フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月22日(日) 晴れ

2022-05-23 13:06:00 | Weblog

7時45分、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)。目玉焼き、ウィンナー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

食事をしながら『ふるカフェ系ハルさんの休日』(録画)を観る。茨城県古河の「サンローゼ」(ただし番組内では店名は紹介されていなかったように思う)。

昨日のブログを書いてアップする。

チャイの散歩。ワンコがいる。

11時半ごろ家を出る。5月らしい天気だ。

11時半に東急蒲田駅の改札で卒業生で同じ蒲田の住民でもあるユウコさん(文構2期生)と待ち合わせ、池上線に乗って荏原中延へ。

荏原中延といえば「隣町珈琲」である。蒲田周辺のカフェはほぼご一緒したことのある彼女だが、ここは初めて。

ランチセットのドリンクは私はリンゴジュース、彼女はアイスティー。

ランチ本体は二人ともタイカレー。私は注文のときにお店の方に「今日のタイカレーは青唐辛子ですか、赤唐辛子ですか」と尋ねた。日によって違うことがあるのだ。青唐辛子だったら新メニューのシーフードカレーにするつもりだったが、「赤唐辛子です」とのことなので、タイカレーを注文することにした。

あんバタートーストを一皿注文し、シェアして食べる。

私はこの段階でリンゴジュースは飲みほしてしまっていたので、ホットコーヒーを注文したが、彼女はアイスティーがほぼそのまま残っていた。食事中は飲み物(水も含めて)はとらないそうなのだ。飲み物は飲み物単独で飲むというのが子供の頃からの(?)習慣らしい。食事中によく水を飲む私とは大違いだ。

ユウコさんと会うのは昨年の11月以来だが、その後、長女のミワちゃんが私と同じ腹部のヘルニアの手術をしたと聞いて驚いた。腹部のヘルニアは中高年にも子どもにも多いのだ。たぶん軽度のものだったのだろう、私とは違って腹腔鏡を用いた手術で、一泊二日ほどの入院だったそうだ。術後の回復も私よりずっと早かったようである。とはいえ全身麻酔の手術であるからご心配だったことだろう。

「隣町珈琲」には2時間ほど滞在した。

荏原中延の商店街を抜けて、中原街道を渡る。

しばらく歩くと目黒線の武蔵小山商店街(パルム)の端っこにたどり着く。

武蔵小山は私の出身高校である都立小山台高校のある街だが、長いアーケードが有名である。

猫専門のペットショップがあった。

サイベリアンのオス。毛色がチャイと全然違う。価格は50万円! これもチャイと全然違う(笑)。

ミヌエットのオス。毛色はこちらの方がチャイに近い。

ラガマフィンのメス(左)とマンチカン(右)のメス。どちらも3カ月半ちょっと。単独なのと二匹(三匹)一緒の猫の違いはなんなのだろう。単独でいることを好む子と好まない子がいるということだろうか。

アーケードを抜けて武蔵小山の駅前に出る。

アーケードとは反対側の駅前に小山台高校の校門がある。現在はここが正門なのだろう。しかし、私がいたころは正門は駅からは遠い反対側にあった。学校ができたのが駅ができるよりも先であったからという事情があるらしい。

校舎には私が在学していたころの面影は残っていない。

校庭の反対側(かつての正門があった側)に回ってみる。

正門は「関係者以外立ち入り禁止」とされてそのまま残っていた。

高校卒業(1973年3月)から50年になろうとしている。

周囲の町並みもすっかりかわってしまったが、正門近くのこの電器屋さんには見覚えがある気がする。

武蔵小山といえば長いアーケードと並んで、「林試の森」が有名である。

私が高校在学中は公園ではなく、林産試験場の敷地で、特別の場合を除いて中に入ることはできなかった。高校生だった私は部活でこの森の周囲をランニングしていた。

いまでは公園として開放されている。

新緑の中を散歩しましょう。

子ども連れの人たちがたくさん。駅からすぐだから蒲田からも気軽に来られるでしょう。

「子どもは一日ここで遊べますね」

橋や池や小川も設けられている。

大人も開放感を味わえます。

随所に開けた場所がある。街中のアスファルトの上を歩くの暑いけれど、ここは気温が数度違うと思う。

公園には1時間ほど滞在した。出入口は数か所あるが、駅に近い水車門から出る。

この後は蒲田に戻って「スリック」に行きましょう

「スリック」には蒲田駅から電話をしてから行く。席はあるが、シフォンケーキは残りはオランジェットのみとのこと。はい、それでけっこうです。

紅茶はマダムにお任せでミルクティーが好きというユウコさんはケニアCTC。

私にはスティーブン・スミスのロード・ベルガモット(アールグレー)。

今日は(も)お店は盛況で、シフォンケーキの選択の余地は残されていなかったが、オランジェットは好きなので(ユウコさんも)よかった。

なぜか乾燥機(リンナイの乾太くん)の話題で盛り上がる。マダムは「乾燥機は絶対に必要」という持論を展開し、ユウコさんもそれに同調した。私は別に反対ではないが、「天日干しの方がいいんのでは」という素朴な意見を言ったところ、洗濯物を干す、取り込むという家事がどれほどの労力を必要とするものであるか(それが女性の労働として当然とされる風潮があることの問題を)懇懇と聞かされた。テラス席でお茶をしていた一人客の女性が会計のときに店内に入ってきて、「ラジオから流れてくる座談を聴くようにお話をうかがっていましたが、私もまったくマダムに同意見です」と言われた。多勢に無勢とはこのことだ。私は「今日、帰宅したら、妻に乾燥機の導入について提案してみます」と表明した。

時刻はそろそろ6時になろうとしいていた。今日はいっぱいしゃべり、いっぱい歩きましたね(彼女のスマホの万歩計の数字は1万を超えていた)。

歩いて帰る彼女とは多摩堤通りのあたりで別れた。また会いましょう。

「一二三堂」に寄って『NHK俳句』6月号を購入して帰る。

音合せ始まる夏至の広場かな 坂本宮尾

沈黙のあと噴水の立ち上がる 茅根知子

ひげ剃つてゐる父の日の父の唄 辻田克己

チャイの散歩。

本日の東京のコロナ新規感染者数は3317名。かろうじて減少傾向を維持。ちなみに街を歩いていてマスクをしていな人は少なかった(林試の森公園でも)。

夕食はジャーマンポテト、サラダ、茄子の味噌汁、ごはん(明太子)。

ジャーマンポテトにはアスパラをふんだんいトッピング。

デザートはユウコさんからいただいたお菓子。

ココナッツ風味のクッキーにチョコレートクリームがサンドされている。

食事をしながら『鎌倉殿の13人』をリアルタイムで観る。義経の最期。弁慶の立ち往生の映像はなかった。

本日提出されたレビューシートのチェック。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら今日の写真の整理。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。