フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月18日(金) 晴れ

2022-11-19 10:12:34 | Weblog

7時45分、起床。

トースト(ピーナツクリーム)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。毎日決まった朝食だが、とくに飽きるということはない。そもそも朝食にそれほど変化を求めていないからだろう。「さて、今朝は何を作ろうか(食べようか)」ということに頭を使うよりも、決まった朝食で一日をスタートするという規律正しさの方が大切なように思う。

本日の『舞いあがれ!』。舞、久留実、貴司、それぞれに親と話をして関係性を修復したようである。ドラマではだいたいそうなるが、実際には親子関係を修復できないまま今日に至っている人は多いだろう。親子関係に限らず、いったん壊れてしまった、ねじれてしまった人間関係というものは、修復困難である。双方の側に回復したいという気持があったとしてもだ。その気持ちを言葉にすることには勇気がいる。

昨日のブログを書いてアップする。

10時半に家を出て、大学へ。

11時半から同僚の小村先生の研究室(高層棟の13階)で来年度の「現代人間論系総合講座」の打ち合わせを行う。小村先生、清水先生、久保田先生、私の4名で来年度の総合講座は担当する。これまでは論系の専任教員全員で担当していたのだが、それだと一人一人の負担は軽くて済むものの、オムニバス授業というものはどうしても散漫な(広く浅い)ものになりやすい。総合的ではあっても統合がとれていないのだ。4人であれば、有機的な連関の講座にできるだろうというのが狙いである。1時間半ほど話し合いをしたが、チームワークはよさそうである。

いったん研究室に戻り、メールのチェックなどをする。私の研究室は廊下の端っこにあるので、他の研究室と違って、窓が二面にある。その分、採光はよい(ただし眺めは全然よろしくない)。

昼食を「たかはし」に食べに出る。

焼魚(甘塩紅鮭)定食にする。

紅鮭も美味しいし、付け合わせの品も楽しい。

しかし、食事を十分に味わって食べることができなかった。席について上着の内ポケットからスマホを取り出そうとしてそれがないことに気づいたからだ。研究室を出る直前、メールが届いたので、それをチェックしたことは覚えている。そのあと研究室を出るときに上着の内ポケットかトートバッグの中に仕舞ったはずだが、それがないのである。どうも研究室のテーブルの上に置いてきてしまったらしい。それならそれでいいのだが、はなしてそうだろうか。研究室から「たかはし」に来る途中で落としてしまった(あまり考えられないが)可能性もある。

そそくさと食事を終えて、研究室にもどったが、テーブルの上にスマホはなかった。床に落ちているかもしれないと見てみたが、なかった。さて、困った。念のためにもう一度「たかはし」に戻り、席の周りを確認したが、やはりなかった。大学に戻る途中、馬場下の交差点の交番に寄って、スマホの落とし物がないかを聞いてみたが、なかった。「遺失届」を書くように促されて書くことになった。「携帯電話用」というものがあるのだ。

キャンパスに戻り、入口の警手さんに尋ねたがスマホの落とし物はなかった。最後に事務所に行ってみたら、なんと、届いていたのである。私の研究室の同じフロアーの先生が届けてくれたもので、「大久保先生の研究室の前に落ちていました」というメモが書かれていた。研究室を出て、すぐにポケット(たぶんズボンの尻ポケット)から落ちたのではないかと思われる。床に落ちた音で気づいてもよさそうなものだが、耳の聞こえががそれだけ悪くなっているのだろう。やれやれ。

すぐに拾って届けてくれた先生の研究室を訪ねて、お礼を述べる。助かりました。ありがとうございます。

気持を取り直して、研究室でオンデマンド講義の収録作業を行う。

5限・6限はゼミ。スマホが出て来たからよかったものの、これで出てこなかったら、授業をやっていても気もそろぞであったに違いない。

9時半に帰宅。夕食はパン、ビーフカレー、ウィンナー、牛乳。実は、パンは三日前に研究室にいらした卒業生のナオさんにお土産でいただいたものなのである。それをもって帰るのを忘れていて、三日間、研究室に放置されていたのだ(ナオさん、このブログを見ていたらごめんなさい)。生食パンで、賞味期限は昨日であったが、トーストして食べたら美味しくいただけました(残ったパンは冷凍にしました)。

食事をしながら『ザ・トラベルナース』第5話(録画)を見る。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。