フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月7日(土) 曇り一時小雨

2022-05-08 15:56:06 | Weblog

8時半、起床。

ウィンナー、サラダ、牛乳、紅茶、マカロンの朝食。トーストを抜いたのは早いランチになりそうだから。

ウィンナーを炒めているときフライパンの油が左の甲に飛んで火傷する。

昨日のブログ(昨夜あらかた書いておいた)をアップする。

10時過ぎに家を出る。小雨が降っている。

電車に乗ってからマスクを忘れて来たことに気づく。マスクを忘れて家を出ることはたまにあるが、たいてい少し歩いたところで気づくのだが、今日は電車に乗るまで気づかなかった。ハンカチタオルを口に当てて、二駅をしのぎ、大井町でりんかい線に乗り換えるとき構内のコンビニでマスクを購入する。5枚入りだから残りはトートバッグのポケットに入れておこう。

池袋から東武東上線に乗り換えて、上板橋まで行く。一つ前のときわ台は妹の旦那さんの実家があり、降りたことがあるが、上板橋は初めてだ。下板橋、中板橋、上板橋とずいぶん「板橋」にこだわっているが、三つの駅が連続しているわけではない。

11時半に卒業生のミサさん(論系ゼミ3期生)と改札で待ち合わせているのだが、少し早く着いた。

改札口でじっといているには長い時間なので、駅の周りを散策する。「〇〇銀座」がここにもある。昔からの商店街である。

向こうからミサさんがやってくるのが見えた。

やあ、こんにちは。彼女はこの街に住んでいる。以前、彼女がまだ西小山(目黒線)に住んでいるとき、彼女の案内でカフェ巡りをしたことがあるが、今日は「出張カフェ巡り」パート2である。

彼女がランチの場所に考えているのはパンカフェである。そこに向かう途中で見かけた蕎麦屋。いい感じである。「ここに入ったことはある?」と聞いたら「まだです」とのこと。もしパンカフェが混んでいたらここに入ってみましょう。

目を引く建物があった。板橋区立教育科学館。

プラネタリウムがある!プラネタリウムのある街というのはめったにないだろう。

パンカフェに到着。「ル・トレフレ」。

席の予約はできな店なので、行ってみるまで座れるかどうかわからなかったのだが、空いているテーブルがあった。

フルーツサンド(オレンジ)と玉子サンドはシェアする。私はスープとコーヒー、彼女はアイスカフェラテを注文。

彼女と会うのは去年の9月以来である。近況を語り合う。

パンカフェの向かいは平和公園という広い公園。

図書館が隣接している。

なかなかモダンなデザインの図書館だ。さきほどのプラネタリウムといい、板橋区の文化的レベルはなかなかのものである。

ベンチに座ってしばらくおしゃべり。

線路の反対側の商店街(最初に私が散策していたところ)に移動。

古本屋がある。これはいい街(住みたい街)の条件の一つ。

「安藤」という名前の煎餅屋がある。いい雰囲気を醸し出している。しかし、彼女はまだこの店にも入ったことがないという。彼女がこの街に越して来たのは昨年の夏である。私とは好みの傾向が違うのだろうか。

昔ながらのミニ市場である。かつては肉屋、魚屋のほかに八百屋も入っていたようだが、いまは肉屋と魚屋だけになっている。

ミサさんが案内してくれた二軒目のカフェは「アップ・ボード・ブリッジ」。直訳(?)すると「上板橋」。

窓際のテーブルに座り、柚子茶を注文する。

少ししてからパウンドケーキも注文。私は抹茶と小豆、彼女はレモンとアールグレー。

シェアする。

若い女性の店主さんが一人でやっている。ランチメニューにハンバーグ、キーマカレー、からあげなどがあるが、肉は使っていないのだそうだ。パウンドケーキも米粉を使い、バターは使っていないそうだ。つまりヴィーガンカフェなのだ。かつて私の家の近くにあった「フォノカフェ」を思い出す(ミサさんとも行ったことがある)。

