7時45分、起床。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、ウィインナー、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
本日の『ちむどんどん』。物語自体が小さな世界の中で閉塞感を増している。暢子のためにも、物語のためにも、舞台を東京に移した方がよい。
チャイの散歩に出る。花に水をやっていた妻に撮ってもらった写真。電車の中やお店の中といった密な場所は別として、ふつうに外を歩くときのマスクはそろそろやめていいのではないだろうか。
昨日のブログを書いてアップする。
今日は対面授業(2つの演習)がある日。昼から大学に出る。
3限の必修基礎演習は「本の話」。最近(あるいはこれまでに)読んだ本の中から「面白かった本」について小グループで話してもらった。本を読むことはインプットであり、読んだ本について話すことはアウトプットである。二つの間には「考える」という段階がある。自分が読んだ本の面白さをいかに他者に伝えるか。いくら声を大にして「面白かった!」と言っても面白さは伝わらない。語ることの選択と配列について戦略的に工夫しなければならない。インプット(読む、聞く、見る)→「考える」→アウトプット(書く、話す、見せる)というシステムを自分の中で鍛えること、それが必修基礎演習の課題です。
4限は空き時間。昼食を食べに出る。
馬場下の交差点から早稲田通り(穴八幡神社の横)を馬場方面に少し歩く。
カフェ「タビビトノ木」に到着。
奥のお気に入りのテーブルが空いていた。
タシのベジタブルミールス(990円)を注文。3種のカレー(今日は豆、椎茸、チキン)とヨーグルト、サラダ、赤米、パパド、その他諸々の惣菜が付いてきて賑やかだ。
セットで付いてくるドリンクはカフェラテをチョイス。
時間のないときはおにぎりやパンを研究室で食べるが(燃料補給という感じで)、時間があるときはやはり外に出て食べる方が息抜きになる。食事をしているという感覚がある。
馬場下の交差点の交番は私が入学したとき(1973年)からほぼ50年、少しも変わっていないように見えるが、実際はどうなのだろう。
馬場下の交差点の風景で一番変わったのは角にあった蕎麦屋「三朝庵」がなくなった(コンビニになった)ことだろう。
交差点のところの「鳴門鯛焼本舗」で買ってきた鯛焼きを研究室で食べる。
5限は専門演習「現代人と社交」。オルデンバーグが『サードプレイス』を書いているときに念頭に置いているカフェは伝統的な西欧のカフェであるが、学生はそれがどういうものか知らない。それを知ってもらうためにアキ・カウリスマキ監督の『ル・アーブルの靴みがき』(2011年)の最初の30分ほどを観てもらう。一定の地域社会の中に家庭、職場、そして行きつけのカフェ(サードプレイス)がワンセットになっている主人公の生活が描かれている。家庭と職場が遠く離れ(自動車や電車での通勤)、地域社会というものも衰退しているわれわれやオルデンバーグの社会(アメリカ)とは違う生活がそこには描かれている。
6時過ぎに大学を出る。
「あゆみブックス」の前を通ると売れ筋(お薦め?)の本が外の棚に並んでいる。
夕食は鯛と野菜のレンジ蒸し、ゴボウのサラダ、玉子と玉ねぎの味噌汁、ごはん。
食事をしながら『元彼の遺言状』第5話(録画)を観る。妻によるともう原作とは関係ない話になっているそうだ。
チャイは明日で満一歳になる。人間でいうと18歳だそうである。「もう子ども扱いしないでね」
授業関連の諸々の連絡をする。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。