フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月6日(日) 晴れ

2022-11-07 13:44:57 | Weblog

7時半、起床。今日も晴天。

朝風呂に入る。

朝食を食べに「栞日」へ。朝7時からやっているのだ。(「高橋ラジオ商会」という看板をそのまま残してある)

二階の中央の丸いテーブルに座る。

東側の窓際のお気に入りの机も空いていたのだが、この時間だと朝の光がまぶしすぎる(午前中に来たのは今日が初めて)。

ここで昨日のブログを書く。これも一種のワーケーションかもしれない。

あんバタートーストとコーヒー。和の甘味がほしかった。

1時間が経過したあたりで、リンゴジンジャエールを追加で注文。

ブログを書き上げてアップしてからギャラリーを拝見。

中野道という写真家の展示会をやっていた。

日常の事物をクローズアップした作品が多い。そうすることで日常的事物が非日常的なものになる。「日常生活の社会学」でも使っている手法だ。

「では、また」とお店の方たちに挨拶して店を出る。次は来年3月下旬かな。

ホテルに戻り。チェックアウトをして、駅のコインロッカーにキャリーバッグを預ける(途中でスマホを部屋に忘れて来たことに気づきあわてて引き返した)。

3日目の松本街歩き開始。高砂通りを歩く。

暗いときに見るとちょっと怖かった紙雛たちも光の中では怖くない。

ここが博物館だとは気づく人は少ないだろう。

ね。でもやっているのかしら?

古本屋「アガタ」。入ろうかと思っていたら子供たいがたくさん入ったのでやめておく。

軽食堂「ブンブク」。いつも前を通るときに気になっているのだが、暖簾が出ているのをみたことがない。

外国に来た気分になる街角。

「田園ベーカリー」に顔を出す。これで三日連続だ。

この時間に来ると商品がたくさん並んでいる。帰りの列車の中で食べる夕食用に(今回は駅弁ではなく)クリームパンとソーセージエピパンを購入。

「また、来ますね」と奥さんに挨拶して店を出る。

ここも三日連続の「サンドイン」。今回の松本で唯一、新規開拓の店である。夕食用にペッパーポークのシーザーサンドを購入。私はこれがこの店のイチオシだ。「レタスが新鮮で歯触りがとってもいいです。ペッパーポークとの相性が抜群ですね」というと、「そういっていただけると嬉しいです」と満面の笑みの(マスクでわからないけど)店主さん。「また、来ますね。」

「グレインノート」に寄って行く。店主の指田さんがいらした。「奥様はお元気ですか?」と尋ねると、「はい、おかげさまで」とのこと。以前は毎日店に出ておられたが、いまは週一(火曜日)のみ。火曜日に松本に来ることはまずないので、ずっとお会いできていない。

一昨日来た時にはなかった新しいデスク(右)が出ている。左のものより横幅があって、私にはこちらの方が使いやすそうだ。値段は19900円(椅子は別売)。即決で購入できる金額ではありませんけどね。

二階に上がってみる。

先客はいなかったので、セルフホートレイトを撮る(旅先=一人旅では数枚撮っておくことにしたいる)。

1時に予約を入れておいたレストラン「にし村」へ行く。

6人ほどのグループ客がいたので料理が運ばれてくるペースはゆっくりになりそうだ。

ランチセット(1800円)を注文する。三種の前菜とサラダ。3月に来たときと同じもの。

南瓜のスープとパン。どちらも美味しかった。3月に来たときは新玉葱と新じゃがいものスープだった。そのとき「お代わりをしたい」と思ったが、今回もそう思った。

しらすと地野菜のアンチョビソーススパゲッティ。3月に来たときは春野菜だった。そのときよりも淡泊な味わい。もう少しアンチョビソースがほしい気がした。

デザートは白ゴマのブラマンジェにイチジクジャム。美味しい。ドリンクはハーブティーをチョイス。

メインのスパゲティが淡泊だったので、少し食べ足りない(腹六分目くらい)。

「竹風堂」で栗ご飯を食べることにする。

少し混んでいて「お時間をいただきます」の店の方に言われる(写真は空いてから撮ったもの)。

料理が運ばれてくるのを待つ間に庭に出て紅葉の写真を撮る。トリコロール(赤、白、青)でフランスの国旗のようである。

山家定食(1925円)。淡泊な栗ご飯と濃厚な岩魚の甘露煮の組み合わせがいい。そして山菜がいろいろ。これでようやく腹心地がよくなった。

繩手通りを歩く。

「じゅげむ」の前を通るとカレーうどんの文字が目に飛び込んで来る。でも、お腹はいっぱいです。

この「スイート」というカフェは1913年(大正2年)創業である。いわゆる当時の「カフェ」だったのだろう。

大きなカエルのオブジェ。

一句浮かんだが、今度の句会用にここでは書かないでおこう。

松本城公園を通る。

何度見ても姿のよい城である。

公園を出たところにある松本神社。

境内の紅葉が見頃を迎えている。

紅葉もいいし、

黄葉もいい。

旧開智学校の方まで足を延ばす。昼食を食べ過ぎたので、たくさん歩かねばならない。手前が現在の開智小学校。奥に見えるのが旧開智学校。

松本城と並ぶ国宝である。現在は修復工事中で中には入れない。

手前に見事な紅葉。

裏手には見事な黄葉。

すぐそばにある旧司祭館に入ってみる。

黒板に今日の日付が書かれ、明治37年の今日の日誌が紹介されている。中学校の運動会が雪で延期になったとか。

ちょうどタウンパスが来たので乗ることにする。

本町(中町通りの近く)で下車。

松本旅行の最後に立ち寄るのは「チーアン」と決まっている。

他に客はいなかった。

カウンター席に座り、献上加賀棒茶豆乳ラテを飲みながら、30分ほど滞在。

少し早いですが、次にお会いするのは来年なので、ご主人、よいお年を!

奥様、よいお年を。

午後5時20分発のあずさ号に乗車。

蒲田駅に着いたのは9時ちょっと前。

列車の中ではお腹が減っていなかったので、帰宅してからパンを食べた。やっぱり美味しい。

本日発表の東京の新規感染者数は6264人。明日は月曜日だから(見かけ上)減るだろうが、火曜日以降が恐ろしい。

数日ぶりにチャイと風呂に入る。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。