この熊さんとカップのセットは母の日を意識して並べたもの(カップの中にパウンドケーキを入れてプレゼント)。

店の雰囲気も店主さんの人柄もとてもよい。店主さんと親しくお話ができたので、ミサさんはこれからこの店に来る頻度が上がるだろう。

駅から少し離れたエリアにあるレストラン「ロック・ポット」。街の洋食屋さんだ。ミサさんはここに何度か来ているそうだ。こういう可愛いオシャレな店が好きなんだな。私も好きです。

都立城北中央公園。運動場もある大きな公園だ。

ケヤキ並木のところで写真を撮る。

この後、彼女のお宅に向かう。卒業生とのカフェ巡りの途中で私の家に寄ったことは何度かあるが、相手のお宅に寄るのは初めてである。いいのかな。ちょっとドキドキする。

ところが・・・そこには一人の男性が私たちを待っていたのである!

聞いてないぞ、というのはもちろん嘘で、彼はキミヒロ君、ミサさんとはゼミ同期である。二人は去年の11月30日に婚姻届を出したが、その前から(去年の8月から)一緒にここで暮らしているのである。

私がミサさんとカフェ巡りをしている間、キミヒロ君は部屋(2LDK)の片づけをしていた。そればかりか、お菓子まで焼いていたのである。なんと甲斐甲斐しいではないか。

マドレーヌだ。周辺がやや熱が通り過ぎて硬いが、中心部分はマドレーヌだ。ドリンクは水出しのルイボスティー(真マスカットの風味がする)。これも彼が準備したもの。この調子で日々精進すれば、いずれカフェのマスターになれる日がくるであろう。

コロナの日々で先延ばしになっていた結婚式をいよいよ9月に行うことになったそうである。「ぜひ先生にはご出席いただきたいのですが」。(スケジュール帳をチェックし)「はい、出席させていただきます」。

「ゼミ生の結婚式に出席するのは各期3組まで」とかつては言っていた。ご祝儀が大変だし(これは女子大の先生からよく聞いていた)、それに「結婚式には先生を呼ぶ」というのが慣習のようなものになってしまうのもどうかと思っているからである。しかしゼミ3期生についてはこの規則はまったく守られていない。これで何組目になるだろうか。6組目かな・・・。規則が守られない一番の理由は、カフェ巡りでスーパーグランドスラムを達成している卒業生が多いことと、ゼミ生同士の結婚が2組もあるからである。これは呼ばれれば出席しないわけにはいきません。

二人を見ていると、いいカップルだと心から思う。ミサさんは彼の前ではのびのびとしているし、キミヒロ君は彼女のことをとても大切にしていることがわかる。在学中は二人が将来結婚することになるなんて全然思わなかった。隠れて付き合っていたわけではなく(ゼミ内恋愛禁止とかではなかった)、卒業後、何年も経ってから付き合い始めたのである。互いの良さがいろいろな人生経験を経てから気づいたのであろう。

さて、そろそろ失礼しよう。二人に駅まで送ってもらう。

今日はどうもありがとう。上板橋はまだまだ奥が深い街である。何かの機会にまた来てみたい街である。

帰りは池袋から山手線に乗り、品川で京浜東北線に乗り換え、蒲田まで帰った。

本日発表の東京の新規感染者数は3809人。先週の同じ曜日より増えた。4月12日以来、ずっと減少が続いていたのだが、GWを経て増加に転じることになりそうだ。予想はしていたが、やっぱりか。

『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴く。

夕食はピーマンと鶏肉の味噌スープ煮、スペイン風オムレツ、ジャガイモとワカメの味噌汁、ごはん。

スープは全部飲み干す。

息子が「母の日のプレゼント(ついでに父の日のプレゼント)」と言ってガラス皿と同じ柄のガラスの箸置きをくれた。久しぶりのプレゼントで、予想外のことに妻はとても喜んでいた。

食事をしながら『未来への10カウント』第4話と『インビジブル』第4話(共に録画)を観る。

ラジオを聴きながら今日録った写真の整理(ブログの構成)。

風呂から出て、1時半に就寝。