎌倉殿の13人』をリアルタイムで観る。『鎌倉殿の13人』はこのところ権謀術数、陰惨な場面が多くなった。「面白い」ともいえるが、「楽しい」とはいえない。リアルな世界がコロナとウクライナに浸食されているとき、夕食を食べながら観たい番組ではなくなってきている。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。