7時45分、起床。
一日で体重が800グラムも増えた。すき焼き鍋(昼食)+フライ盛り合わせ(夕食)の効果おそるべし。舞が炭水化物を我慢している理由が身に染みてわかる。
トースト(マロンペースト&ハチミツ)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。(ウィンナーは抜く)
本日の『舞いあがれ!』。記録会でスワン号が琵琶湖の上を飛んだ。「鳥人間コンテスト」では離陸してすぐに湖面に落するチームをよく見るが、ああはならなかった。どこまで飛べるだろうか。
朝食の後に歯を磨く。朝起きてすぐに歯を磨く人と食事の後に磨く人、どちらが多数派なのだろうか。洗面台には妻が庭の薔薇を一輪挿しにしている。
2時過ぎに家を出る。今日は5限に演習(対面)がある。
電車に乗る前に「ホンズキッチン」に寄って昼食を食べることにする。スタッフのクエさんがベトナムから戻ってきていた。
メニューも増えてている。近所にバインミーの専門店がオープンしたことについては、ライバルではなく、蒲田に仲間が増えたとホンさんはとらえているようである。
火曜・土曜限定のビーフシチューセット(1100円)を注文する。ここでビーフシチューは初めて。
柔らかく煮込まれた肉は神戸牛である。
ごちそうさまでした。また来ますね。
早稲田に着いて、馬場下の交差点で鯛焼きを買う。
鯛焼きを頬張りながら、授業の準備をする。
演習は今日から個人報告が始まった。一人当たり30分で3名が報告。
都市の「ひとり空間」から考える孤独
コロナvs就職活動~自己開示が孤独感を和らげる~
孤独や人間関係との付き合い方~『ソロ活女子のススメ』をとりあげて~
雑用を片付けて6時40頃、大学を出る。地下鉄の駅前の交差点で月を見上げて写真を撮っている人が多かった。今夜は皆既月食が見られるのだ。
帰宅が少し遅れそうなので(通常は7時半)、夕食の支度をして待っている妻に電車の中からLINEを送る。
蒲田に着いて月を見て立ち止まっていたら、結局、45分になってしまった。暗い路地の赤い街灯のような月だった。
夕食は鮭と野菜のレンジ蒸し、大根のサラダ、茄子の味噌汁、ごはん。
食事をしながら『ザ・トラベルナース』第3話(録画)を観る。
途中から私がソフェーに移動すると、チャイもそばで一緒に観る(?)。
帝京大学の坂本博志先生から『女中』(皓星社)という新刊をいただく。「女中」の登場する文学作品のアンソロジーである。面白いところに目を付けたものである。「女中」はいまでいう「家政婦」。大正期から昭和戦前期、中流階級の家庭にはたいてい「女中」がいた。玄関を入ると、ゆったりとした応接間(客間)の向かいに三畳ほどの女中部屋があるというのが当時の中廊下型住宅の典型的な間取りだった。その間取りは来客への対応に便利であると同時に、「女中」が家族と外部の間に位置する「境界人」であることを示すものでもあるだろう。戦後、高度成長期に「女中」は「家政婦」になり、住み込みではなく、通いが主流になり、そしてしだいに消滅していった。本書は「女中」の登場する文学作品を読み解いていくことで、当時の家族や働く女性のありようを観て行こうとするものである。非情に興味深い。
表紙の写真は映画『女中ッ子』(1955)のワンシーン。主役の女中を演じたのは左幸子。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時45分、就寝。